Ecforce
| 開発元 | 株式会社SUPER STUDIO |
|---|---|
| 初版 | 2017年4月 |
| 種別 | EC基幹システム(SaaS) |
| 公式サイト | ec-force.com |
ecforce(イーシーフォース)は、株式会社SUPER STUDIOが開発・提供している、電子商取引(EC)サイトの構築と運営のためのSaaS型システム(EC基幹システム)である[1][2]。2017年4月に正式に提供が始まり[3]、その後、マーケティングの自動化や顧客データの統合、実店舗との連携のための関連製品が追加されている[4][5]。
概要
ECサイトのカート機能に加え、チャット、エントリーフォーム最適化(EFO)、パーソナライズなどのツールが提供されている[6]。
関連製品として、マーケティングオートメーション(MA)ツール「ecforce ma」、店舗予約・顧客管理システム「ecforce check」、データ基盤「ecforce AIdp」(旧称:ecforce cdp)などがある[4][5][7]。
2025年5月末時点で、ecforceの導入実績は1,600ショップ以上とされている[8]。
沿革
- 2016年 - SUPER STUDIOが自社のEC事業のために開発したシステムのβ版が完成[3]。
- 2017年4月 - 「ecforce」を正式リリース[3]。
- 2023年3月 - MAツール「ecforce ma」の提供を開始[6]。
- 2023年7月 - ecforceを中核システムとする店舗「THE [ ] STORE」が開設される[1]。
- 2023年10月 - 店舗予約・顧客管理システム「ecforce check」の提供を開始。あわせてオフライン市場への進出を発表し、ecforceを「統合コマースプラットフォーム」と位置づけた[4]。
- 2024年4月 - クラウドPOSレジ「スマレジ」とのAPI連携を開始[9]。
- 2025年3月 - 顧客データ基盤「ecforce cdp」の提供を開始[10]。
- 2025年3月 - 事業者向けのコンサルティングサービス「ecforce consulting」を開始[5]。
- 2025年5月 - スマレジとのパートナーシップ契約に合わせ、ECと店舗の会員・受注・商品情報をecforce上で管理するアプリ「ecforce OMOアプリ」の提供を開始[9]。
- 2026年1月 - ecforce cdpの名称を「ecforce AIdp」に変更すると発表[10][7]。
- 2026年4月 - 「ecforce AIdp」の本格的な提供を開始[7]。
実店舗での利用
2023年7月、SUPER STUDIOは出資を受けている三井不動産と協力し、東京・渋谷の商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」(MIYASHITA PARK内)に、EC事業者が出店料を払って期間限定で出店する店舗「THE [ ] STORE」を開設した[2]。店舗はecforceを中核システムとしており、開設当初は、来店者が商品のQRコードを読み取ってECサイト上で購入する方式をとった[1]。2024年4月からは、スマレジとの連携により、店舗での購買データをECのデータと統合する試験的な運用が行われた[9]。
日経クロストレンドは、出店した事業者がこの店舗を通じてECでの収益を伸ばせば、SUPER STUDIOにとっては優良顧客が増えることになると解説している[2]。
関連項目
脚注
- 1 2 3 横山泰明「ecフォースのスーパースタジオが渋谷ミヤシタパークにリアルなOMO店舗出店のワケ」『WWDJAPAN』2023年7月18日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 降旗淳平 (2023年9月8日). “ECより顧客獲得単価が格段に低い新ストア お試し出店で驚きの成果”. 日経クロストレンド. 日経BP. 2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 「SaaS型EC基幹システム「ecforce」、5周年記念で「次世代EC構想」まとめた特設サイト開設 D2Cの全施策も公開」『日本ネット経済新聞』2023年2月17日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 手塚康輔「「ecforce」、オフライン市場進出を発表 「統合コマースプラットフォーム」に進化、14億円の資金調達も」『日本ネット経済新聞』2023年10月18日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 手塚康輔「【導入ショップは1600突破】「ecforce」副社長 花岡宏明氏「データ利活用、OMO支援へと領域拡大」」『日本ネット経済新聞』2025年6月24日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 手塚康輔「【「次世代EC構想」の進捗は?】『ecforce』のSUPER STUDIO「大手の導入加速、MAに続きBIも提供へ」」『日本ネット経済新聞』2023年6月21日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 「SUPER STUDIO、AI-Readyなデータ基盤「ecforce AIdp」提供開始 非構造化データも活用可能に」『日本ネット経済新聞』2026年4月7日。2026年10月27日閲覧。
- ↑ 『DGBT、統合コマースプラットフォーム「ecforce」とのパートナーシップを通じ、D2Cブランド立ち上げ・グロース支援を加速』(プレスリリース)株式会社デジタルガレージ、2025年7月28日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 3 「SUPER STUDIO、スマレジがパートナーシップ契約 OMO環境を容易に構築」『日本ネット経済新聞』2025年5月29日。2026年10月27日閲覧。
- 1 2 『ecforce cdp、AI-Readyなデータ基盤「ecforce AIdp」へアップデート』(プレスリリース)株式会社SUPER STUDIO、2026年1月16日。2026年10月27日閲覧。