Platio
| 開発元 | アステリア株式会社(旧:インフォテリア株式会社) |
|---|---|
| 初版 | 2017年2月 |
| 対応OS | iOS / iPadOS、Android(モバイルアプリ)、Webブラウザ(Webアプリ、2026年8月以降) |
| 対応言語 | 日本語、英語[1][2] |
| 種別 | 業務アプリ作成プラットフォーム(ノーコード、クラウドサービス) |
| 公式サイト | https://plat.io/ja/ |
Platio(プラティオ)は、アステリア株式会社が開発・提供する、現場向けの業務アプリプラットフォームである[3][4]。プログラミングを行わずにノーコードやAIで自社の業務に合わせた業務アプリを作成し、運用できるクラウドサービスで、製造、建設、物流、宿泊・サービス、医療、農業、公共・自治体などの業種向けに100種類以上のテンプレートを備える[5][4]。紙やExcelによる現場の報告・点検・記録業務のアプリ化を主な用途としている[5]。
2016年10月にインフォテリア株式会社(2018年10月にアステリア株式会社へ商号変更)が「IoT活用モバイルクラウド基盤」として発表し[6]、2017年2月に提供を開始した[7]。その後、アプリ作成とデータ連携機能を持つ「Platio Connect」、作成したアプリを他社に提供できる「Platio One」などへ製品群を拡充している[7]。
特徴
- テンプレートを選択するか、AIに作りたいアプリを説明するほか、簡単なマウス操作で入力項目や画面の見た目を設定することでアプリを作成する方式を採用しており、プログラミングの知識を必要としないとしている。作成したアプリは管理者が配布し、配布後すぐに利用できる[4]。
- 作成したアプリは、iOS / iPadOSおよびAndroid向けに提供される「Platioアプリ」上で動作する[2]。2026年8月からはWebブラウザでの利用にも対応した[5]。
- テキスト、数値、日時、リスト選択のほか、写真・手書き画像、動画、位置情報、署名、QRコード・バーコード、テキスト読み取りなど、対応端末の機能を利用したデータ入力に対応する[4]。
- 入力されたデータはクラウド上に保存され、Webブラウザから一覧やグラフで確認できるほか、CSVやExcel形式で出力できる。あらかじめ設定した条件に該当するデータを検知し、プッシュ通知やメールで知らせる機能も備える[4]。
- オフライン環境での利用に対応する。また、アクセス権の設定、2要素認証、デバイス制限、IPアドレス制限などのセキュリティ機能を持つ[4]。
- アプリやデータの管理は、Web上の管理ツール「Platio Studio」で行う。データの追加・更新・削除時に外部サーバーへ通知するWebhook機能を持ち、サービスはAmazon Web Services(AWS)上で運用されている[1]。
- 2026年2月より、作りたいアプリの説明文や帳票の画像をもとにAIがアプリを生成する機能をベータ版として提供している。2026年7月には、AIがアプリを生成する機能を正式提供するほか、生成AIツールと連携するMCPサーバー機能や、音声でAIと対話してデータを入力するAI音声対話機能の提供を発表し、同年10月に提供を開始している[5]。
Platio製品ラインアップ
| 製品名 | 概要 | 提供開始 |
|---|---|---|
| Platio | 現場向け業務アプリの作成・運用を行う製品[3] | 2017年2月[7] |
| Platio Connect | アプリ作成に加え、作成した業務アプリと社内システムとのデータ連携をノーコードで行える製品[8] | 2022年1月[7] |
| Platio One | ノーコードで作成した現場業務向けアプリを、他社へ販売・提供できるサービス[9] | 2022年5月[7] |
沿革
- 2016年10月 インフォテリア株式会社が、IoTソフトウェア基盤事業の第1弾としてIoT活用モバイルクラウド基盤「Platio」を発表。同時に無償評価版の提供を開始[6]。
- 2017年2月 「Platio」の提供を開始[7]。
- 2018年10月 開発元のインフォテリア株式会社がアステリア株式会社に商号変更[7]。
- 2018年10月 「Platio」が公益財団法人日本デザイン振興会の「2018年度グッドデザイン賞」を受賞[7]。
- 2022年1月 「Platio Connect」の提供を開始[7]。
- 2022年4月 デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査(B2BノーコードモバイルAP作成ツール市場)で4つのカテゴリで第1位[7]。
- 2022年5月 「Platio One」の提供を開始[7]。
- 2023年3月 デロイト トーマツ ミック経済研究所 ミックITレポート2023年2月号B2Bノーコードモバイルアプリ作成ツール市場で3つのカテゴリ(「SMB市場」「内製型導入社数」「サービス業」)で第1位[7]。
- 2024年2月 デロイト トーマツ ミック経済研究所 ミックITレポート2024年2月号 B2Bノーコードモバイルアプリ作成ツール市場2023の4つのカテゴリ(「導入社数」「SMB市場」「完全内製型」「サービス業」)で第1位[7]。
- 2025年2月 デロイト トーマツ ミック経済研究所 ミックITレポート2025年2月号B2Bノーコードモバイルアプリ作成ツール市場2024のSMB市場で3年連続第1位[3]。
- 2026年2月 AIによるアプリ作成機能をベータ版として提供開始[5]。
- 2026年2月 デロイト トーマツ ミック経済研究所 ミックITレポート2026年2月号B2Bノーコードモバイルアプリ作成ツール市場2025のSMB市場の3つのカテゴリで1位。
- 2026年7月 Webアプリ作成、Excel帳票出力、MCPサーバー機能、AI音声対話入力などの機能拡充計画を発表[5]。
- 2026年8月 新プラン「Basic」の提供を開始し、従来の「Standard」プランを「Lite」に名称変更[5]。
- 2026年10月 AIアプリ作成、AI音声対話入力、MCPサーバー機能を正式リリース。
評価
- デロイト トーマツ ミック経済研究所 ミックITレポート2026年2月号B2Bノーコードモバイルアプリ作成ツール市場2025のSMB市場の3つのカテゴリ(「SMB市場シェア」「サービス業シェア」「内製型シェア」)で1位を獲得した。
- IT製品レビューサイト「ITreview」の「The Best Software in Japan 2026 TOP100」に選ばれたほか、「ITreview Grid Award 2026 Fall」のスマホアプリ開発ツール部門で5年連続、日報アプリ部門で3年連続「Leader」を受賞しているほか、全6部門で「Leader」「High Performer」を受賞している。[4][10]
- SaaS比較サイト「BOXIL」が実施する「BOXIL SaaS AWARD 2025」で、Platio Connectが「導入事例セクション建設業界部門」に選ばれたほか、Platioが「BOXILセクション スマホアプリ制作サービス部門」で1位獲得した。[11]
脚注
- 1 2 “仕様一覧(Platio Studio)”. 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 “仕様一覧(Platioアプリ/モバイルアプリ)”. 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 3 “Platio製品サイト トップページ”. 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 “Platioとは”. 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 “「Platio」が大幅機能拡充!現場データのAI活用を加速” (2026年7月30日). 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 “インフォテリア、IoTソフトウェア基盤事業に参入。「Platio」を発表” (2016年10月27日). 2026年10月9日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 “沿革|会社情報|アステリア株式会社”. 2026年10月9日閲覧。
- ↑ “Platio Connect”. 2026年10月9日閲覧。
- ↑ “Platio One”. 2026年10月9日閲覧。
- ↑ “ITreview (The Best Software in Japan 2026 TOP100)”. 2026年10月9日閲覧。
- ↑ “BOXIL SaaS AWARD 2025”. 2026年10月9日閲覧。