2026年マイアミグランプリ
| レース詳細 | |||
|---|---|---|---|
|
| |||
| 日程 | 2026年シーズン第4戦 | ||
| 決勝開催日 | 5月3日 | ||
| 開催地 |
マイアミ・インターナショナル・オートドローム | ||
| コース長 | 5.412km | ||
| レース距離 | 57周(308.326km) | ||
| 決勝日天候 | 曇(ドライ) | ||
| ポールポジション | |||
| ドライバー | |||
| タイム | 1:27.798 | ||
| ファステストラップ | |||
| ドライバー |
| ||
| タイム | 1:31.869(35周目) | ||
| 決勝順位 | |||
| 優勝 |
| ||
| 2位 | |||
| 3位 | |||
2026年マイアミグランプリ(2026ねんマイアミグランプリ、英: 2026 Miami Grand Prix、正式名称: Formula 1 Crypto.com Miami Grand Prix 2026[1])は、2026年のF1世界選手権の第4戦として、2026年5月3日にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催された自動車レース。2022年の初開催以来、5回目のマイアミグランプリである[2]。
背景
[編集]- タイヤ
- ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C3、ミディアム(黄):C4、ソフト(赤):C5のソフト寄りの組み合わせ[3][4]。
ピレリタイヤの組み合わせ ドライ用 ウェット用 C3 C4 C5 インターミディエイト フルウェット 
(ハード)
(ミディアム)
(ソフト)
(小雨用)
(大雨用)
- オーバーテイクモード[4]
- ※( )内は検知ポイント。1周にわたり有効。
- ターン18の10m先(ターン17の20m先)
- ストレートモード:3箇所[4]
- ※開始箇所のみ記載。( )内は低グリップ路面時。特記のないゾーンは、次のターンの手前まで有効。
- ゾーンA1:ターン18の出口(ターン19の70m先)
- ゾーンA2:ターン8の165m先 - ターン11の手前まで有効(なし)
- ゾーンA3:ターン16の90m先(ターン16の150m先)
- レースフォーマットについて
- 前年に引き続き、3年連続でスプリントの対象レースとして開催される[5]。また、本来4月に開催される予定であったバーレーンGPとサウジアラビアGPがイスラエルとアメリカ合衆国によるイラン攻撃に端を発した中東情勢の悪化により中止となり[6]、開催期間が1か月空いたことや後述のレギュレーション変更に伴う習熟時間が必要となることから、唯一となるフリー走行(FP1)の走行開始時間を当初の予定から30分早め、90分に延長する[7]。
- 本GPからのレギュレーション変更について
- FIAは前戦日本GPまでの3戦における問題点を踏まえ、本GPから以下の規定が変更される(特記のない出典:[8])。
- 予選において1周のより多くの区間でフルスロットル走行が行われるようにするため、最大許容リチャージ量を8 MJ (2.2 kWh)から7 MJ (1.9 kWh)まで引き下げる。これにより、スーパークリッピング[注 2]の最大持続を1周あたり約2 - 4秒に短縮させる。
- ドライバーがリチャージのために費やす時間を減らし、エネルギーマネジメントにおける負担を軽減するため、スーパークリッピング時のピーク出力を予選・決勝ともに従来の250kWから350kWに引き上げる。
- 低エネルギー制限が適用され得るイベント数を8戦から12戦へと拡大する。
- レース中のブーストによって得られる最大出力を+150kW(またはそれ以上の場合は作動時の車両出力)に制限する。
- コーナー出口からブレーキングポイントまで(オーバーテイクモードゾーンを含む)の主要加速区間を除き、MGU-Kの出力を350kWから250kWに制限する。
- クラッチリリース直後に異常に加速が遅い車両を検知できる低出力スタート検知システムを本GPから試験運用する。
- ウェットレースとなった場合は以下の通り変更される。
- 特別リバリー
エントリー
[編集]- レギュラードライバー
- 前戦日本GPから変更なし。
| チーム | 車番 | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
|---|---|---|---|---|---|
| 81 | マクラーレン | MCL40 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 1 | |||||
| 63 | メルセデス | F1 W17 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 12 | |||||
| 3 | レッドブル・レーシング | RB22 | レッドブル・フォード DM01 | ||
| 6 | |||||
| 16 | フェラーリ | SF-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 44 | |||||
| 23 | アトラシアン・ウィリアムズ | FW48 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 55 | |||||
| 41 | レーシングブルズ | VCARB 03 | レッドブル・フォード DM01 | ||
| 30 | |||||
| 18 | アストンマーティン・アラムコ | AMR26 | ホンダ RA626H | ||
| 14 | |||||
| 31 | ハース | VF-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 87 | |||||
| 27 | アウディ | R26 | アウディ AFR26 Hybrid | ||
| 5 | |||||
| 10 | アルピーヌ | A526 | メルセデス M17 E Performance | ||
| 43 | |||||
| 11 | キャデラック | MAC-26 | フェラーリ 067/6 | ||
| 77 | |||||
| 出典: [16] | |||||
フリー走行
[編集]FP1
[編集]背景の節でも触れた通り、中東情勢の悪化によりレースの間隔が1か月空き、エネルギーに関するレギュレーションの変更、そしてスプリントフォーマットでフリー走行の機会がこのセッションのみとなるため、通常の60分から90分に延長された[17]。
1か月のブランクの間、各チームのマシンは様々なアップデートが施され、フェラーリとレッドブルはリアウィングのフラップが回転する「マカレナウイング」を搭載した[17]。
これまでの3戦で圧倒的な速さを見せたメルセデスに対し、マクラーレンとフェラーリ、そして今年の3戦で不振続きだったレッドブルを含めたライバルが速さを見せ[18]、それに続いたのがアルピーヌだった。90分間のセッションで大きなアクシデントによる中断はなく、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した[17]。
アストンマーティン勢は開始から20分ほど経ってようやくコースインしたが、他チームとの差はまだ大きく、フェルナンド・アロンソは19番手、ランス・ストロールは最下位でセッションを終えた[18]。
- 結果(トップ5のみ)
| 順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | フェラーリ | 1:29.310 | |
| 2 | レッドブル・レーシング | 1:29.607 | |
| 3 | マクラーレン | 1:29.758 | |
| 4 | フェラーリ | 1:29.777 | |
| 5 | メルセデス | 1:30.079 | |
| 出典: [19][20] | |||
スプリント予選
[編集]2026年5月1日 16:30
- 気温32度、路面温度53度、晴、ドライ[21]
ランド・ノリスがスプリントのポールポジションを獲得した。マクラーレン勢とフェラーリ勢が速さを見せる中、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがマクラーレン勢の間に割って入り2番手を確保してマクラーレンのフロントロー独占を阻止し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンも5番手と復調の兆しを見せた[21]。上位4強(メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル)に続く「ベスト・オブ・レスト」となったのはフリー走行同様アルピーヌ勢で、フランコ・コラピントは去就が不安視されている中でチームメイトのピエール・ガスリーを上回る8番手に入った[21]。
アレクサンダー・アルボンはSQ2進出を決めて同セッションを走行中、SQ1のトラックリミット違反が判明しベストタイムを抹消されたたため、19番手に降格した。トラックリミット違反の判断が遅れた影響により、本来SQ2を走行するはずだったリアム・ローソンはSQ2を走行できなかった[22]。
アストンマーティンは1ヶ月間の中断の中、開幕前から問題となっている異常振動の対策については評価したもののペース不足は改善されず、フェルナンド・アロンソがトラックリミット違反によりベストタイムが取り消され、SQ1トップのノリスと107%以上のタイムしか記録できず、ランス・ストロールはコースには出たもののタイムを出さず、2台とも107%ルールに抵触したが、FP1のタイムを考慮してスプリントの出走許可が降りている[23]。
スプリント予選の結果
[編集]| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | SQ1 | SQ2 | SQ3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 1:28.723 | 1:29.366 | 1:27.869 | 1 | |
| 2 | 12 | メルセデス | 1:29.312 | 1:29.209 | 1:28.091 | 2 | |
| 3 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 1:29.169 | 1:28.506 | 1:28.108 | 3 | |
| 4 | 16 | フェラーリ | 1:28.733 | 1:28.333 | 1:28.239 | 4 | |
| 5 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:29.801 | 1:29.093 | 1:28.461 | 5 | |
| 6 | 63 | メルセデス | 1:29.659 | 1:28.903 | 1:28.493 | 6 | |
| 7 | 44 | フェラーリ | 1:29.255 | 1:28.841 | 1:28.618 | 7 | |
| 8 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 1:30.386 | 1:29.527 | 1:29.320 | 8 | |
| 9 | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:30.352 | 1:29.750 | 1:29.422 | 9 | |
| 10 | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 1:29.984 | 1:29.973 | 1:29.474 | 10 | |
| 11 | 5 | アウディ | 1:30.561 | 1:29.994 | n/a | 11 | |
| 12 | 27 | アウディ | 1:30.270 | 1:30.019 | n/a | 12 | |
| 13 | 87 | ハース-フェラーリ | 1:30.614 | 1:30.116 | n/a | 13 | |
| 14 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:30.987 | 1:30.224 | n/a | 14 | |
| 15 | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:30.872 | 1:30.573 | n/a | PL 1 | |
| 16 | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:31.043 | No Time [注 4] | n/a | 15 | |
| 17 | 31 | ハース-フェラーリ | 1:31.245 | n/a | n/a | 16 | |
| 18 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 1:31.255 | n/a | n/a | 17 | |
| 19 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:31.322 | n/a [注 5] | n/a | 18 | |
| 20 | 77 | キャデラック-フェラーリ | 1:31.826 | n/a | n/a | 19 | |
| 107% time(SQ1のトップタイムから107%): 1:34.933 | |||||||
| NC | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 1:41.311 | n/a | n/a | 20 2 | |
| NC | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | No Time | n/a | n/a | 21 3 | |
| 出典: [24][25][26][27] | |||||||
- 追記
スプリント
[編集]2026年5月2日 12:00
ランド・ノリスがポール・トゥ・ウィンでスプリントを制し、2位でフィニッシュしたチームメイトのオスカー・ピアストリとともにマクラーレンが1-2フィニッシュを達成した[33]。
2番手スタートのアンドレア・キミ・アントネッリはスタートに失敗して4位まで順位を落とし、3位に浮上したシャルル・ルクレールもマクラーレン勢のペースについていくのがやっとで、これ以降はマクラーレン勢が優位にレースを進めた[34]。アントネッリはチームメイトのジョージ・ラッセルより先にフィニッシュしたが、最終ラップで4回目のトラックリミット違反を犯したため5秒のペナルティが加算され、4位から6位に降着となった[34][注 6]。
アウディ勢はニコ・ヒュルケンベルグがレコノサンスラップを走行中にマシン後方から火と煙が吹き上がったため出走できず、11位でフィニッシュしたガブリエル・ボルトレトはエンジン吸気圧違反のため、スプリント終了後に失格処分を受けた[33]。
アストンマーティン勢はフェルナンド・アロンソが最終ラップでセルジオ・ペレスをオーバーテイクして16位でフィニッシュ、ランス・ストロールも18位で完走を果たし[34]、ボルトレトの失格により15位と17位にそれぞれ順位が繰り上がった[33]。
スプリントの結果
[編集]| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 19 | 29:15.045 | 1 | 8 | |
| 2 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 19 | +3.766 | 3 | 7 | |
| 3 | 16 | フェラーリ | 19 | +6.251 | 4 | 6 | |
| 4 | 63 | メルセデス | 19 | +12.951 | 6 | 5 | |
| 5 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 19 | +13.639 | 5 | 4 | |
| 6 | 12 | メルセデス | 19 | +13.777 1 | 2 | 3 | |
| 7 | 44 | フェラーリ | 19 | +21.665 | 7 | 2 | |
| 8 | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 19 | +30.525 | 10 | 1 | |
| 9 | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 19 | +35.346 | 9 | ||
| 10 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 19 | +36.970 | 8 | ||
| 11 | 31 | ハース-フェラーリ | 19 | +56.972 | 16 | ||
| 12 | 87 | ハース-フェラーリ | 19 | +57.365 | 13 | ||
| 13 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 19 | +58.504 | 14 | ||
| 14 | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 19 | +59.358 | 15 | ||
| 15 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 19 | +1:16.067 | 20 | ||
| 16 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 19 | +1:16.691 | 17 | ||
| 17 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 19 | +1:17.626 | 21 | ||
| 18 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 19 | +1:28.173 | 18 | ||
| 19 | 77 | キャデラック-フェラーリ | 19 | +1:29.597 | 19 | ||
| DSQ | 5 | アウディ | 19 | 失格 | 11 | ||
| DNS | 27 | アウディ | 出火 | 12 | |||
| DNS | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | メカニカル | PL | |||
| 優勝スピード(勝者ノリスの平均速度): 210.599 km/h | |||||||
| ファステストラップ: ランド・ノリス - 1:31.885(10周目) | |||||||
| 出典: [36][32][27][37] | |||||||
- 追記
- ^1 - アントネッリはトラックリミット違反を4回犯したため、5秒のタイムペナルティ(スプリント終了後の裁定だったため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[33][38]。
- ^2 - ボルトレトはスプリント終了後の車検で、エンジン吸気圧が許容上限値を超えていたことが判明したため失格[33][39]。
| ドライバー | 周回数 | リードラップ |
|---|---|---|
| ランド・ノリス | 19周 | 1-19(全周回) |
| 出典: [40] | ||
- 太字は最多ラップリーダー
予選
[編集]2026年5月2日 16:00
- 気温34度、路面温度52度、湿度31%、晴、ドライ[41]
アンドレア・キミ・アントネッリが3戦連続でポールポジションを獲得した[41]。マックス・フェルスタッペンはQ3のラストアタックでアントネッリにわずかに及ばず2番手となったが、復調ぶりをアピールした[42]。スプリントで圧勝したマクラーレンだったが、ランド・ノリスはQ2敗退の危機を乗り換えて4番手[41]、オスカー・ピアストリもQ1で16番手とギリギリでQ2に進出し[42]、最終的には7番手となった[41]。アルピーヌ勢はスプリント予選に続いてQ3進出を果たした[41]。
スプリントで失格処分を受けたガブリエル・ボルトレトは分解整備のためQ1終盤の1回のアタックにとどまり、最下位のタイムに甘んじたのみならず、リアブレーキ周辺から出火したためコース上にマシンを止めざるを得なかった[41]。
アストンマーティン勢はQ1敗退に終わったが、ボルトレトとキャデラック勢を上回るタイムを出した[43]。しかし、フェルナンド・アロンソはギアボックスの問題を抱え、パフォーマンスを制限せざるを得なかったと語っている[44]。
なお、9番手のアイザック・ハジャーは予選終了後の車検で、「左側及び右側のフロアボードが、基準容積『RV-FLOOR BOARD』から2mm外側に突出していた」ことが判明し、FIAはレッドブル及びハジャーに対し翌日の朝7時に出頭を命じ[45]、失格処分が下された[46][47]。
予選結果
[編集]| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | メルセデス | 1:28.653 | 1:28.289 | 1:27.798 | 1 | |
| 2 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:29.099 | 1:28.116 | 1:27.964 | 2 | |
| 3 | 16 | フェラーリ | 1:28.938 | 1:28.315 | 1:28.143 | 3 | |
| 4 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 1:29.183 | 1:28.920 | 1:28.183 | 4 | |
| 5 | 63 | メルセデス | 1:29.492 | 1:28.477 | 1:28.197 | 5 | |
| 6 | 44 | フェラーリ | 1:29.483 | 1:28.477 | 1:28.319 | 6 | |
| 7 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 1:29.920 | 1:28.332 | 1:28.500 | 7 | |
| 8 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 1:29.584 | 1:28.975 | 1:28.762 | 8 | |
| 9 | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 1:29.914 | 1:29.070 | 1:28.810 | 9 | |
| 10 | 27 | アウディ | 1:29.645 | 1:29.439 | n/a | 10 | |
| 11 | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:29.595 | 1:29.499 | n/a | 11 | |
| 12 | 87 | ハース-フェラーリ | 1:29.340 | 1:29.567 | n/a | 12 | |
| 13 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:29.540 | 1:29.568 | n/a | 13 | |
| 14 | 31 | ハース-フェラーリ | 1:29.838 | 1:29.772 | n/a | 14 | |
| 15 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 1:29.720 | 1:29.946 | n/a | 15 | |
| 16 | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 1:30.133 | n/a | n/a | 16 | |
| 17 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 1:31.098 | n/a | n/a | 17 | |
| 18 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 1:31.164 | n/a | n/a | 18 | |
| 19 | 77 | キャデラック-フェラーリ | 1:31.629 | n/a | n/a | 19 | |
| 20 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 1:31.967 | n/a | n/a | 20 | |
| 21 | 5 | アウディ | 1:33.737 | n/a | n/a | 21 | |
| 107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:34.858 | |||||||
| DSQ | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 1:29.324 | 1:28.941 | 1:28.789 | PL 1 | |
| 出典: [48][49][50][51] | |||||||
- 追記
決勝
[編集]2026年5月3日 13:00 (当初の予定は16:00)[15]
- 気温27度、路面温度36度、湿度73%、曇、ドライ[55]
アンドレア・キミ・アントネッリが3戦連続でポール・トゥ・ウィンを決め、前年度チャンピオンのランド・ノリスが2位、チームメイトのオスカー・ピアストリが3位となった[55]。
背景の節でも触れた通り決勝当日は雷雨が予報され、アメリカの法律で雷雲が接近し落雷の危険性がある場合、F1のような大規模な屋外公共イベントは中止すると定められていることから[56]、レース中止という事態を回避するためFIAとF1グループ及び主催者の協議により、開始時間を3時間前倒しすることを決定した[57]。また、FIAは今シーズンから導入した「レインハザード」を始めて発令した[58]。
決勝当日は予報通り朝から雨が降り[59]、F1とともに開始時間が9時25分に前倒しされたFIA F2選手権のマイアミラウンドのフィーチャーレース(レース2)[57]は雨により大荒れの展開となった[59]。しかし、レース終盤には雨が止み、ドライタイヤを試すドライバーもいた[60]。決勝開始の段階ではドライコンディションで、レース中に接近した雨雲も小雨程度で済んだことから、最後までドライコンディションのままレースは終了した[60]。
フロントローの2台がスタートに失敗し、マックス・フェルスタッペンは360度スピンを喫してしまったものの接触等はなくコースに復帰したが、10位まで後退してしまった。これによりシャルル・ルクレールがトップに浮上するも、すぐにアンドレア・キミ・アントネッリとランド・ノリスに迫られ、3台のバトルが展開される[60]。
そんな中、6周目に2つのアクシデントが発生した。まずアイザック・ハジャーが左フロントをウォールに当ててしまいクラッシュし、自らのミスに悔しさを隠しきれなかった。その後、ピエール・ガスリーとリアム・ローソンが最終コーナーで接触し、ガスリーのマシンが横転してタイヤバリアに乗ってしまった。これらのアクシデントによりセーフティカーが出動し、フェルスタッペンはハードタイヤに交換して早めに交換義務を消化したが[60]ピット出口の白線を越えてコースに戻ってしまい、レース後の審議対象となった[61]。
雨が降り出した25周目にアントネッリがピットインし、1周遅れてノリスやルイス・ハミルトンもピットインするが、アントネッリにアンダーカットを許してしまった[60]。これにより一旦トップに浮上したフェルスタッペンだったが、アントネッリとノリスにあっさり先行されてしまった[60]。
その後はアントネッリがトップを走行するが、ギアボックスの問題を訴えノリスに接近されるも問題はなく、その後は独走で逃げ切り3戦連続でポール・トゥ・ウィンを達成した[60]。
序盤でピットインしたフェルスタッペンは使い古したハードタイヤで粘り続けたが、残り10周でルクレールとオスカー・ピアストリにも先行されてしまった[60]。
ピアストリが56周目のターン17でルクレールを抜いて3位に浮上。ルクレールは3位の座を取り戻そうとしたが単独スピンを喫してしまい、左フロントをコンクリートウォールにヒットしてダメージを負った[60]。このダメージの影響でまともなコーナリングができず度々コースをショートカットしてしまい、チェッカーフラッグを前にジョージ・ラッセルとフェルスタッペンに抜かれて6位でフィニッシュした[60]。ルクレールはこの行為により、ドライブスルーペナルティ(レース後のペナルティとなったため、20秒のタイムペナルティに換算)が科せられて8位に降着した[61]。また、フェルスタッペンも前述の件について5秒のタイムペナルティが科せられたが、順位に変動はなかった[61]。
アストンマーティン勢は決勝で初めて両者完走を果たし、開幕前からの問題となっていた異常振動については解決したものの、週末を通してギアボックスの問題を抱え続けながらの走行を強いられた[62]。
レース結果
[編集]| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 12 | メルセデス | 57 | 1:33:19.273 | 1 | 25 | |
| 2 | 1 | マクラーレン-メルセデス | 57 | +3.264 | 4 | 18 | |
| 3 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 57 | +27.092 | 7 | 15 | |
| 4 | 63 | メルセデス | 57 | +43.051 | 5 | 12 | |
| 5 | 3 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 57 | +48.949 1 | 2 | 10 | |
| 6 | 44 | フェラーリ | 57 | +53.753 | 6 | 8 | |
| 7 | 43 | アルピーヌ-メルセデス | 57 | +1:01.871 | 8 | 6 | |
| 8 | 16 | フェラーリ | 57 | +1:04.245 2 | 3 | 4 | |
| 9 | 55 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 57 | +1:22.072 | 13 | 2 | |
| 10 | 23 | アトラシアン・ウィリアムズ-メルセデス | 57 | +1:30.972 | 15 | 1 | |
| 11 | 87 | ハース-フェラーリ | 56 | +1 Lap | 12 | ||
| 12 | 5 | アウディ | 56 | +1 Lap | 21 | ||
| 13 | 31 | ハース-フェラーリ | 56 | +1 Lap | 14 | ||
| 14 | 41 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 56 | +1 Lap | 16 | ||
| 15 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 56 | +1 Lap | 17 | ||
| 16 | 11 | キャデラック-フェラーリ | 56 | +1 Lap | 20 | ||
| 17 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-ホンダ | 56 | +1 Lap | 18 | ||
| 18 | 77 | キャデラック-フェラーリ | 55 | +2 Laps | 19 | ||
| Ret | 27 | アウディ | 7 | メカニカル | 10 | ||
| Ret | 30 | レーシングブルズ-レッドブル・フォード | 6 | ギアボックス | 11 | ||
| Ret | 10 | アルピーヌ-メルセデス | 4 | 接触 | 9 | ||
| Ret | 6 | レッドブル・レーシング-レッドブル・フォード | 4 | アクシデント | PL | ||
| 優勝スピード(勝者アントネッリの平均速度): 198.235 km/h | |||||||
| ファステストラップ: ランド・ノリス - 1:31.869(35周目)[63] | |||||||
| 出典: [64][65][66][50][51] | |||||||
- 追記
- ^1 - フェルスタッペンはピット出口の白線を超えたため、5秒のタイムペナルティ(レース後の裁定だったため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[61][67]。
- ^2 - ルクレールはコース外走行を複数回行ったため、ドライブスルーペナルティ(レース後の裁定だったため、レースタイムに20秒加算)が科せられた[61][68]。
| ドライバー | 周回数 | リードラップ |
|---|---|---|
| シャルル・ルクレール | 11周 | 1-3, 5-12 |
| アンドレア・キミ・アントネッリ | 30周 | 4, 29-57 |
| ランド・ノリス | 15周 | 13-27 |
| マックス・フェルスタッペン | 1周 | 28 |
| 出典: [69] | ||
- 太字は最多ラップリーダー
記録
[編集]ドライバー
[編集]- アンドレア・キミ・アントネッリが史上初となる初勝利から3戦連続ポール・トゥ・ウィンを果たした[70]。
- バルテリ・ボッタスが史上14人目となる250戦目の出走を果たした[71][72]。
第4戦終了時点のランキング
[編集]
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| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 注:いずれもトップ5まで掲載。
- 注2:ノリスとハミルトンは同点だが、決勝における最上位フィニッシュ順位がノリスは2位、ハミルトンは3位であるため、ノリスが上位となる。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ 日本(JST / UTC+9)との時差は+13時間。
- ↑ バッテリーへのエネルギー回収量を増やす目的で、ドライバーが意図的にエンジン(ICE)の出力を使って発電量を高める運用状態を指す[9]。
- ↑ 回生したエネルギーを実際に発動・使用すること、あるいは回生したエネルギーを指す[10]。
- ↑ アルボンのトラックリミット判定の遅れにより走行できず[22]。
- ↑ SQ1におけるトラックリミット判定の遅れによりSQ2を走行したが、タイムは抹消された[22]。
- ↑ トラックリミット違反を3回犯すと警告の意味で黒白旗が振られ、4回目は5秒、5回目は10秒のタイムペナルティが科せられる[35]。
- ↑ 2026年シーズンのPUコンポーネントの年間上限はICE(エンジン)、TC(ターボチャージャー)、EXH(エキゾースト)が各4基、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、PU-CE(PUコントロールエレクトロニクス)、ES(エナジーストア)が各3基、PU-ANC(PU補助コンポーネント)は6基[53]。
出典
[編集]- ↑ “Miami Grand Prix 2026 - F1 Race” (英語). formula1.com. 2026年4月28日閲覧。
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- 1 2 “2026 Miami Grand Prix - Championship Points” (PDF) (英語). FIA (2026年5月3日). 2026年5月5日閲覧。
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