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2023年の大宮アルディージャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大宮アルディージャ
2023 シーズン
代表者 佐野秀彦
監督 相馬直樹→原崎政人
スタジアム NACK5スタジアム大宮
J2リーグ 21位
天皇杯 2回戦敗退
最多得点者 リーグ: 富山貴光、アンジェロッティ(5得点)
全大会: 富山貴光、柴山昌也、アンジェロッティ(5得点)
最多観客動員 11,827人(第40節・甲府戦)
最少観客動員 3,427人(第20節・藤枝戦)
平均観客動員 6,758人

ここでは2023年における大宮アルディージャの試合結果等について記載する。

概要

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クラブスローガン:「UNITE ONE ~限界の先へ~」。

相馬体制2年目。クラブ創立25周年。2020年15位、2021年16位、2022年19位と、2020年から急激に弱体化していったチームは2018年度から毎年目標に定めていたJ1昇格は強調しなかった[1]。クラブスローガンには「クラブが勝利するにはまず全員が団結することが必要であり、最後の一分一秒まで戦い続け、全力を出していく」という趣旨が込められている[2]。

スタッフ面では2019年度までヘッドコーチを担当していた原崎政人がヘッドコーチに再任。前年度まで問題のあった守備面補強に注力し、山岸範之がGKコーチに就任。選手面ではアンジェロッティが柏から期限付き移籍で加入、2年ぶりに外国籍選手が所属することとなった。 相馬はチーム始動開始に際し「我々はチャレンジャー。失敗しながら成長していきたい。ハードワークは必要になってくる。運動量で上回れるようになりたい」と力を込め、気合を語った[1]。キャンプでは初日に「チャレンジャーとして今シーズンを戦っていくチームの土台をしっかりと作り上げる」と、念入りな準備に注力した趣旨の内容を宣言し[3]、例年よりも強度の高いハードなトレーニングに取り組んだという[3][4][5]。

開幕後はチームは攻撃的なサッカーを志向し、得点力はあったが守備が崩壊することが多く、失点が上回る状況となっていた。第9節群馬戦で敗れて以降は8試合連続未勝利となり、第16節いわき戦に敗戦した事で最下位に転落、いわき戦の2日後となる5月19日に相馬の監督解任と原崎の監督就任が発表された。監督の年度途中解任は3年連続となった。しかしその後も状況は好転せず16試合連続未勝利となったが、7月には2017年まで大宮の監督であった渋谷洋樹がヘッドコーチに就任し、2021年まで大宮所属であった黒川淳史やポーランド代表のシュヴィルツォクらを補強し巻き返しを図った。

第24節千葉戦でリーグ戦久々の勝利を挙げる。8月27日に強化部長を務める秋元利幸との契約解除が発表された。千葉戦での勝利以降は、連敗こそあるものの第26節栃木戦からの5戦負けなしや第36節徳島戦からの4連勝など調子が上向いたに見えたが、第40節甲府戦と第41節清水戦で連敗したことでJ3降格圏となる21位が確定した。最終戦終了時点ではJ3リーグでJ2ライセンスを交付されなかったFC大阪がJ3の2位以内に入ることでのみ残留することになったものの[6][7]、11月25日、J3リーグ第37節でFC大阪が敗れ2位以内に入る可能性が消滅、同時にクラブ史上初のJ3降格が決まった。J1在籍歴のあるクラブがJ3降格するのは、2015年の大分、2021年の松本に次ぐ3例目となった。

加入・移籍選手

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IN

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POS 選手 前所属先 発表日 移籍形態 備考
GK 日本の旗 笠原昂史 V・ファーレン長崎 2022年12月23日 期限付き移籍から復帰
日本の旗 志村滉 ギラヴァンツ北九州 2022年12月25日 完全移籍に移行
DF 日本の旗 鈴木俊也 早稲田大 2021年3月4日 新加入
日本の旗 浦上仁騎 ヴァンフォーレ甲府 2022年12月13日 完全移籍
日本の旗 岡庭愁人 FC東京 2022年12月18日 期限付き移籍
日本の旗 大森理生 育成型期限付き移籍
日本の旗 袴田裕太郎 ジュビロ磐田 2022年12月19日 完全移籍に移行
日本の旗 飯田貴敬 京都サンガF.C. 2023年7月13日 期限付き移籍 シーズン中加入
ブラジルの旗 カイケ V・ファーレン長崎 2023年7月28日
MF 日本の旗 高柳郁弥 東洋大 2022年6月23日 新加入
日本の旗 阿部来誠 大宮アルディージャU18 2022年9月9日 トップチーム昇格
日本の旗 黒川淳史 FC町田ゼルビア 2023年7月4日 期限付き移籍 シーズン中加入
FW 日本の旗 室井彗佑 東洋大 2022年6月23日 新加入
日本の旗 大澤朋也 愛媛FC 2023年1月4日 育成型期限付き移籍から復帰
ブラジルの旗 アンジェロッティ 柏レイソル 2023年1月8日 期限付き移籍
ポーランドの旗 シュヴィルツォク ポーランドの旗 ザグウェンビェ・ルビン 2023年7月6日 完全移籍 シーズン中加入

OUT

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POS 選手 移籍先 発表日 移籍形態 備考
GK 日本の旗 上田智輝 藤枝MYFC 2022年11月14日 契約満了
日本の旗 加藤有輝 ギラヴァンツ北九州 2022年12月18日 期限付き移籍期間延長
DF 日本の旗 田代真一 いわてグルージャ盛岡 2022年10月31日 契約満了
日本の旗 山田将之 藤枝MYFC 2022年11月14日
日本の旗 西村慧祐 モンテディオ山形 2022年12月20日 期限付き移籍
日本の旗 吉永昇偉 愛媛FC 2022年12月29日
MF 日本の旗 菊地俊介 愛媛FC 2022年11月14日 契約満了
日本の旗 武田英寿 浦和レッズ 2022年12月12日 期限付き移籍期間終了
日本の旗 小野雅史 モンテディオ山形 2022年12月13日 完全移籍
日本の旗 矢島慎也 レノファ山口FC 2023年1月6日
日本の旗 奥抜侃志 ドイツの旗 1.FCニュルンベルク 2023年6月30日 シーズン中移籍
日本の旗 柴山昌也 セレッソ大阪 2023年7月28日
FW 日本の旗 髙田颯也 徳島ヴォルティス 2022年12月23日 期限付き移籍
日本の旗 河田篤秀 サガン鳥栖 2023年3月28日 完全移籍 シーズン中移籍

所属選手

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シーズン終了時
出場、得点欄はリーグ戦のみ

POS 背番号 選手名 生年月日 出場 得点 備考
GK 1 日本の旗 笠原昂史 1988年11月21日(37歳) 33 0
35 日本の旗 南雄太 1979年9月30日(47歳) 3 0
40 日本の旗 志村滉 1996年4月27日(30歳) 6 0
50 日本の旗 若林学歩 2004年3月10日(22歳) 0 0
DF 3 日本の旗 岡庭愁人 1999年9月16日(27歳) 42 0
4 ブラジルの旗 カイケ 2001年5月30日(25歳) 12 0
5 日本の旗 浦上仁騎 1996年11月11日(29歳) 29 2
17 日本の旗 新里亮 1990年7月2日(36歳) 25 0
22 日本の旗 茂木力也 1996年9月27日(30歳) 41 2
25 日本の旗 袴田裕太郎 1996年6月24日(30歳) 32 3
34 日本の旗 大森理生 2002年7月21日(24歳) 9 0
37 日本の旗 関口凱心 2001年9月24日(25歳) 3 0
41 日本の旗 飯田貴敬 1994年8月31日(32歳) 12 0
43 日本の旗 市原吏音 2005年7月7日(21歳) 17 0
46 日本の旗 貫真郷 2003年10月2日(23歳) 8 0
MF 6 日本の旗 大橋尚志 1996年12月1日(29歳) 9 0
7 日本の旗 小島幹敏 1996年9月17日(30歳) 38 0
8 日本の旗 栗本広輝 1990年6月16日(36歳) 22 0
11 日本の旗 黒川淳史 1998年2月4日(28歳) 12 0
14 日本の旗 三幸秀稔 1993年5月23日(33歳) 7 0
15 日本の旗 大山啓輔 1995年5月7日(31歳) 20 0
16 日本の旗 石川俊輝 1991年7月10日(35歳) 22 0
31 日本の旗 阿部来誠 2004年12月17日(21歳) 0 0
32 日本の旗 高柳郁弥 2000年10月4日(26歳) 36 1
39 日本の旗 泉澤仁 1991年12月17日(34歳) 38 3
FW 9 日本の旗 中野誠也 1995年7月23日(31歳) 28 3
10 ポーランドの旗 シュヴィルツォク 1992年12月28日(33歳) 10 3
13 日本の旗 山﨑倫 2003年5月20日(23歳) 9 1
19 ブラジルの旗 アンジェロッティ 1998年4月27日(28歳) 34 5
23 日本の旗 矢島輝一 1995年4月6日(31歳) 6 0
28 日本の旗 富山貴光 キャプテン 1990年12月26日(35歳) 31 5
33 日本の旗 室井彗佑 2000年4月17日(26歳) 33 4
49 日本の旗 大澤朋也 2002年9月6日(24歳) 7 1

結果

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J2リーグ

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年間成績

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通算ホームアウェー
試勝分敗得失差勝点勝分敗得失差勝分敗得失差
42 11 6 25 37 71 −34 39 7 3 11 20 34 −14 4 3 14 17 37 −20

年間順位表

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順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点 昇格または降格
1 FC町田ゼルビア (C, P) 42 26 9 7 79 35 +44 87 J1 2024へ昇格
2 ジュビロ磐田 (P) 42 21 12 9 74 44 +30 75
3 東京ヴェルディ (O, P) 42 21 12 9 57 31 +26 75 J1昇格プレーオフ進出
4 清水エスパルス 42 20 14 8 78 34 +44 74
5 モンテディオ山形 42 21 4 17 64 54 +10 67
6 ジェフユナイテッド千葉 42 19 10 13 61 53 +8 67
7 V・ファーレン長崎 42 18 11 13 70 56 +14 65
8 ヴァンフォーレ甲府 42 18 10 14 60 50 +10 64
9 大分トリニータ 42 17 11 14 54 56 −2 62
10 ファジアーノ岡山 42 13 19 10 49 49 0 58
11 ザスパクサツ群馬 42 14 15 13 44 44 0 57
12 藤枝MYFC 42 14 10 18 61 72 −11 52
13 ブラウブリッツ秋田 42 12 15 15 37 44 −7 51
14 ロアッソ熊本 42 13 10 19 52 53 −1 49
15 徳島ヴォルティス 42 10 19 13 43 53 −10 49
16 ベガルタ仙台 42 12 12 18 48 61 −13 48
17 水戸ホーリーホック 42 11 14 17 49 66 −17 47
18 いわきFC 42 12 11 19 45 69 −24 47
19 栃木SC 42 10 14 18 39 47 −8 44
20 レノファ山口FC 42 10 14 18 37 67 −30 44
21 大宮アルディージャ (R) 42 11 6 25 37 71 −34 39 J3 2024へ降格
22 ツエーゲン金沢 (R) 42 9 8 25 41 70 −29 35
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (R) 降格

試合結果

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節試合日時刻ホームスコアアウェイスタジアム入場者数
102/18(土)14:00レノファ山口FC1-0大宮アルディージャみらスタ4,596
202/25(土)14:00大宮アルディージャ2-0ツエーゲン金沢NACK6,120
303/05(日)13:00ロアッソ熊本3-0大宮アルディージャえがおS4,547
403/11(土)14:00大宮アルディージャ1-0ジュビロ磐田NACK8,732
503/19(日)14:00栃木SC2-1大宮アルディージャカンセキ6,038
603/25(土)14:00大宮アルディージャ3-0大分トリニータNACK4,966
704/01(土)15:00東京ヴェルディ1-0大宮アルディージャ味スタ5,683
804/08(土)14:00大宮アルディージャ2-1モンテディオ山形NACK5,723
904/12(水)19:00大宮アルディージャ0-1ザスパクサツ群馬NACK4,358
1004/16(日)14:00ブラウブリッツ秋田2-1大宮アルディージャソユスタ2,203
1104/22(土)14:00大宮アルディージャ0-3清水エスパルスNACK9,316
1204/29(土)15:00ジェフユナイテッド千葉1-0大宮アルディージャフクアリ9,606
1305/03(水)14:00大宮アルディージャ0-1FC町田ゼルビアNACK6,973
1405/07(日)14:00大宮アルディージャ1-3徳島ヴォルティスNACK4,288
1505/13(土)13:00ファジアーノ岡山1-1大宮アルディージャCスタ5,600
1605/17(水)19:00いわきFC2-1大宮アルディージャいわきG2,793
1705/21(日)14:00大宮アルディージャ1-1ベガルタ仙台NACK7,909
1805/27(土)14:00ヴァンフォーレ甲府5-1大宮アルディージャJITス7,262
1906/03(土)14:00大宮アルディージャ1-2水戸ホーリーホックNACK4,756
2006/11(日)18:00大宮アルディージャ2-3藤枝MYFCNACK3,427
2106/17(土)19:00V・ファーレン長崎2-0大宮アルディージャトラスタ5,624
2206/24(土)18:00大宮アルディージャ1-5いわきFCNACK5,433

脚注

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注釈

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出典

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  1. 1 2 “J2大宮 相馬監督が気合「挑戦者として失敗しながら成長を」”. Sponichi Annex (2023年1月9日). 2023年1月11日閲覧。
  2. ↑ 『2023シーズントップチーム体制ならびにスローガンについて』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2023年1月9日。2023年1月11日閲覧。
  3. 1 2 『2023沖縄キャンプレポート 1月18日(水)』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2023年1月19日。2023年1月22日閲覧。
  4. ↑ 『2023沖縄キャンプレポート 1月19日(木)』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2023年1月20日。2023年1月22日閲覧。
  5. ↑ “2023沖縄キャンプレポート 1月20日(金)”. 大宮アルディージャ (2023年1月22日). 2023年1月22日閲覧。
  6. ↑ “クラブ史上最低のJ2・21位確定、凋落の大宮に残されたJ2残留の唯一の道はFC大阪に託されることに”. 超ワールドサッカー!. 2023年11月5日. 2023年11月5日閲覧.
  7. ↑ “FC大阪が相模原に5失点大敗で大宮のJ2残留が遠のく…J3残3試合で2位と勝ち点差6”. Goal.com. 2023年11月12日. 2023年11月12日閲覧.
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