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2026年3月3日の月食

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2026年3月3日の月食
皆既月食
発生日 2026年3月3日
ガンマ値 -0.3765
食分 1.1507
サロス周期 133番(全71回の27番目)
皆既食継続時間 58分19秒
部分食継続時間 207分10秒
半影食継続時間 338分37秒
前回の月食 2025年9月7日
次回の月食 2026年8月28日
経過 (UTC)
 半影食始 (P1) 
8時44分22秒
 部分食始 (U1) 
9時50分0秒
 皆既食始 (U2) 
11時4分26秒
 最大食 
11時33分37秒
 皆既食終 (U3) 
12時2分45秒
 部分食終 (U4) 
13時17分10秒
 半影食終 (P4) 
14時22分59秒
出典: [1]

本項では2026年3月3日の月食(2026ねん3がつみっかのげっしょく)について述べる。地球上で発生する月食としては2025年9月7日に発生した皆既月食以来約半年ぶりで、2026年に発生する最初の月食である[2]。

概要

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この月食のサロス周期は133番。アメリカ航空宇宙局 (NASA) によって計算されている最大食分は約 1.15 で、月が地球の本影内を一時的に通過する皆既月食である[1]。サロス周期が133番の月食としては2008年2月21日の皆既月食以来となる[3]。ユーラシア大陸東部、オセアニア州、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸などの太平洋沿岸を中心に皆既月食を観測することができ、世界人口の約 64% に相当する約52億人が部分月食および皆既月食の状態を観測することが可能であると計算された[4]。

日本国内では西日本の一部地域で半影食の始まりが観測されないのを除いて、前回の2025年9月7日の月食に続いて全国で月食の全経過が観測される[5]。次に日本国内で皆既月食が観測されるのは約3年後の2028年12月31日(日本標準時では年が明けた2029年1月1日に観測)となり、2028年7月7日に発生する部分月食までは日本国内で月食が観測されない期間が続くことになる[6]。日本国内では月食の発生当日は、本州の南岸に存在していた低気圧の影響で全国的に天候が悪い状態であったが、天候が早期に快復した九州南部や沖縄県などでは皆既月食の様子が観測された[7]。また、兵庫県や高知県などの西日本の一部地域では断片的に月食を観測できた時間帯もあった[8][9]。


最大食時に月から見た地球の見え方

2026年3月3日の皆既月食の経過

月食の観測が可能な領域(白)を示した地図[1]

画像

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(撮影時刻はいずれも協定世界時による)

出典

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  1. 1 2 3 Fred Espenak (2009年4月29日). “Total Lunar Eclipse of 2026 March 03” (PDF). Goddard Space Flight Center. NASA. 2026年3月2日閲覧。
  2. ↑ “LUNAR ECLIPSES: 2021 - 2030”. Goddard Space Flight Center. NASA. 2026年3月2日閲覧。
  3. ↑ “Saros Series 133”. Goddard Space Flight Center. NASA. 2026年3月2日閲覧。
  4. ↑ Graham Jones. “2–3 March 2026 Total Lunar Eclipse (Blood Moon)”. timeanddate.com. 2026年3月2日閲覧。
  5. ↑ 天文年鑑編集委員会『天文年鑑 2026年版』誠文堂新光社、2025年、42-43頁。ISBN 978-4-416-52529-6。
  6. ↑ “月食一覧 | 月食一覧(2010年から2030年)”. 国立天文台. 2026年3月2日閲覧。
  7. ↑ “皆既月食 3日夜 九州南部などで観測 日本では次は3年後の元日”. NHKニュース. 2026年3月3日. 2026年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2026年3月9日閲覧.
  8. ↑ “兵庫上空でも皆既月食 雲の合間縫い「赤銅色」の月現る 佐用・大撫山”. 神戸新聞NEXT. 2026年3月3日. 2026年3月9日閲覧.
  9. ↑ “夜空に赤銅色の月 半年ぶり皆既月食 高知県庁から観測”. 2026年3月4日. 2026年3月9日閲覧. {{cite news}}: 不明な引数|newpaper=は無視されます。(もしかして:|newspaper=) (説明)

外部リンク

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