
sinc 関数(ジンクかんすう、シンクかんすう)は、正弦関数をその変数で割って得られる初等関数である。sinc(x), Sinc(x), sinc x などで表される。
sinc 関数は、正規化 sinc 関数と非正規化 sinc 関数という名で区別される、2種類の定義を持つ。
いずれの場合も、可除特異点である 0 での値が必要であればしばしば明示的に sinc(0) = 1[1] が定義として与えられる。sinc 関数はいたるところ解析的である。
sinc 関数は カーディナル・サイン (cardinal sine) とも呼ばれ、"sinc" (英語発音: [ˈsɪŋk]) の関数名はラテン語の sinus cardinalis を短縮したものである。
本節では、特にことわらない限り正規化されたsinc関数について述べる。 非正規なsinc関数は正規化sinc関数と較べてスケールファクタ が違うだけなので、非正規なsinc関数に対する結果を得るには を代入すればよい。
フーリエ変換について:
テイラー展開について:
さまざまな用途が考えられるが、コンパクト台をもたない(非0の値が有限区間に限定されていない)ため、非常に多くの計算量を要することが多い。有限長で計算を打ち切らなければならないことも多く、無限長では生じない問題が発生することもある。概して、理論的背景やシミュレーションにとどまることが多い。
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