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2024年の日本シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NPB 2024年の日本シリーズ
SMBC日本シリーズ2024
MVPを受賞した桑原将志
ゲームデータ
優勝
横浜DeNAベイスターズ
26年ぶり3回目
4勝2敗
スポンサー SMBC
試合日程 2024年10月26日 - 11月3日
最高殊勲選手 桑原将志
敢闘賞選手 今宮健太
チームデータ
横浜DeNAベイスターズ(セ)
監督 三浦大輔
シーズン成績 71勝69敗3分
(シーズン3位/CS優勝)
福岡ソフトバンクホークス(パ)
監督 小久保裕紀
シーズン成績 91勝49敗3分
(シーズン1位/CS優勝)
クライマックスシリーズ
セントラル・リーグ
パシフィック・リーグ
« 2023
2025 »
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2024年の日本シリーズ(2024ねんのにっぽんシリーズ)は、横浜DeNAベイスターズ(以下、DeNA)と福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)による第75回日本選手権シリーズ(75th Nippon Series)。

2024年10月26日に開幕し、11月3日の第6戦まで行われた。

DeNAが4勝2敗でソフトバンクを破り、26年ぶり3度目の日本一に輝いた[1]。

概要

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本大会の表題は「SMBC日本シリーズ2024」(エスエムビーシーにっぽんシリーズ2024)で、2014年以来11大会連続で三井住友銀行がタイトルスポンサーとなった[2]。

今シリーズは、セントラル・リーグのレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを制して勝ち上がったDeNAと、パシフィック・リーグのレギュラーシーズン、並びにクライマックスシリーズを制したソフトバンクによる対戦となった。DeNAは7年ぶり4度目、ソフトバンクは4年ぶり21度目の出場(いずれも前身球団時代を含む)。ソフトバンクの出場回数は西武と並び、巨人 (36度) に続く2位タイとなった。この両チームによる対戦は2017年の日本シリーズ(この年はソフトバンクの4勝2敗)以来2度目となる。また令和に入ってから日本シリーズに出場していないのは中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズのみとなった。

なお、レギュラーシーズン2位以下のチームが本シリーズに出場する例は2019年のソフトバンク(レギュラーシーズン2位から1位の西武を破った例)以来5年ぶり通算7度目で、3位から2度目の日本シリーズ進出を果たしたのはDeNAが史上初[注 1]。前回の出場となった2017年のソフトバンクとの対戦も、DeNAはレギュラーシーズン3位から出場している。

DeNAは年間勝率が.507で、1975年の阪急ブレーブスの.520を下回り、1シーズン通算最低勝率での日本シリーズ参戦となる[注 2][3]。

この年は、2004年以来20年ぶりに中止となった試合が発生した[注 3]。

試合日程

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SMBC日本シリーズ2024
日付試合ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場
10月26日(土)第1戦福岡ソフトバンクホークス5 - 3横浜DeNAベイスターズ横浜スタジアム
10月27日(日)第2戦福岡ソフトバンクホークス6 - 3横浜DeNAベイスターズ
10月28日(月)移動日
10月29日(火)第3戦横浜DeNAベイスターズ4 - 1福岡ソフトバンクホークスみずほPayPayドーム福岡
10月30日(水)第4戦横浜DeNAベイスターズ5 - 0福岡ソフトバンクホークス
10月31日(木)第5戦横浜DeNAベイスターズ7 - 0福岡ソフトバンクホークス
11月1日(金)移動日
11月2日(土)第6戦雨天中止横浜スタジアム
11月3日(日)福岡ソフトバンクホークス2 - 11横浜DeNAベイスターズ
優勝:横浜DeNAベイスターズ(26年ぶり3回目)
※いずれかのチームが4勝先取した時点で、日本シリーズは終了とする。
※第5戦以前に中止試合が発生した場合、第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。
※パ・リーグのホームゲーム(第3-5戦)では指名打者制を採用。
※この年の予告先発は開催要項発表の時点で実施された。

開催球場と試合開始時刻

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クライマックスシリーズからの勝ち上がり表

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CSファースト CSファイナル 日本シリーズ
                   
 
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1>)
 
 巨人(セ優勝) ☆●●●○○●
(3戦2勝制)
 DeNA ★○○○●●○
 阪神(セ2位) ●●
(7戦4勝制)
 DeNA(セ3位) ○○
 DeNA(セCS優勝) ●●○○○○
 ソフトバンク(パCS優勝) ○○●●●●
 
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1>)
 
 ソフトバンク(パ優勝) ☆○○○
(3戦2勝制)  
 日本ハム ★●●●
 日本ハム(パ2位) ●○○     
 ロッテ(パ3位) ○●●     
☆・★=クライマックスシリーズ・ファイナルのアドバンテージ1勝・1敗分

出場資格者

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福岡ソフトバンクホークス[5]
役職背番号名前投打
監督 90小久保裕紀-
コーチ 92奈良原浩(ヘッド)-
94倉野信次(投手)-
72若田部健一(投手〈ブルペン〉)-
78村上隆行(打撃)-
93村松有人(打撃)-
74松山秀明(2軍監督)-
73小笠原孝(2軍投手)-
76寺原隼人(2軍ファーム投手)-
88明石健志(2軍打撃)-
82髙田知季(2軍内野守備走塁)-
80本多雄一(内野守備走塁兼作戦)-
84髙谷裕亮(バッテリー)-
71中田賢一(投手コーチ〈ブルペン補佐〉)-
96城所龍磨(2軍外野守備走塁)-
83清水将海(2軍バッテリー)-
投手 2C.スチュワート・ジュニア右右
11津森宥紀右右
14又吉克樹右右
16東浜巨右右
17有原航平右右
26大津亮介右左
27岩井俊介右右
29石川柊太右右
35L.モイネロ左左
39尾形崇斗右左
40杉山一樹右右
47大関友久左左
49松本晴左左
51前田純左左
54R.オスナ右右
59長谷川威展左左
63D.ヘルナンデス左左
68木村光右左
捕手 12嶺井博希右右
19甲斐拓也右右
62海野隆司右右
79渡邉陸右左
内野手 0川瀬晃右左
4J.ダウンズ右右
6今宮健太右右
8牧原大成右左
23周東佑京右左
24栗原陵矢右左
25山川穂高右右
52リチャード右右
69仲田慶介右両
99野村勇右右
外野手 3近藤健介右左
7中村晃左左
9柳田悠岐右左
31正木智也右右
32柳町達右左
44笹川吉康左左
57緒方理貢右左
61川村友斗右左
横浜DeNAベイスターズ[6]
役職背番号名前投打
監督 81三浦大輔-
コーチ 72靍岡賢二郎(オフェンスチーフ)-
75石井琢朗(チーフ打撃兼走塁兼1塁ベース)-
77鈴木尚典(打撃)-
76田代富雄(打撃兼スコアラー)-
80相川亮二(ディフェンスチーフ兼バッテリー)-
79大原慎司(チーフ投手)-
94小杉陽太(投手)-
97田中浩康(内野守備兼3塁ベース)-
71小池正晃(外野守備)-
投手 11東克樹左左
13伊勢大夢右右
14石田健大左左
16大貫晋一右右
19山﨑康晃右右
20坂本裕哉左左
24吉野光樹右右
26濵口遥大左左
38森唯斗右右
41佐々木千隼右右
42A.ジャクソン右右
45森原康平右左
48京山将弥右右
49J.B.ウェンデルケン右右
53中川颯右左
69A.ケイ左左
92堀岡隼人右右
93Y.ディアス左左
捕手 5松尾汐恩右右
10戸柱恭孝右左
32益子京右右右
50山本祐大右右
内野手 00林琢真右左
2牧秀悟右右
3T.オースティン右右
6森敬斗右左
31柴田竜拓右左
51宮﨑敏郎右右
55井上絢登右左
60知野直人右右
98京田陽太右左
99M.フォード右左
外野手 1桑原将志右右
4度会隆輝右左
7佐野恵太右左
8神里和毅右左
25筒香嘉智右左
58梶原昂希右左
61蝦名達夫右右
63関根大気左左
  • DeNAはレギュラーシーズンで43試合に登板したローワン・ウィックやシーズン終盤山本祐大の負傷で出場機会を増やした伊藤光がともに肉離れで名簿から外れた。また対ソフトバンク戦で初登板初勝利を挙げた石田裕太郎などの新人、クライマックスシリーズでベンチ入りしていた東妻純平らも名簿に入ることはなかった。
  • ソフトバンクはレギュラーシーズンで40試合に登板した藤井皓哉が腰痛、50試合に登板した松本裕樹が右肩痛、交流戦対DeNA戦第3戦で先発した和田毅が左脚痛のため、いずれも名簿から外れた。また、8月27日の試合からベンチを外れていた井出竜也外野守備走塁兼作戦コーチも名簿から外れた。

国歌・始球式

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第7戦が開催された場合、始球式としてアレックス・ラミレス(前DeNA監督、前回の日本シリーズ出場時に指揮)が投球予定だった。

試合結果

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第1戦

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映像外部リンク
第1戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
10月26日 横浜 33,147人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 2 0 0 0 0 0 0 3 5 9 1
DeNA 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 9 1
  1. [ソ]:○有原(7回)、ヘルナンデス(1回)、オスナ(1回) - 甲斐
  2. [De]:●ジャクソン(4回2/3)、中川颯(0回1/3)、坂本(1回)、佐々木(1回)、山﨑(1回)、堀岡(1回) - 戸柱
  3. 勝利:有原(1勝)  
  4. 敗戦:ジャクソン(1敗)  
  5. 審判
    [球審]眞鍋
    [塁審]敷田(1B)、山路(2B)、福家(3B)
    [外審]名幸(LL)、原(RL)[注 4]
  6. 開始:18時33分 試合時間:3時間46分[7]
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[右]柳田悠岐410002100
投オスナ000000000
2[中]周東佑京520012000
3[遊]今宮健太410212100
4[一]山川穂高300002100
走一川瀬晃100000000
5[三]栗原陵矢320111110
6[左]正木智也300000000
打近藤健介000000100
走左緒方理貢100000000
7[二]牧原大成210010110
8[捕]甲斐拓也200002200
9[投]有原航平310201000
投ヘルナンデス000000000
打嶺井博希110000100
走右川村友斗000010000
DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]桑原将志510000000
2[二]牧秀悟500002000
3[左]佐野恵太410001000
4[一]オースティン210000200
走京田陽太000010000
5[三]宮﨑敏郎400000000
6[捕]戸柱恭孝410001000
7[右]梶原昂希420110000
8[遊]森敬斗420111000
9投ジャクソン100001000
投中川颯000000000
打フォード100000000
投坂本裕哉000000000
投佐々木千隼000000000
投山﨑康晃000000000
打蝦名達夫100001000
投堀岡隼人000000000
打筒香嘉智110000000
走林琢真000000000
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
勝有原航平710426404200
Hヘルナンデス1154103000
オスナ1338400032
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
敗ジャクソン4.29721309522
中川颯0.141001000
坂本裕哉1105100100
佐々木千隼183100000
山﨑康晃1225001200
堀岡隼人1197401032

先発投手はDeNAがクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦で先発し中6日のジャクソン、ソフトバンクはクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦で先発し中9日の有原航平。ジャクソンはソフトバンク戦初登板、有原はソフトバンク移籍後1軍戦初登板となった2023年6月6日の交流戦以来、日本ハム時代を含め3度目のDeNA戦登板となった。

1回は両投手とも走者を出したものの無失点に抑えたが、ソフトバンクは2回表、2死1塁から7番牧原大成の三塁線二塁打で2、3塁とすると、DeNAは8番甲斐を申告敬遠し9番ピッチャー有原と勝負、しかし有原が右前2点適時打を放ちソフトバンクが先制する[8]。ソフトバンク投手の日本シリーズにおける打点は、1966年の日本シリーズ第3戦における前身の南海・渡辺泰輔以来58年ぶりとなった[9]。ソフトバンクは5回表、2死1、2塁とし4番山川穂高を迎えたところで、DeNAは2番手中川颯に交代、中川は山川を三振に取りピンチを切り抜ける[10]。その後ソフトバンクは有原が7回無失点の後8回はヘルナンデスが無失点、DeNAは6、7、8回と走者は出したものの無失点に抑え膠着状態が続いたが、9回表ソフトバンクはDeNA6番手堀岡隼人から代打嶺井博希と周東佑京の中前打で1死1、2塁とした後、今宮健太の右翼線二塁打(牧秀悟の送球ミスの間に3塁進塁)で4-0とし、更に2死から栗原陵矢の左前打で5-0とする[11]。しかし9回裏DeNAはソフトバンク抑えオスナから先頭のオースティンが左翼フェンス直撃の二塁打で出塁、その後2死2塁となったものの梶原昂希、森敬斗の連続適時打で2点を返し、筒香嘉智の右安打で1、3塁から桑原将志の投ゴロをオスナが1塁悪送球し5-3、なおも2死1、3塁で一発出れば逆転サヨナラの場面を作るが、牧秀悟が中飛で試合終了[12]。ソフトバンクは2018年の日本シリーズ第3戦から続く日本シリーズの最長連勝記録を13に伸ばした。また勝利投手の有原はレギュラーシーズン含めプロ初の打点を記録したがこれが勝利打点。日本シリーズで投手が勝利と勝利打点を同時に記録したのは、1986年第5戦で延長サヨナラ安打を放った工藤公康(西武ライオンズ)以来日本シリーズ38年ぶりとなった[13]。

第2戦

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映像外部リンク
第2戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
10月27日 横浜 32,953人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 2 0 3 1 0 0 0 0 0 6 9 0
DeNA 0 0 0 0 2 0 1 0 0 3 9 1
  1. [ソ]:○モイネロ(6回2/3)、H尾形(0回1/3)、Hヘルナンデス(1回)、Sオスナ(1回) - 甲斐
  2. [De]:●大貫(2回1/3)、佐々木(0回2/3)、濵口(2回)、中川颯(1回2/3)、坂本(1回1/3)、伊勢(1回) - 戸柱、松尾
  3. 勝利:モイネロ(1勝)  
  4. セーブ:オスナ(1S)  
  5. 敗戦:大貫(1敗)  
  6. 本塁打
    [ソ]:山川1号(1回2ラン・大貫)
  7. 審判
    [球審]福家
    [塁審]山路(1B)、名幸(2B)、原(3B)
    [外審]笠原(LL)、敷田(RL)
  8. 開始:18時03分 試合時間:3時間20分[14]
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[右]柳田悠岐400001100
投オスナ000000000
2[中]周東佑京520021000
3[遊]今宮健太410001000
4[一]山川穂高431321000
5[三]栗原陵矢310011100
6[左]柳町達300011000
打ダウンズ100000000
左緒方理貢000000000
7[二]牧原大成420200000
8[捕]甲斐拓也300102000
9[投]モイネロ200001010
投ヘルナンデス000000000
打中村晃100000000
走右川村友斗000000000
DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]桑原将志520210000
2[右]梶原昂希420000000
3[二]牧秀悟420101000
4[左]筒香嘉智400002000
5[一]佐野恵太300000100
6[三]宮﨑敏郎410001000
7[捕]戸柱恭孝200000000
投中川颯100000000
投坂本裕哉000000000
打蝦名達夫100001000
投伊勢大夢000000000
8[遊]森敬斗310010100
9[投]大貫晋一000000000
投佐々木千隼000000000
打知野直人100001000
投濵口遥大000000000
打捕松尾汐恩310011000
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
勝モイネロ6.210629806233
H尾形崇斗0.1112100000
Hヘルナンデス183001000
Sオスナ1103000000
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
敗大貫晋一2.16216714254
佐々木千隼0.272000000
濵口遥大2378201011
中川颯1.2205003000
坂本裕哉1.1194001000
伊勢大夢193000000

先発投手は、ともにクライマックスシリーズ第2戦先発から中9日となるDeNA・大貫晋一とソフトバンク・モイネロ。大貫はソフトバンク戦初登板、モイネロは今年6月7日の交流戦第1戦で先発し8回をオースティンのソロ本塁打による1失点のみで勝利して以来のDeNA戦で、過去2勝3ホールド1セーブを記録。DeNAは前日4番一塁で先発出場していたが自打球を当てていたそのオースティンが欠場し、ベンチ入りメンバーからも外れた。

ソフトバンクは初回2死1塁から山川穂高がレフトスタンドへ2点本塁打を放ち先制[15]。ソフトバンクは3回にも連打と四球で無死満塁とし、1死後牧原大成の右前打で2点を追加、更に右翼手梶原昂希が打球処理をもたつく間に2、3塁とすると大貫は降板し、交代したDeNA2番手佐々木千隼から続く甲斐拓也が右犠飛で1点を追加し5-0[16]。ソフトバンクは4回にもDeNA3番手濵口遥大から周東佑京の二塁打と山川の左前適時打で6-0と差を広げる[17]。しかし5回裏、DeNAは1死から森敬斗の打球がモイネロの左腰を直撃する内野安打で出塁すると、続投したモイネロから4連打で2点を返す[18]。DeNAは7回にも2死から連打で1、2塁としモイネロはここで降板、ソフトバンク2番手尾形崇斗から牧秀悟が適時二塁打を放って6-3とする[19]。DeNA投手陣は5回以降1人の走者も出さなかったが、ソフトバンクも3番手ヘルナンデスが8回、4番手オスナが9回を完璧に抑え6-3で試合終了、ソフトバンクは日本シリーズ連勝記録を14に伸ばした[20]。

第3戦

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映像外部リンク
第3戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
10月29日 みずほPayPayドーム福岡 36,736人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
DeNA 1 0 0 0 2 0 0 1 0 4 6 0
ソフトバンク 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 10 0
  1. [De]:○東(7回)、H伊勢(1回)、S森原(1回) - 戸柱
  2. [ソ]:スチュワート・ジュニア(4回)、●大津(0回1/3)、岩井(0回2/3)、前田純(2回)、杉山(1回)、長谷川(1回) - 甲斐
  3. 勝利:東(1勝)  
  4. セーブ:森原(1S)  
  5. 敗戦:大津(1敗)  
  6. 本塁打
    [De]:桑原1号(5回ソロ・大津)
  7. 審判
    [球審]原
    [塁審]名幸(1B)、笠原(2B)、敷田(3B)
    [外審]眞鍋(LL)、山路(RL)
  8. 開始:18時34分 試合時間:3時間37分[21]
DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]左桑原将志421120100
2[右]梶原昂希410011010
3[二]一牧秀悟400101100
4[指]オースティン310002200
走指蝦名達夫000000000
5[左]筒香嘉智410100000
中神里和毅000000000
6[三]宮﨑敏郎200000200
走二林琢真000000000
7[一]佐野恵太300000100
三柴田竜拓000000000
8[捕]戸柱恭孝410100000
9[遊]森敬斗300002100
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[二]ダウンズ400001000
打中村晃100000000
2[右]柳田悠岐530010000
3[三]栗原陵矢420001000
4[一]山川穂高400000000
5[指]近藤健介320100100
6[遊]今宮健太420001000
7[左]正木智也300000000
打左柳町達100001000
8[捕]甲斐拓也300001000
打川瀬晃100000000
9[中]周東佑京310000100
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
勝東克樹7105301004011
H伊勢大夢1254000100
S森原康平1174000100
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
スチュワート・ジュニア46918304311
敗大津亮介0.1215210222
岩井俊介0.2103000100
前田純2276002000
杉山一樹1195100111
長谷川威展1164000100

先発投手は、クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦先発から中10日となるソフトバンク・スチュワート・ジュニアと、クライマックスシリーズファーストステージ第1戦で先発したものの、左脚肉離れにより4回で降板していたDeNA・東克樹。両投手は今年の交流戦第2戦でともに先発していた。

DeNAは1回先頭の桑原将志が2球目を右翼へ二塁打、続く梶原昂希の犠打で1死3塁とし、牧秀悟の遊ゴロの間に三走・桑原が生還し、今シリーズで初めて先制する[22]。その裏ソフトバンクは2死1、3塁から、今シリーズ初先発の近藤健介が左前適時打で同点に追いつく[23]。DeNAは3回、4回と立て続けに無死1、2塁のチャンスを迎えたものの、スチュワート・ジュニアが無失点に抑え得点ならず[24]。しかしDeNAは5回から登板したソフトバンク2番手大津亮介から、先頭の桑原が左中間へソロ本塁打で2-1とリード、更に内野安打と2四球で無死満塁から筒香嘉智の右中間への犠飛で3-1とする[25]。DeNA先発東は7回被安打10も無四球1失点に抑え降板。DeNAは8回表、1死1塁から戸柱恭孝がソフトバンク5番手杉山一樹から適時二塁打を放ち4-1とリードを広げ、8回を伊勢大夢、9回をシリーズ初登板となる抑えの森原康平が無失点に抑え、4-1でDeNAが今シリーズ、ならびに2017年の日本シリーズでは3戦3敗だった福岡で日本シリーズ初勝利[25]。一方ソフトバンクは、DeNAを上回る10安打を放ちながら初回の1得点のみにとどまり、早目の継投も裏目に出て敗戦、2018年の日本シリーズ第3戦から続いていた日本シリーズにおける連勝が14で、2011年の日本シリーズ第7戦から続いていた日本シリーズにおける本拠地での連勝が16でいずれも止まった[注 5][26]。

なお、試合前に村上隆行福岡ソフトバンク打撃コーチが「パ・リーグにもそんなにいないかもしれないけど、宮城(大弥)のほうが断然いい」[27]と発言した後にソフトバンクは4連敗を喫して日本一を逃したことから、1989年に近鉄が3連勝した後に加藤哲郎が「巨人はロッテより弱い」と発言したと報じられて巨人に4連敗を喫した状況に似ている。また、小久保裕紀監督が試合後の一問一答に応じた際にホークスのファンが指笛で東克樹の投球を妨害し審判から警告された件について問われると「よく分かんないですね。口笛[注 6]って笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」と発言し批判され[28]、更に「あと3つ負けられますね」と問われると「そうそうそう」と答えたため緊張感がないとしてこちらも批判を受けた[29]。後日、藤川球児と野口寿浩らが東の抗議について球種がわかったりする疑いが出てくるとして理解を示した[30][31]。

第4戦

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映像外部リンク
第4戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
10月30日 みずほPayPayドーム福岡 36,623人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
DeNA 0 0 0 1 0 0 4 0 0 5 11 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
  1. [De]:○ケイ(7回)、坂本(1回)、ウェンデルケン(1回) - 戸柱
  2. [ソ]:●石川(5回2/3)、尾形(0回2/3)、岩井(0回2/3)、松本晴(1回)、木村光(1回) - 甲斐、海野
  3. 勝利:ケイ(1勝)  
  4. 敗戦:石川(1敗)  
  5. 本塁打
    [De]:オースティン1号(4回ソロ・石川)、宮﨑1号(7回ソロ・尾形)
  6. 審判
    [球審]敷田
    [塁審]笠原(1B)、眞鍋(2B)、山路(3B)
    [外審]福家(LL)、名幸(RL)
  7. 開始:18時33分 試合時間:3時間19分[32]
DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]左桑原将志530200000
2[二]一牧秀悟400002100
3[左]筒香嘉智400003000
中神里和毅100000000
4[指]オースティン431211000
5[三]宮﨑敏郎411111000
三柴田竜拓000000000
6[右]梶原昂希410011001
7[一]佐野恵太310001000
打フォード110000000
走二林琢真000000000
8[捕]戸柱恭孝300010100
9[遊]森敬斗410010000
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[右]柳田悠岐420001000
2[中]周東佑京300002100
3[三]栗原陵矢400001000
4[一]山川穂高400002000
5[指]近藤健介410002000
6[遊]今宮健太410001000
7[二]牧原大成300000000
8[捕]甲斐拓也200001000
打ダウンズ100000000
捕海野隆司000000000
9[左]笹川吉康310000001
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
勝ケイ710226407100
坂本裕哉1254000100
ウェンデルケン1113000200
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
敗石川柊太5.29021414011
尾形崇斗0.2226312144
岩井俊介0.2214201100
松本晴1194101000
木村光1144101000

先発投手は、シーズン終盤9月23日以来の登板となるソフトバンク・石川柊太と、クライマックスシリーズファイナルステージ第6戦先発から中8日となるDeNA・ケイ。

DeNAは4回1死からオースティンが右中間ホームランテラスへのソロ本塁打で先制する[33]。ソフトバンクは3回まで無安打の後、4回先頭の柳田悠岐が初安打で出塁、5回には1死2塁、6回には2死2、3塁と得点圏に走者を進めたがいずれも凡退[34]。 DeNAは7回表先頭の宮﨑敏郎がソロ本塁打で追加点[35]。更にソフトバンク2番手尾形崇斗を攻め1死満塁とすると、ソフトバンクは3番手岩井俊介に交代、岩井から桑原将志が左越二塁打で2点を追加、更に2死満塁からオースティンが左前適時打で1点を追加し5-0とする[34] 。ソフトバンクはDeNA先発ケイに7回4安打無得点、その後もDeNA投手陣に抑えられ、DeNAが5-0で勝利、シリーズは2勝2敗の五分となった[34] 。ソフトバンクは17イニング連続無得点で2017年の日本シリーズ第4戦以来日本シリーズ20試合ぶり、球団史上10度目となる完封負け、また同第4・5戦以来日本シリーズ19試合ぶりとなる連敗を喫した[36]。本拠地開催における完封負けに限ると、2000年の日本シリーズ第5戦(対読売ジャイアンツ)以来24年ぶり24試合ぶり6度目となった。一方DeNAは上述の2017年第4戦以来となる球団史上日本シリーズ5度目の完封勝利で、敵地での完封勝利となると1960年の日本シリーズ第4戦(1-0 対大毎オリオンズ・後楽園球場)以来64年ぶり2度目となった。なお、第4戦までビジターチームが全て勝利するのは2011年の日本シリーズ以来史上6度目、ビジターチームが4試合全て先制し4連勝したのは史上初となった[37]。

第5戦

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第5戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
10月31日 みずほPayPayドーム福岡 36,636人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
DeNA 0 0 1 3 0 0 0 0 3 7 13 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0
  1. [De]:○ジャクソン(7回)、伊勢(1回)、中川颯(1回) - 戸柱
  2. [ソ]:●大関(2回2/3)、松本晴(0回1/3)、前田純(1回)、杉山(2回)、尾形(1回)、津森(1回2/3)、木村光(0回1/3) - 海野、嶺井
  3. 勝利:ジャクソン(1勝1敗)  
  4. 敗戦:大関(1敗)  
  5. 本塁打
    [De]:牧1号(4回3ラン・前田純)
  6. 審判
    [球審]山路
    [塁審]眞鍋(1B)、福家(2B)、名幸(3B)
    [外審]原(LL)、笠原(RL)
  7. 開始:18時01分 試合時間:3時間38分[38]


DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]左桑原将志410110200
2[右]梶原昂希620213000
3[二]一牧秀悟521320100
4[指]オースティン410001100
5[一]フォード310000200
走二林琢真000000000
6[三]宮﨑敏郎510002000
三柴田竜拓000000000
7[左]筒香嘉智420101100
走中神里和毅000010000
8[捕]戸柱恭孝520011000
9[遊]森敬斗410010100
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[左]笹川吉康400002000
2[右]柳田悠岐410001000
3[三]栗原陵矢300002000
4[一]山川穂高400002000
5[指]近藤健介300001100
6[遊]今宮健太410000000
7[二]牧原大成310000100
8[捕]海野隆司100001000
打捕嶺井博希200001000
9[中]周東佑京310000001
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
勝ジャクソン710827308300
伊勢大夢1134102000
中川颯1133000000
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
敗大関友久2.27916402411
松本晴0.152100000
前田純1367312133
杉山一樹2268201000
尾形崇斗1134100000
津森宥紀1.2339103333
木村光0.152100000

先発投手は、シーズン終盤9月18日に怪我で途中降板して以来の公式戦登板となるソフトバンク・大関友久と、第1戦先発から中4日となるDeNA・ジャクソン。

DeNAは1回表から四死球で二死一、二塁のチャンスを作るもフォードが一ゴロに倒れ、2回表も満塁のチャンスを作るも梶原が遊ゴロに倒れる。一方のソフトバンクはジャクソン相手に1回裏は3者連続三振と完璧に抑えられ、2回裏に二死から連打で一、二塁のチャンスを作ったが、海野が見逃し三振に打ち取られる。 DeNAは3回表、2死1、2塁から筒香嘉智の適時打で先制。続く4回表はソフトバンク3番手前田純から無死1、2塁とし牧秀悟がレフトスタンドへ3点本塁打を放ち、DeNAがリードを4点に広げる[39]。DeNA先発ジャクソンは4回以降ソフトバンク打線を無安打に抑え、7回に四死球と暴投で1死2、3塁のピンチを招いたものの、嶺井博希と周東佑京を抑え7回無失点[39] 。DeNAは9回にもソフトバンク6番手津森宥紀から桑原将志が押し出し死球、その後代わった7番手木村光から梶原昂希の2点適時打で3点を追加し7-0とし、その裏を3番手中川颯が抑え、日本シリーズ史上1999年の日本シリーズ第3、4戦の福岡ダイエーホークス(対中日ドラゴンズ)以来25年ぶり7度目、球団としては初となる2試合連続完封勝利[注 7][39] 。一方敗れたソフトバンクは僅か4安打で第3戦2回から26イニング連続無得点となり、1958年の日本シリーズ第5戦から第7戦にかけ読売ジャイアンツが記録した日本シリーズワースト記録に並び、本拠地のみにおける連続イニング無得点記録としてはワースト記録を更新した。球団史上、日本シリーズで3連敗したのは2003年の日本シリーズ第3戦から第5戦(全て阪神甲子園球場)以来22年ぶり、本拠地で3連敗したのは2011年の日本シリーズ第1、2、6戦以来13年ぶり、本拠地3連戦3連敗は2000年の日本シリーズ第3戦から第5戦以来24年ぶり、2試合連続完封負けは、1953年の日本シリーズ第4戦(後楽園球場)第5戦(大阪球場)以来71年ぶり、本拠地での2試合連続完封負けとなると、南海ホークスが日本シリーズ初参戦した1951年の日本シリーズ第1、2戦(ともに大阪球場)以来73年ぶりの屈辱となった[40]。

第6戦

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第6戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2024- - 日本野球機構(NPB)公式チャンネル
11月3日 横浜 33,136人
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 6 1
DeNA 0 3 1 0 7 0 0 0 X 11 13 0
  1. [ソ]:●有原(3回)、尾形(1回)、スチュワート・ジュニア(0回1/3)、岩井(0回2/3)、杉山(1回)、ヘルナンデス(1回)、津森(1回) - 甲斐
  2. [De]:大貫(4回)、H濵口(1回)、○坂本(2回)、伊勢(1回)、森原(1回) - 戸柱
  3. 勝利:坂本(1勝)  
  4. 敗戦:有原(1勝1敗)  
  5. 本塁打
    [ソ]:柳田1号(4回2ラン・大貫)
    [De]:筒香1号(2回ソロ・有原)
  6. 審判
    [球審]名幸
    [塁審]福家(1B)、原(2B)、笠原(3B)
    [外審]敷田(LL)、眞鍋(RL)
  7. 開始:18時03分 試合時間:3時間11分[41]
ソフトバンク
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]周東佑京400001000
2[遊]今宮健太430010000
3[右]柳田悠岐411211000
4[一]山川穂高300002000
5[左]近藤健介320000000
6[三]栗原陵矢300001000
7[二]牧原大成300000000
8[捕]甲斐拓也300001000
9[投]有原航平100000000
投尾形崇斗000000000
打ダウンズ100000000
投スチュワート・ジュニア000000000
投岩井俊介000000000
投杉山一樹000000000
投ヘルナンデス000000000
打中村晃100000000
投津森宥紀000000000
DeNA
打

順
守

備
選

手
打

数
安

打
本
塁
打
打

点
得

点
三

振
四
死
球
犠

打
盗

塁
1[中]桑原将志430310100
2[右]梶原昂希510112000
3[二]牧秀悟520011000
4[一]オースティン300112100
投坂本裕哉000000000
打フォード100000000
投伊勢大夢000000000
投森原康平000000000
5[左]筒香嘉智521421000
6[三]宮﨑敏郎410100100
7[捕]戸柱恭孝420020100
8[遊]森敬斗210120200
9[投]大貫晋一200002000
投濵口遥大000000000
打一佐野恵太210010000
ソフトバンク
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
敗有原航平36118614344
尾形崇斗1175203000
スチュワート・ジュニア0.1306300255
岩井俊介0.2145200122
杉山一樹1143000000
ヘルナンデス1163001000
津森宥紀1133000000
DeNA
選

手
投
球
回
投
球
数
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
死
球
失

点
自
責
点
大貫晋一45615513022
H濵口遥大1103001000
勝坂本裕哉2286102000
伊勢大夢1133000000
森原康平1103001000

第6戦は日本シリーズとしては台風接近により中止となった2004年第4戦以来となる順延となった。

先発はいずれも中止となった前日の予告先発からのスライドで、DeNAが第2戦から中6日の大貫、ソフトバンクが第1戦から中7日の有原。DeNAは2回に筒香がバックスクリーン右へのソロ本塁打を放ち先制、更に桑原も2点適時打を放ってリードを3点とする。桑原はこれがシリーズ新記録となる5試合連続打点となった。DeNAは3回にも森敬斗の押し出し四球で1点を追加。ソフトバンクは4回表柳田がバックスクリーンへ2点本塁打を放ち4-2と詰め寄ると同時に、第3戦2回から続いていた日本シリーズワースト記録の連続イニング無得点記録を29で止めたが、5回裏にDeNAはソフトバンク3番手スチュワート・ジュニアと4番手岩井から打者11人で5本の長短打に押し出しの2四死球で7得点のビッグイニングを作り11-2とし、最後は守護神の森原が柳田を空振り三振に仕留め、そのままDeNAが4勝2敗で1998年以来26年ぶりの日本一を達成した。

リーグ2位以下のチームの日本一は、2019年のソフトバンク以来5年ぶり5度目で、セ・リーグのチームでは2007年の中日以来17年ぶり2度目。リーグ3位からの日本一は、2010年のロッテ以来、14年ぶり史上2チーム目、セ・リーグ史上初[42]。また、DeNAは12球団で唯一、リーグ優勝回数(2回)より日本シリーズ優勝回数(3回)の方が多い球団となった[43]。ソフトバンクは日本シリーズ8連覇中だったが、ON監督対決となった2000年の日本シリーズで巨人に4勝2敗で敗れて以来、24年ぶり(9シリーズぶり)のシリーズ敗退となった。また、21世紀以降初、2005年のソフトバンク改称後初の敗退、かつ前身の南海、ダイエー時代を通じ、巨人以外のセ・リーグ球団に対しても史上初の敗退となった[44]。ソフトバンクが日本シリーズで4連敗を喫したのは、南海時代の1973年、ダイエー時代の2000年に続き球団史上3度目。なお、日本シリーズにおける2桁得点は、2020年第2戦のソフトバンク(13-2、対巨人)以来で、DeNAとしては1998年の第5戦(17-5、対西武)以来球団史上2度目。一方で、ソフトバンクの日本シリーズ2桁失点は、南海時代の1952年第2戦(0-11、対巨人)、1966年第1戦(5-12、対巨人)に続く58年ぶり球団史上3度目の屈辱となった[45]。

DeNAの日本一により記録された事項

[編集]
  • リーグ戦3位からの日本一:2010年の千葉ロッテマリーンズ以来2例目。セ・リーグでは初。
  • セ・リーグ球団の連続日本一:2002年以来22年ぶり(2000年:読売ジャイアンツ、2001年:ヤクルトスワローズ、2002年:読売ジャイアンツによる3年間)。
  • 日本一球団のリーグ戦最少貯金記録:貯金2(71勝69敗3分け)。これまでは、1975年の阪急ブレーブスの貯金5が最少記録であった[46]。
  • 日本一球団のリーグ戦最低勝率記録:5割7厘。これまでは1975年、阪急ブレーブスの5割2分が最少記録であった[46]。
  • DeNAが3位から日本一になったため、初めてリーグ優勝回数よりも日本一になった回数が多い球団となった(リーグ優勝は昭和時代の大洋と平成時代の横浜ベイスターズの2回、日本一は令和での今回を含めて3回)。
  • この年のDeNAは、ファームにおいてもファーム日本選手権にてソフトバンクを下し初の日本一を達成している[47]。一軍・ファームの親子日本一、選手権の同一組み合わせはいずれも2005年の千葉ロッテマリーンズ(対阪神タイガース)以来となる。
  • ホークスは南海、福岡ダイエー時代を含め日本シリーズで初めて巨人以外の球団に日本一を奪われることになった。なお、ソフトバンクになって以降日本シリーズでの敗退は初であった。
  • DeNAが今大会で日本一になったことにより、21世紀(平成時代を含む)およびCS導入後に日本一を経験していないのは広島(前の日本一は古葉竹識が監督をしていた1984年・昭和59年)のみとなった。

表彰選手

[編集]
  • 最高殊勲選手賞(MVP):桑原将志(DeNA)
    • 打率.444(27打数12安打)、1本塁打、9打点。第2戦から5試合連続打点(シリーズ新記録)。第3戦でシリーズ初本塁打、全試合で安打を放つ活躍で日本一に貢献した。DeNAのMVP受賞は前身の大洋、横浜時代を含めて1998年の鈴木尚典以来3人目。
  • 優秀選手賞:筒香嘉智(DeNA)
    • 打率.286(22打数6安打)、1本塁打、6打点。第3戦で追加点となる犠飛、日本一を決めた第6戦でシリーズでは自身7年ぶりの本塁打となる先制ソロと、5回には満塁のチャンスで走者一掃の適時二塁打を放つなど4打点の活躍を見せ、自身初の日本一に花を添えた。
  • 優秀選手賞:アンソニー・ケイ(DeNA)
    • 第4戦に先発し、7回被安打4、7奪三振、無失点の好投で勝利投手。
  • 優秀選手賞:アンドレ・ジャクソン(DeNA)
    • 第1戦と第5戦に先発し、1勝1敗、防御率1.54(投球回数11回2/3、自責点2)。第5戦では7回被安打3、8奪三振、無失点の好投でシリーズ初勝利を挙げる。
  • 敢闘選手賞:今宮健太(ソフトバンク)
    • 打率.375(24打数9安打)、2打点。第1戦でダメ押しの適時二塁打を放つ。
  • SMBCみんなの声援賞:牧秀悟(DeNA)
    • 打率.222(27打数6安打)、1本塁打、5打点。低打率ながらも第5戦で中押しの本塁打を放つ。

記録

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(当該記事参照)

新記録

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  • 最多連続勝利 14:福岡ソフトバンクホークス(2018第3~6戦、2019第1~4戦、2020第1~4戦、2024第1、2戦)
  • 連続試合打点 5試合:桑原将志(横浜DeNA、第2~6戦)
  • 最多連続イニング無得点 29イニング:福岡ソフトバンクホークス(第3戦2回~第6戦3回)

タイ記録

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  • 最多連続打者奪三振 5:A. ジャクソン(横浜DeNAベイスターズ、第1戦2〜4回)※史上3人目、3度目。
  • イニング最多奪三振 3:※過去多数
    • A. ジャクソン(横浜DeNAベイスターズ、第1戦3回、第5戦1回)
    • D. ヘルナンデス(福岡ソフトバンクホークス、第1戦8回)
    • 大貫晋一(横浜DeNAベイスターズ、第2戦1回)
    • C. スチュワート・ジュニア(福岡ソフトバンクホークス、第3戦3回)
    • A. ケイ(横浜DeNAベイスターズ、第4戦1回)
    • 尾形崇斗(福岡ソフトバンクホークス、第6戦4回)
  • 最多連続試合二桁安打 3試合:横浜DeNAベイスターズ

(第4~6戦)※2022年東京ヤクルトスワローズ(第1~3戦)以来16度目。

  • 連続3試合計最少得点 1:福岡ソフトバンクホークス

(第3戦 1、第4戦 0、第5戦 0)※1992年ヤクルトスワローズ以来3度目。

  • 連続2試合計最少得点 0:福岡ソフトバンクホークス(第4、5戦) ※1999年中日ドラゴンズ以来7度目。
  • ゲーム最多死球合計(両チーム) 4(福岡ソフトバンクホークス1、横浜DeNAベイスターズ 3)※2008年第2戦以来3度目。
  • 初登板、第一打者に被本塁打:大津亮介(福岡ソフトバンクホークス、第3戦5回 打者桑原将志) ※2015年第3戦千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)以来15人目。
6試合制日本シリーズにおける記録
  • 最多打点 9:桑原将志(横浜DeNA)※1985年ランディ・バース(阪神タイガース)以来3人目、3度目。
  • チーム最少得点 14:福岡ソフトバンクホークス ※2012年北海道日本ハムファイターズ以来3度目。
  • 最多二塁打 16:横浜DeNAベイスターズ ※1998年横浜ベイスターズ以来2度目。
  • 最少本塁打 2:福岡ソフトバンクホークス ※1952年南海ホークス以来2度目。
  • 最多死球 6:横浜DeNAベイスターズ ※1975年阪急ブレーブス以来2度目。
  • 最少三塁打 0:横浜DeNAベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス ※過去多数
  • シリーズ最少完投合計(両チーム) 0:横浜DeNAベイスターズ 0、福岡ソフトバンクホークス 0 ※2022年オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズ以来18度目。
  • 二塁手最多補殺 26:牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ) ※1985年岡田彰布(阪神タイガース)以来2人目、2度目。

テレビ・ラジオ放送およびネット配信

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日本シリーズはレギュラーシーズンとは異なり、日本野球機構(NPB)管轄のため、あらかじめ放送権を指定されている。なお、雨天順延の場合、各戦のテレビ中継もスライドされる。また、第2戦はテレビ・ラジオともに第50回衆議院議員総選挙実施に伴う特別番組の影響を受けた。

テレビ放送

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横浜スタジアム開催分はTBSテレビ系が全試合分を生中継した他、同日深夜にTBSチャンネル2で録画放送[48]。第2戦は『選挙の日』とのダブル特番で放送されていた。また、TBSテレビ系は第4戦(TBSテレビ制作。RKB毎日放送・TBSスパークル・TBSアクト制作協力。実況はTBSテレビのアナウンサーが担当)も中継をする(TBSテレビ系が5試合も放映権を獲得するのは1962年の東映フライヤーズ対阪神タイガース戦[注 8]以来となった)[注 9]。

第3戦はフジテレビ系・フジテレビTWOで中継(フジテレビ制作。テレビ西日本制作協力。実況も同局のアナウンサーが担当)[49]。なお、同局の中継では、SMBCと、球場名の命名権(みずほ銀行他みずほフィナンシャルグループ)が競合することへの配慮として、テロップでは球場名を出さず「福岡市中央区」と表記していたが、実況では通常通り球場名をアナウンスしていた。一方、第4戦を中継したTBSテレビは開始時には通常通り球場名を表示したが、その後右上に表示した「LIVE」のテロップは球場名を「福岡」のみとしていた。また第5戦を中継したテレビ朝日も通常通り球場名を表示した。

一方で日本テレビ系列とテレビ東京系列は今シリーズの放映権を逃した。特に日本テレビ系列は読売ジャイアンツがクライマックスシリーズの優勝を逃したことと、西暦偶数年でパ・リーグ主管分が3試合のみだったことが大きく影響している。また、みずほPayPayドーム福岡開催分を中継しているTOKYO MXは、管轄の違いから放送できなかった。

NHK衛星放送については、チャンネルの再編・削減によるNHK BSへの名称変更後では初めての中継となったが、第2戦・第3戦のみの中継にとどまった[50]。

第1戦(10月26日)
  • TBS系列≪地上波≫
    • 放送時間 17:51 - 22:25(25分延長)
第2戦(10月27日)
第3戦(10月29日)
第4戦(10月30日)
  • TBS系列≪地上波。制作協力:RKB毎日放送≫
    • 放送時間 18:15 - 22:00(定時終了のため、延長オプションなし)
第5戦(10月31日)
第6戦(11月3日)
  • TBS系列≪地上波≫
    • 放送時間 17:45 - 21:30(30分延長)
(参考)開催されなかった試合の放映予定
  • 第7戦 TBS系列(地上波)

ラジオ放送

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テレビ局と異なり、ラジオ局は1試合単位ではなくシリーズ全試合を放送する。

  • NHKラジオ第1では、全試合を全国向けに中継(全試合途中、『NHKきょうのニュース』などによる中断を挟む)。ただし第2戦は、NHKラジオ第1では第50回衆議院議員総選挙に伴う選挙報道体制のため、ラジオ第1は18時50分で終了、その後『きょうのニュース』を挟む形で19時25分から試合終了までNHK-FMで対応させた[注 11][52]。
  • 例年対戦カードに関係なく放送するニッポン放送、文化放送[注 12]、東海ラジオ[注 13]、MBSラジオは本シリーズも放送。
    • ニッポン放送はDeNA主管試合を自社制作(NRNネット)、ソフトバンク主管試合をRKB毎日放送からのネット受けで放送(非NRN扱い)。
    • 文化放送はDeNA主管試合を自社制作(ローカル)、ソフトバンク主管試合を九州朝日放送からのネット受けで放送(NRNネット)。
    • 東海ラジオ、MBSラジオは全試合NRNネットで放送。
    • 尤も、第6戦の日程順延により、予備日に組み込まれた第7戦が開催されていた場合、ニッポン放送とMBSラジオは放送を決めていたものの、文化放送と東海ラジオは最後まで放送有無を明言しなかった。
  • 開催球場の放送地域内の局であるRKB毎日放送は全試合自社制作で放送。九州朝日放送は全試合放送するが、DeNA主管試合のうち第1・2戦をニッポン放送からのネット受けで放送(NRNネット)。
  • 前年、第2戦を除きネットした西日本放送は今年度のネットを行なわない。このため、放送対象地域内にNPB12球団の本拠地が所在しない民放ラジオ局でのネット局がゼロとなった。

ネット配信

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全試合TVerの他、TBS担当分はU-NEXT、フジテレビ担当分はフジテレビTWOsmart、テレビ朝日担当分はサイバーエージェント系のABEMAで配信(U-NEXTおよびフジテレビTWOsmartは有料)。

上述した通り、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズと管轄が異なるため、DAZN、パ・リーグTV、ニコニコ生放送などでの配信は行われない。

視聴率

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全てビデオリサーチ調べ、リアルタイム[53]。

試合 日付 放送時間 延長 放送局 視聴率(関東) 視聴率(北部九州)
第1戦 10月26日 (土) 18:00-22:25

(265分)

25分 TBS系列 6.5%(個人)、10.5%(世帯) 18.0%(個人)、27.8%(世帯)
第2戦 10月27日 (日) 17:45-21:32[注 14] (227分) なし[注 15] TBS系列 4.2%(個人)、6.9%(世帯) 13.0%(個人)、19.4%(世帯)
第3戦 10月29日 (火) 18:30-22:19 (229分) 85分 フジテレビ系列 4.0%(個人)、6.7%(世帯) 15.0%(個人)、22.7%(世帯)
第4戦 10月30日 (水) 18:15-22:00 (225分) なし TBS系列 5.8%(個人)、10.2%(世帯) 14.2%(個人)、22.7%(世帯)
第5戦 10月31日 (木) 17:50-21:50 (240分) 53分 テレビ朝日系列 5.8%(個人)、10.2%(世帯) 13.2%(個人)、20.8%(世帯)
第6戦 11月3日 (日) 17:45-21:30 (225分) 30分 TBS系列 9.4%(個人)、14.4%(世帯) 14.4%(個人)、21.0%(世帯)

特記事項

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今シリーズの日程は、日本時間ではメジャーリーグの第120回ワールドシリーズ(ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキース)と同じ日に設定されていた。日本シリーズと異なり、ワールドシリーズの地上波中継は民放各局の持ち回りで行う形式をとらず、NHKか民放1局のいずれかが全試合を独占中継する。この年はフジテレビがワールドシリーズの地上波放映権を持っていたため、フジテレビ系列では(日本時間の)午前から昼にかけてワールドシリーズの生中継を実施したほか、その日の夕方~夜にもダイジェスト版を編成した[54][55]。実際には、10月29日はワールドシリーズのダイジェスト版を17:48-18:30の放送とし、それに続けて日本シリーズ第3戦の生中継を実施。ただそれ以外の26日・27日・30日・31日は、ダイジェスト版を19:00から放送し、他局による日本シリーズ生中継に裏番組としてぶつけた。

これに対しNPBは、フジテレビから日本シリーズの取材パスを没収し、さらに11月の日本代表対チェコ代表戦でも同局へは取材パスを発行しない措置をとった[56][57]。ダイジェスト版放送について、フジテレビの港浩一社長(当時)は「朝の生中継を観られなかった視聴者のためだ」と説明[58]。NPBの井原敦事務局長は「テレビ局各局・スポンサー企業・NPB12球団・NPB機構の4者協力体制を損なうものだ」と非難した[57]。NPBはパス没収にとどまらず、26日の時点では日本シリーズ第3戦の放映権をフジテレビ系列から剥奪する方針も示していたが、これは決行されず[59]、別会社となるテレビ西日本などの系列局による取材は認められた。

後に公正取引委員会は取材パスの没収について、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)に抵触する恐れが高いとして、NPBに対して警告を行った[60][61]。

脚注

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注釈

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  1. ↑ 2004年以降、レギュラーシーズン2位以下からの日本シリーズを複数回経験しているケースは本シリーズ開幕時点で他に2005年と2010年のロッテ、2018年と2019年のソフトバンクのケースがある。
  2. ↑ 年間最高勝率(0.587)の近鉄とのプレーオフ(阪急は前期、近鉄は後期のそれぞれステージ1位)を制して優勝した。この年の日本シリーズも広島東洋カープに4勝2分けで下して日本一を達成している。
  3. ↑ 11月2日の第6戦が雨天中止。元号が令和になってからは初。
  4. ↑ 2023年は2022年から2年連続担当の者が4人(川口、津川、市川、福家)、3年連続担当の者が1人(深谷)と7人中5人が引き続き担当したが、今回は3年連続担当の福家を除いて連続担当者はいない。また2011年のセパの審判統合以降56歳を超えた審判員は、2023年まで日本シリーズを担当していなかったが、2024年に59歳を迎えた笠原が第2戦で、2020年以来11回目の担当となった。
  5. ↑ この本拠地16連勝の間、相手球場がドーム球場だった2019年(対巨人、東京ドーム、第3・4戦)と2020年(対巨人、京セラドーム大阪、第1・2戦)は全勝したため、ドーム球場における連勝は20を記録していたが、これも止まった。
  6. ↑ 指笛をやめるよう促した場内アナウンスで、指笛のことを「口笛」と言い間違えた。ソフトバンクベンチで大爆笑になったのは、その言い間違いについてのこと。
  7. ↑ 球団として1シリーズ2度の完封勝利は、1960年の日本シリーズ第1戦(川崎球場)第4戦(後楽園球場)以来2度目。
  8. ↑ 当時系列局だった朝日放送テレビ(1975年3月30日にNETテレビ〈現:テレビ朝日〉系にネットチェンジ)が制作した阪神主管分を含む。
  9. ↑ なお、一つの放送局および系列が同一シリーズで5試合以上の放映権を取得するのは、2022年の日本シリーズのフジテレビ(オリックス・バファローズ主管分は関西テレビ放送が制作協力)以来2年ぶりとなった。
  10. ↑ 毎週日曜18:00 - 18:45に放送されている大河ドラマ『光る君へ』の放送を優先するため。
  11. ↑ なお、ラジオ第1は19:25から19:55で『新日曜名作座』(同年10月17日に急逝した西田敏行が存命中に収録)を通常放送を経て、19:55以後は開票速報となる。
  12. ↑ プロ野球球団本拠地の地元放送局で唯一、クライマックスシリーズの試合中継の制作や自社向けの放送を一切実施していなかった。
  13. ↑ 2020年は放送せず。
  14. ↑ 番組枠そのものは25:00まで放送。
  15. ↑ 選挙特番内包のため。

出典

[編集]
  1. ↑ “DeNAが26年ぶり3度目の日本一 打線が11得点と大爆発! リーグ3位からの〝下克上〟ついに完結”. サンスポ. 2024年11月3日閲覧。
  2. ↑ “「日本シリーズ2024」特別協賛社決定のお知らせ”. 日本野球機構. 2024年8月14日閲覧。
  3. ↑ DeNAが7年ぶりリーグ3位から突破 CS下克上球団の日本一確率は・・・デイリースポーツ
  4. ↑ 「SMBC日本シリーズ2024」雨天順延時の試合日程・試合開始時間について 日本野球機構、2024年10月31日
  5. ↑ “出場資格者名簿(福岡ソフトバンクホークス)”. 日本野球機構. 2024年10月27日閲覧。
  6. ↑ “出場資格者名簿(横浜DeNAベイスターズ)”. 日本野球機構. 2024年10月27日閲覧。
  7. ↑ “【日本シリーズ】 横浜DeNAベイスターズ vs 福岡ソフトバンクホークス 第1戦”. 日本野球機構 (2024年10月26日). 2024年10月26日閲覧。
  8. ↑ “【ソフトバンク】日本S初打点は先発有原航平!DeNAジャクソンの153キロに対応、2点適時打”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツNEWS. 2024年10月26日. 2024年10月26日閲覧.
  9. ↑ sponichihawksの2024年10月26日19時37分(JST)のポスト- X(旧Twitter)
  10. ↑ “DeNA・中川颯、日本シリーズ初登板で山川をK斬り火消し救援 昨オフにオリックス自由契約で新加入”. サンスポ. 産経デジタル. 2024年10月26日. 2024年10月26日閲覧.
  11. ↑ “ソフトバンクが9回にダメ押しの3点追加!周東があわや前走者に追いつくWBC以来の“スピード違反””. スポニチ. スポーツニッポン新聞社. 2024年10月26日. 2024年10月26日閲覧.
  12. ↑ “DeNA、日本シリーズ第1戦は3-5で敗戦 九回に梶原、森敬の適時打などで3点返すも届かず”. サンスポ. 産経デジタル. 2024年10月26日. 2024年10月26日閲覧.
  13. ↑ “【ソフトバンク】日本シリーズ最長更新の13連勝 先発・有原航平は86年西武・工藤以来の投手V打”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年10月26日. 2024年10月26日閲覧.
  14. ↑ “【日本シリーズ】 横浜DeNAベイスターズ vs 福岡ソフトバンクホークス 第2戦”. 日本野球機構 (2024年10月27日). 2024年10月27日閲覧。
  15. ↑ “【DeNA】先発・大貫、山川に初回先制2ランを被弾 打たれた瞬間に天を仰ぐ”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年10月27日. 2024年10月27日閲覧.
  16. ↑ “【ソフトバンク】牧原大成の右前2点打、甲斐拓也の右犠飛で3点追加 3回終了時点で5点をリード”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年10月27日. 2024年10月27日閲覧.
  17. ↑ “【DeNA】ソフトバンクキラーの浜口遥大が3番手でリリーフ登板も山川に適時打で継投策失敗”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツNEWS. 2024年10月27日. 2024年10月27日閲覧.
  18. ↑ “ソフトバンク左腕モイネロが打球直撃アクシデントで急変…続投も完璧投球から2失点”. スポニチ. スポーツニッポン新聞社. 2024年10月27日. 2024年10月27日閲覧.
  19. ↑ “DeNA・牧秀悟が反撃の適時二塁打”. サンスポ. 産経デジタル. 2024年10月27日. 2024年10月27日閲覧.
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  24. ↑ “【ソフトバンク】近藤健介、今シリーズ初先発できっちり仕事 初回に同点二塁打”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2024年10月29日. 2024年10月29日閲覧.
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  54. ↑ “フジテレビ強運!!大谷WS放映権“たまたま”ゲット 解説に松井秀喜氏、ダルビッシュら大物にオファーか - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年10月26日閲覧。
  55. ↑ “ワールドシリーズ生中継のフジ、夜帯でも連日ダイジェスト版放送 解説に青木宣親氏、鳥谷敬氏ら”. 日刊スポーツ (2024年10月25日). 2024年11月3日閲覧。
  56. ↑ “NPB、フジの日本シリーズ取材パス没収 大リーグWSの放送原因か”. 毎日新聞. 2024年10月30日閲覧。
  57. 1 2 “NPB フジテレビの日本Sパス没収問題に初言及 「信頼関係が毀損された」チェコ戦もパス発行せず 「一度、話し合いをしたい」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2025年10月27日). 2025年10月26日閲覧。
  58. ↑ “フジ社長 大谷出場のWS地上波生中継に言及「個人的にはドジャースが4勝3敗で勝ってくれれば」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年10月26日閲覧。
  59. ↑ “日本シリーズからフジテレビを〝出禁〟 当初は放映権剥奪を通達したNPBの処分は妥当か 鬼筆のスポ魂”. 産経新聞 (2024年11月1日). 2025年10月26日閲覧。
  60. ↑ “(令和7年6月11日)一般社団法人日本野球機構に対する警告について”. 公正取引委員会 (2025年6月11日). 2025年6月11日閲覧。
  61. ↑ “NPBに公正取引委員会が警告 フジテレビの取材パス没収は独占禁止法違反の恐れ”. 日本経済新聞 (2025年6月11日). 2025年6月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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