AEM八戸
| アエマ八戸 | |
|---|---|
| AEM Hachinohe | |
| 旧名称 | 三春屋(旧施設) |
| 概要 | |
| 現状 | 休業中 |
| 所在地 | 青森県八戸市十三日町13 |
| 着工 | 2023年10月(計画発表) |
| 完成 | 2025年4月15日(一部開業) |
| 閉鎖 | 2025年12月8日 |
| 管理運営 | 株式会社AEM |
| 技術的詳細 | |
| 階数 | 1階(利用部分) |
| その他の情報 | |
| 店舗数 |
11店舗(開業時) 25店舗(2025年7月) |
| ウェブサイト | |
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a-e-m | |
AEM八戸(アエマはちのへ)とは、かつて営業していた青森県八戸市中心市街地に所在する複合商業施設。
概要
AEM八戸は、2022年に営業を終了した三春屋百貨店の跡地1階フロアに開設された東北最大級のインドア型フードテーマパークとして計画され[1]、2025年4月15日にグランドオープンした。開業時には飲食店と物販店計11店舗が入居し[2]、ステージイベントのほか、ケバブ店、ドッグカフェ、たこ焼き店などが営業した[3]。
初日には約30名の来場者が列をつくったが[4]、翌日に八戸市熊谷雄一市長がおとずれ、「まだ本格オープンの段階とはいえない」と苦言を呈した[5]。同社の年間来客目標は300万人を掲げたが[6]、2025年12月8日に発生した青森県東方沖地震を理由に以降休業中。
2026年2月には、アエマ八戸の整備費用の一部1億1000万円が不正に流用したことが発覚し、投資家から資金を集めていたヤマワケエステートが不動産特定共同事業法に基づき大阪府から60日間の事業停止処分を受けた[7][8]。
アクセス
- 所在地:青森県八戸市十三日町13
- 最寄り駅:本八戸駅から徒歩約500m
かつて入居していたテナント
出店テナントの詳細および営業時間は公式サイトの「Shop List」を参照
- ドネルケバブ - ケバブHouse
- ベーカリー - 生はちみつ食パンローズメイ
- 物販 - アジアンマーケットAEM
- フードパーク - FOODHALL LAB101
- フレンチトースト - 美味しい誘惑 HONEY × TRAP
- ドリップコーヒー - ゆうぐれぐも
- ラーメン - NaCl
- 韓国料理 - ホンデポチャ
- 韓国料理 - タッカンマリ
- 唐揚げ 定食 - クレイジーフーズ
- ペルー料理 - アイミルカ
- カレー - インドカレーウサブ
- たい焼き 焼きそば - たい焼きと揚げ物のお店 悠
- たこ焼き - 大阪やき三太ダイニングNARITA
- バラ焼き わたあめ - 夢絆
- スイーツ - ごほうびや
- ベトナム料理 - ベトナム屋台cafe wow Bánh Mi
- ラーメン - 三八食堂
- ドリンクスタンド - ルナステーション
- ピザxポテト - PiPoTe
- 甘味処 - ぐ~たら
- 居酒屋 - よってっ亭
- ネイルサロン - obsessed by avocado house
- アニマルカフェ - エキゾチックアニマルカフェ Ricky
- VRカフェ - Virtual Reality Cafe
沿革
計画
2022年4月10日に旧三春屋百貨店が閉業後、2023年10月17日に運営会社のアエマ社が新商業施設計画を発表。「アジア」をテーマとした飲食、物販、サービスなど約100店舗の誘致を目指す方針を明らかにした。当初計画では年間売上高目標を25億円、初期投資額を8億円以内とした[4][9]。青森テレビは「東北最大級のインドア型テーマパーク」が開業予定であると報じた[10]。
資金調達
WeCapitalの子会社ヤマワケエステートは、2024年1月24日から同年2月8日まで 不動産クラウドファンディングにて6億9700万円を年利13.5%、運用期間12か月として募集し資金調達をした[11]。
開業延期
当初2024年4月26日と設定されていた開業予定は延期され、同年6月27日、さらに同年10月頃へと複数回にわたり延期された。アエマ社は、建材の調達難や納品遅延、人手不足による工事の遅滞、関係機関との許認可手続き遅延が原因とした[12]。
公益通報
一方、ヤマワケエステート社の親会社WeCapital社に対する公益通報によりアエマ八戸の建設工事費の2億円が工事業者に持ち逃げされ、ファンドの償還目途が立っていないことが公表された[13][脚注 1]。
また、WeCapitalの別の取締役に対し株主代表訴訟が提訴され、アエマ八戸の案件について、「実勢価格を大きく上回る不動産ファンドの組成[14]」があるとして外部通報がなされた。
開業後
アエマ社は、2025年4月15日の開業初日、営業時間の午前11時のオープンを30分延期があり「約30人の客から困惑の声[15]」と報じられた。また、同社はグランドオープンしたと報道陣に発表したが[4]、八戸市長の熊谷雄一氏は、「まだ本格オープンの段階ではないとの印象を受けた[5]」とし、「構想や事業予定について積極的な情報公開を望む[5]」と記者会見で意見を表明した。
休業
2025年12月8日、青森県東方沖地震が発生し、最大震度6強の地震が八戸市に被害をもたらした。AEM八戸は地震により施設内に被害が発生したとして臨時休業をしている。運営側は再開の意向を示す一方、テナント関係者は「運営会社から何の連絡もなく、修理の業者が出入りしている雰囲気もない」、複数の店舗関係者に対し「地震前に運営会社から『契約更新しない』」と書面通知が届いたと証言が報道された[16]。
商店街の反応
『デーリー東北』の報道によると、AEM八戸が臨時休業していることについて十三日町商店街振興組合の代表は「新たな形でも良いので、にぎわう拠点となってほしい」、八戸商店街連絡協議会会長は「近くに新しいマンションも建ったので、営業再開して街を明るくしてもらいたい」と答えた[16]。八戸市中心市街地の歩行者通行量は、最盛期の1989年から2024年までに88%減少している[17]。
調達会社の資金不正流用
2026年2月、AEM八戸の事業資金を調達し投資家から6.9億円の資金調達をしたヤマワケエステートは、大阪府から60日間の営業停止処分を受けた。不動産クラウドファンディングをてがける同社は、旧三春屋を活用したフードパーク「青森・八戸 地方再生にアジアンエンタメ インドアテーマパーク」の整備資金として投資家から集めた資金のうち、約1億1万円を東京都内の住宅開発や、沖縄県のリゾート施設への別事業や営業社報酬に不正に流用したことが発覚。これにより、大阪府は同社に対し、資金の「分別管理」を義務付ける法律に違反したとして、60日間の業務一部停止処分を行った[7][8][16]。
脚注
- ↑ アエマ社の親会社であるWeCapital株式会社に対する株主代表訴訟提訴請求の文書内にてアエマ八戸について言及
出典
- ↑ “閉店した百貨店「三春屋」に「東北最大級のインドア型テーマパーク」 2024年4月開業計画する「AEM(アエマ)」が出店を検討する企業集め説明会開催 | 青森のニュース│ATV NEWS│青森テレビ (1ページ)”. ATV NEWS (2023年10月17日). 2026年5月7日閲覧。
- ↑ “アエマ八戸オープン 旧三春屋1階 1年遅れ、飲食中心11店舗”. デーリー東北デジタル (2025年4月16日). 2025年4月17日閲覧。
- ↑ “AEM(アエマ)、2025年4月15日一部開業-八戸の三春屋百貨店跡、フードコートなど出店 | 都市商業研究所” (2025年4月15日). 2025年7月22日閲覧。
- 1 2 3 “インドア型テーマパーク「AEM(アエマ)」4月15日にグランドオープン 『旧三春屋』の施設を再活用「中心街を始め八戸市の発展に寄与したい」 青森県八戸市”. TBS NEWS DIG (2025年3月13日). 2025年4月17日閲覧。
- 1 2 3 “「積極的な情報公開を」アエマ開業で八戸市長 旧三春屋建物全体の利活用を注視”. デーリー東北 (2025年4月22日). 2025年7月23日閲覧。
- ↑ “八戸市の「旧三春屋」に食のテーマパーク「AEM八戸」開店 | ABAニュース”. www.aba-net.com. 2025年5月5日閲覧。
- 1 2 日経不動産マーケット情報 (2026年2月20日). “【トラブル】ヤマワケエステートが60日間の営業停止、不正な資金流用で”. 日経不動産マーケット情報. 2026年5月7日閲覧。
- 1 2 日本テレビ. “AEM八戸の資金1億円超を流用 大阪の不動産CF業者に60日間の一部業務停止処分(2026年2月25日掲載)|青森放送NEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2026年5月7日閲覧。
- ↑ “【旧三春屋再活用】アジアの食や物販、エンタメ提供 運営会社AEMが概要説明”. デーリー東北デジタル (2023年10月18日). 2025年4月17日閲覧。
- ↑ “閉店した百貨店「三春屋」に「東北最大級のインドア型テーマパーク」 2024年4月開業計画する「AEM(アエマ)」が出店を検討する企業集め説明会開催 | 青森のニュース│ATV NEWS│青森テレビ (1ページ)”. ATV NEWS (2023年10月17日). 2025年7月22日閲覧。
- ↑ “ヤマワケエステート 不動産クラウドファンディング”. yamawake-estate.jp. 2025年7月22日閲覧。
- ↑ “「アエマ」開業さらに延期か 出店予定者「我慢の限界」/八戸”. デーリー東北デジタル (2024年10月8日). 2025年4月17日閲覧。
- ↑ “五味田 匡功|レリック社労士法人代表” (2025年3月28日). 2025年7月6日閲覧。
- ↑ “五味田 匡功|レリック社労士法人代表” (2025年3月28日). 2025年7月6日閲覧。
- ↑ “アエマ八戸1年遅れ開業 三春屋跡地 初日は11店オープン”. 読売新聞オンライン. 読売新聞 (2025年4月16日). 2025年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月22日閲覧。
- 1 2 3 “続く休館、再開いつに 運営会社社長、復旧意向も… テナント側に「契約更新せず」/アエマ(八戸)開業1年”. デーリー東北. デーリー東北新聞社 (2026年4月15日). 2026年5月7日閲覧。
- ↑ “歩行者通行量(主要8地点)の推移 八戸市中心市街地活性化基本計画 青森県八戸市 令和6年4月”. p. 10. 2024年7月1日閲覧。
関連項目
- 三春屋
- 八戸市中心市街地
- WeCapital - AEM八戸との契約に基づきクラウドファンディング事業として資金募集した事業者
- REVOLUTION (不動産業) - WeCapitalの親会社