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2020年シーズンのサンフランシスコ・49ers

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンフランシスコ・49ers 2020
成績 6勝10敗
地区 NFC西地区4位
CON NFC10位
結果 レギュラーシーズン敗退
オールプロ
プロボウル
組織
オーナー ジェド・ヨーク(英語版)
GM ジョン・リンチ
HC カイル・シャナハン
DC ロバート・サラー(英語版)
ホーム リーバイス・スタジアム
ユニフォーム
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2021 »

2020年シーズンは、サンフランシスコ・49ersのNFL71年目のシーズンであり、AAFC時代を含めチーム創設75年目のシーズン。カイル・シャナハン・ヘッドコーチの4年目のシーズン[1]。

概要

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2020年シーズンの49ersは最終成績6勝10敗(NFC西地区4位)に終わり、プレーオフ進出を逃した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、本拠地サンタクララでの試合開催が制限されるなど、ピッチ外での苦労も絶えない一年であった。

主力の相次ぐ離脱:崩壊したラインナップ

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前年の躍進を支えた主力の負傷が相次いだ。第2週のジェッツ戦では、前年の新人王 ニック・ボーサとDEソロモン・トーマスが共に膝の前十字靭帯(ACL)を断裂し、シーズン絶望となった。 さらに、QBジミー・ガロポロも足首の負傷によりシーズンの大半を欠場。エースTEジョージ・キトル、WRディーボ・サミュエル、CBリチャード・シャーマンらも度重なる怪我に見舞われ、49ersが負傷によって失った主力選手の総数はリーグ最多水準に達した[2]。

守備の奮闘と戦術の多様化

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主力を欠きながらも、守備コーディネーター(DC)ロバート・サラー率いる守備陣は奮闘を続けた。トータルディフェンスではリーグ5位という驚異的な粘りを見せ、LB フレッド・ワーナーがリーグ最高のLBの一人としてオールプロ1stチームに選出される大ブレイクを果たした。 攻撃では、怪我人続出の中で「何でも屋」的な役割をこなしたディーボ・サミュエルや、ベテランLT トレント・ウィリアムズ(引退したジョー・ステイリーの後継として加入)が孤軍奮闘し、カイル・シャナハンHCの戦術の奥深さを証明する形となった[3]。

本拠地喪失

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シーズン終盤、サンタクララ郡の公衆衛生規則により接触競技が禁止されたため、チームは本拠地リーバイス・スタジアムでの活動が不可能となった。 これにより、チームは拠点をアリゾナ州グレンデール(ライバルのカーディナルスの本拠地)に移し、シーズン最後の数試合を「ホームゲーム」として戦う異例の事態となった。心身ともに疲弊したチームは、そのまま浮上のきっかけを掴めずシーズンを終えることとなった。

NFL Top 100

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2020年シーズン開幕前に発表されたNFL Top 100に49ersからは5名が選出された[4]。

所属選手
順位前年比選手Pos.備考
7 29 ▲22 ジョージ・キトル TE
17 - ▲▲ ニック・ボーサ DE
28 - ▲▲ リチャード・シャーマン CB
43 - ▲▲ ジミー・ガロポロ QB
70 - ▲▲ フレッド・ワーナー LB
- 67 ▼▼ ディー・フォード DE
- 81 ▼▼ トレント・ウィリアムズ OT レッドスキンズより移籍
退団選手
順位前年比選手Pos.備考
56 - ▲▲ ディフォレスト・バックナー DT コルツへ移籍

直近のチーム成績

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49ers の当年及び近年のシーズン成績
年成績Con地区勝敗分率地区ConSOSSOV平均得点平均失点
2020 レギュラーシーズン敗退10位4位6100.3753-34-8.549.44823.524.4
2019 第54回スーパーボウル敗戦1位優勝1330.8125-110-2.504.46629.919.4
2018 レギュラーシーズン敗退15位3位4120.2501-52-10.504.40621.427.2
2017 レギュラーシーズン敗退13位4位6100.3751-53-9.512.43820.723.9
2016 レギュラーシーズン敗退16位4位2140.1252-42-10.504.25019.330.0
2015 レギュラーシーズン敗退15位4位5110.3121-54-8.539.46314.924.2
2014 レギュラーシーズン敗退8位3位880.5002-47-5.527.50819.121.2
2013 NFC決勝敗退5位2位1240.7505-19-3.494.41425.417.0
2012 第47回スーパーボウル敗戦2位優勝1141.7193-2-17-4-1.504.47724.817.1
2011 NFC決勝敗退2位優勝1330.8125-110-2.445.41323.814.3
2010 レギュラーシーズン敗退12位3位6100.3754-24-8.488.37519.121.6

ドラフト

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サンフランシスコ・49ers 2020 ドラフト
巡全体選手Pos.大学備考
1 13 IND>SF>TB
14 ジェイボン・キンロー DT サウスカロライナ大学 TB>SF
25 ブランドン・アイユーク WR アリゾナ州立大学 MIN>SF
31 SF>MIN
2 63 SF>KC
3 95 SF>DEN
4 117 TB>SF>MIN
137 SF>DEN>JAX
5 153 コルトン・マクキビッツ OT ウェストバージニア大学 MIA>ARI>MIA>SF
156 DEN>SF>WAS
176 SF>MIN
6 190 チャーリー・ウォーナー TE ジョージア大学 ATL>PHI>SF
210 SF>PHI
7 217 ジャワン・ジェニングス WR テネシー大学 DET>SF
245 SF>TB
主なドラフト外入団選手
巡全体選手Pos.大学備考
外 - サルボン・アーマッド RB ワシントン大学
外 - ヨナス・グリフィス LB インディアナ州立大学

プレシーズン

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新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、プレシーズンゲームが全試合中止

サンフランシスコ・49ers 2020(プレシーズン)
週米国日本対戦相手スコア開催地備考
P18/15(土)8/16(日)@デンバー・ブロンコスエンパワー・フィールド
P28/21(金)8/22(土)ラスベガス・レイダースリーバイス・スタジアム
P38/29(土)8/30(日)@シカゴ・ベアーズソルジャー・フィールド
P49/3(木)9/4(金)ロサンゼルス・チャージャーズリーバイス・スタジアム

レギュラーシーズン

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2020年3月15日、試合数を現行の16試合から17試合に増加させる労使協定案が合意されたが、試合数増加は2021年シーズン以降の施行となったため、2020年シーズンは前年と同様に行われた[5]。

2020年シーズンの49ersの対戦相手
AFCNFC
前年西地区南地区北地区東地区西地区南地区北地区東地区
1位 チーフス テキサンズ レイブンズ ペイトリオッツ 49ers セインツ パッカーズ イーグルス
2位 ブロンコス タイタンズ スティーラーズ ビルズ シーホークス ファルコンズ バイキングス カウボーイズ
3位 レイダース コルツ ブラウンズ ジェッツ ラムズ バッカニアーズ ベアーズ ジャイアンツ
4位 チャージャーズ ジャガーズ ベンガルズ ドルフィンズ カージナルス パンサーズ ライオンズ ワシントン

 :1度対戦  :2度対戦

サンフランシスコ・49ers 2020
週米国日本対戦相手スコア勝敗開催地備考
19/13(日)9/14(月)アリゾナ・カージナルス (1-0)20-240-1リーバイス・スタジアムR
29/20(日)9/21(月)@ニューヨーク・ジェッツ (0-2)31-131-1メットライフ・スタジアムR
39/27(日)9/28(月)@ニューヨーク・ジャイアンツ (0-3)36-92-1メットライフ・スタジアムR
410/4(日)10/5(月)フィラデルフィア・イーグルス (1-2-1)20-252-2リーバイス・スタジアムR
510/11(日)10/12(月)マイアミ・ドルフィンズ (2-3)17-432-3リーバイス・スタジアムR
610/18(日)10/19(月)ロサンゼルス・ラムズ (4-2)24-163-3リーバイス・スタジアムR
710/25(日)10/26(月)@ニューイングランド・ペイトリオッツ (2-4)33-64-3ジレット・スタジアムR
811/1(日)11/2(月)@シアトル・シーホークス (6-1)27-374-4センチュリーリンク・フィールドR
911/5(木)11/6(金)グリーンベイ・パッカーズ (6-2)17-344-5リーバイス・スタジアムR
1011/15(日)11/16(月)@ニューオーリンズ・セインツ (7-2)13-274-6メルセデス・ベンツ・スーパードームR
11Bye Week
1211/29(日)11/30(月)@ロサンゼルス・ラムズ (7-4)23-205-6SoFiスタジアムR
1312/7(月)12/8(火)バッファロー・ビルズ (9-3)24-345-7ステートファーム・スタジアムSFホーム代替地 R
1412/13(日)12/14(月)ワシントン・フットボールチーム (6-7)15-235-8ステートファーム・スタジアムSFホーム代替地 R
1512/20(日)12/21(月)@ダラス・カウボーイズ (5-9)33-415-9AT&TスタジアムR
1612/26(土)12/27(日)@アリゾナ・カージナルス (8-7)20-126-9ステートファーム・スタジアムR
171/3(日)1/4(月)シアトル・シーホークス (12-4)23-266-10ステートファーム・スタジアムSFホーム代替地 R

順位表

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NFC西地区 2020
チーム勝敗分勝率DIVCON総得点総失点平均得点平均失点SOVSOS
(3)シアトル・シーホークス1240.7504-29-345937128.723.2.404.447
(6)ロサンゼルス・ラムズ1060.6253-39-337229623.218.5.484.494
アリゾナ・カージナルス880.5002-46-641036725.622.9.441.475
サンフランシスコ・49ers6100.3753-34-837639023.524.4.448.549
NFC 2020
順位チーム地区勝敗分勝率DIVCONSOVSOS
地区優勝
1グリーンベイ・パッカーズ北1330.8125-110-2.387.428
2ニューオーリンズ・セインツ南1240.7506-010-2.406.459
3シアトル・シーホークス西1240.7504-29-3.404.447
4ワシントン・フットボールチーム東790.4384-25-7.388.459
ワイルドカード
5タンパベイ・バッカニアーズ南1150.6884-28-4.392.488
6ロサンゼルス・ラムズ西1060.6253-39-3.484.494
7シカゴ・ベアーズ北880.5002-46-6.336.488
8アリゾナ・カージナルス西880.5002-46-6.441.475
9ミネソタ・バイキングス北790.4384-25-7.366.504
10サンフランシスコ・49ers西6100.3753-34-8.448.549
11ニューヨーク・ジャイアンツ東6100.3754-25-7.427.502
12ダラス・カウボーイズ東6100.3752-45-7.333.471
13カロライナ・パンサーズ南5110.3121-54-8.388.531
14デトロイト・ライオンズ北5110.3121-54-8.350.508
15フィラデルフィア・イーグルス東4111.2812-44-8.469.537
16アトランタ・ファルコンズ南4120.2501-52-10.391.551
タイブレーク
・ カウボーイズ・ジャイアンツ(同地区):地区内勝率によりジャイアンツが上位
・ シーホークス・セインツ:カンファレンス内勝率によりセインツが上位
・ カージナルス・ベアーズ:共通の対戦相手との勝率によりベアーズが上位
・ 49ers・ジャイアンツ:直接対決での成績により49ersが上位
・ パンサーズ・ライオンズ:直接対決での成績によりパンサーズが上位

参照

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脚注

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出典

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  1. ↑ “2020 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule, Team Draftees, Injury Reports”. 2025年2月14日閲覧。
  2. ↑ “San Francisco 49ers 2020 Injury Report”. ESPN. 2026年2月4日閲覧。
  3. ↑ “2020 San Francisco 49ers Rosters, Stats, Schedule”. Pro-Football-Reference.com. 2026年2月4日閲覧。
  4. ↑ “2020 NFL Top 100” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2025年2月4日閲覧。
  5. ↑ NFL.COM 2020年3月15日

外部リンク

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