ウェイク・オブ・マゼラン

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『ウェイク・オブ・マゼラン』
サヴァタージ の スタジオ・アルバム
リリース
録音 Soundtrack Studios
オーバーダブ:Studio 900
ジャンル ヘヴィメタル、パワーメタル、プログレッシブ・メタル
時間
レーベル アトランティック・レコードアメリカ合衆国の旗
ビクターエンタテインメント日本の旗
プロデュース ポール・オニール、ジョン・オリヴァ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 11位(ドイツ[3])
  • 44位(日本[1])
  • 79位(オランダ[4])
サヴァタージ アルバム 年表
ファイナル・ベル
(1995年)
ウェイク・オブ・マゼラン
(1997年)
ベスト・アンド・レスト
(1997年)
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『ウェイク・オブ・マゼラン』(原題:The Wake of Magellan)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、サヴァタージが1997年に発表したスタジオ・アルバム。ただし、ヨーロッパや日本では1997年にリリースされたが、アメリカ盤は1998年にリリースされた。フル・レングスのスタジオ・アルバムとしては10作目に当たる。前スタジオ・アルバム『デッド・ウィンター・デッド』(1995年)に引き続きコンセプト・アルバムとなっている。

背景

『デッド・ウィンター・デッド』(1995年)制作時からメンバー・チェンジはなく、同じラインナップでレコーディングされた。また、本作ではクリス・キャファリーやアル・ピトレリも曲作りに関与している。本作のためのレコーディングではピトレリが作曲したインストゥルメンタル「ヴォヤージ」も録音されたが[5]アウトテイクとなり、1997年11月リリースのコンピレーション・アルバム『ベスト・アンド・レスト』に収録された。

本作のストーリーは、フェルディナンド・マゼランの末裔と称される架空の人物エクトール・デル・フエゴ・マゼランが主人公となっている[6]。その一方で、メルスク・デュバイという台湾船籍の貨物船の船長が3人の密航者を海へ投げ込むよう命じた事件(Maersk Dubai incident)および、ドラッグの密売人と戦っていたアイルランドのジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリンの殺害という、現実に起きた2つの事件も織り込まれている[6]。

アルバム・ジャケットの絵は『デッド・ウィンター・デッド』に引き続きエドガー・ジェリンズが描いており、ジェリンズはサヴァタージやトランス・シベリアン・オーケストラのために行った仕事のうち、本作のジャケットを特にお気に入りとして挙げている[7]。

反響

バンドの母国アメリカでは、総合チャートのBillboard 200にはランク・インしていないが、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは26位に達した[8]。一方、ドイツのアルバム・チャートでは6週チャート・インして最高11位に達する成功を収めた[3]。また、オランダのアルバム・チャートでは、『ガター・バレエ』(1989年)が1990年2月にチャート・インして以来、約7年半振りにランク入りを果たし、最高79位に達した[4]。

2010年にリリースされた再発盤は、ギリシャのアルバム・チャートで30位に達している[9]。

収録曲

特記なき楽曲はジョン・オリヴァとポール・オニールの共作。1. 9. 12.はインストゥルメンタル。

  1. オーシャン - "The Ocean" - 1:34
  2. ウェルカム - "Welcome" - 2:11
  3. ターンズ・トゥ・ミー - "Turns to Me" (Jon Oliva, Paul O'Neill, Al Pitrelli) - 6:01
  4. モーニング・サン - "Morning Sun" (J. Oliva, P. O'Neill, Chris Caffery) - 5:49
  5. アナザー・ウェイ - "Another Way" (J. Oliva, P. O'Neill, A. Pitrelli) - 4:35
  6. ブラックジャック・ギロチン - "Blackjack Guillotine" (J. Oliva, P. O'Neill, C. Caffery) - 4:33
  7. パラゴンズ・オブ・イノセンス - "Paragons of Innocence" - 5:33
  8. コンプレイント・イン・ザ・システム(ヴェロニカ・ゲリン) - "Complaint in the System (Veronica Guerin)" - 2:37
  9. アンダーチュア - "Underture" - 3:51
  10. ウェイク・オブ・マゼラン - "The Wake of Magellan" (J. Oliva, P. O'Neill, C. Caffery) - 6:10
  11. エニイモア - "Anymore" - 5:16
  12. ストーム - "The Storm" - 3:44
  13. アワーグラス - "The Hourglass" (J. Oliva, P. O'Neill, A. Pitrelli) - 8:06

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

  • ボブ・キンケル - アディショナル・キーボード

脚注

  1. 1 2 ORICON STYLE
  2. ↑ Amazon.com: Wake of Magellan: Music
  3. 1 2 Savatage | Longplay-Chartverfolgung - musicline.de
  4. 1 2 dutchcharts.nl - Savatage - The Wake Of Magellan
  5. ↑ 『ベスト・アンド・レスト』日本盤CD(VICP-60166)ライナーノーツ(ポール・オニール/Translated by Akiyama Sisters Inc. E.)
  6. 1 2 The Wake of Magellan - Savatage | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine
  7. ↑ Music & Art Interview by Dan Roth: A Conversation With Edgar Jerins: the man behind seven classic Savatage and Trans-Siberian Orchestra album covers
  8. ↑ “Savatage - Awards”. AllMusic. 2015年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月17日閲覧。
  9. ↑ “Savatage - The Wake Of Magellan”. greekcharts.com. Hung Medien. 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月13日閲覧。