| 開発元 | ボーランド |
|---|---|
| 初版 | 1987年 |
| 対応OS | Microsoft Windows、MS-DOS |
| 後継 | Turbo C++ |
| 種別 | 統合開発環境 |

Turbo C (ターボ シー) は、ボーランド (Borland) が開発したC言語用統合開発環境とコンパイラの名称。1987年に登場し、当時としては先進的な統合開発環境とサイズが小さくコンパイルが高速な点、マニュアルが充実していて低価格な点などが評価された。
1990年5月、ボーランドは Turbo C から Turbo C++ へと移行し、アマチュア向け・ローエンド製品を Turbo C++、プロ向け・ハイエンド製品を Borland C++ として2系統に展開した。その後はしばらく Turbo ブランドの名称は使われなくなっていたが、2006年、ボーランドは Turbo のブランド名を再び使い始めた[1]。
Turbo C Version 2.0 出荷の後1990年に Turbo C++ がリリースされたが、その中に "Turbo C" も同梱された。最初のC++コンパイラはサンディエゴの企業が開発したもので、純粋なC++用コンパイラとしては最初の製品の1つであった(当時、C++コンパイラはプリコンパイラ方式でC言語のソースを生成していた ⇒ Cfront)。次のバージョンから、社内で Peter Kukol が中心となって書き直したことと主力製品であることを表すため Borland C++ と名称を変更した。Turbo C++ の名称は使われなくなったが、Turbo C++ 3.0 が1991年にリリースされた。このため Turbo C++ には 2.0 が存在しない。
ただし、日本国内では、Borland C++ シリーズが主力製品となった後も廉価版であるサブセットの製品名として使われ続けた。また、場合によっては、Borland C++ 等の製品を構成する要素として同梱されるケースも存在した。この為、マニュアル等の表紙でも Turbo C++ の名称が併記されるケースも存在した。2000年に発売されたBorland C++ Suiteに同梱された後は、2006年まで製品名として使われなかった。
2000年、ボーランドは "アンティークソフトウェア"(アバンダンウェア)となっていた Turbo C / Turbo C++ のいくつかのバージョンをフリーウェアとしてリリースした[7]。ダウンロードは、後継会社のエンバカデロ・テクノロジーズ (Embarcadero Technologies) の Web サイトから行える[8][9]。
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