エスパードリーム

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エスパードリーム
ジャンル アクションRPG
対応機種 ディスクシステム (FCD)
開発元 コナミ開発2課
発売元 コナミ
デザイナー 風仁美
プログラマー きたもとしんじ
岸和田聡
音楽 山下絹代
美術 PRETTY MIYUKI
シリーズ エスパードリームシリーズ
人数 1人
発売日 日本 198702201987年2月20日
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『エスパードリーム』 (ESPER DREAM) は、1987年2月20日にコナミが発売したファミリーコンピュータ ディスクシステム用のアクションRPG。

当時、ファミコン用のRPGやアクションRPGは剣と魔法の世界が主流だったが、エスパー(超能力者)というSFタッチの主人公が童話的なメルヘン世界に赴くという独特の世界観を持っている。ゲーム内容は主人公を操作し、邪悪なナルシス族の長ギーラ・サウザンを倒し、誘拐された村長の娘アリスを救出することを目的としている。

2007年2月1日より、コナミデジタルエンタテインメントが提供する携帯電話向け有料サイト「コナミネットDX」にて、『コナミ名作シリーズ』の第11弾としてiアプリとしても配信が開始された(FOMA90xシリーズ専用)。同年10月2日には、Wiiのバーチャルコンソールソフトとしても配信され、2013年7月10日にはニンテンドー3DSの、2015年7月22日にはWii Uのバーチャルコンソールでも、それぞれ配信された。また、携帯電話版は後にS!アプリやEZアプリとしても配信されている。

ディスクシステム版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にて、シルバー殿堂入りを獲得した。

その他、後に続編となるファミリーコンピュータ用ソフト『エスパードリーム2 新たなる戦い』(1992年)が発売された。

ゲーム内容

システム

画面は世界を上から見下ろしたトップビューでいくつかの「村」と「ワールド」からなっている。

村では住人と話をして情報を得たり、お店で買い物をしたり、セーブができるようになっている。ワールドには敵が出現し、どこかにその世界を治めるボスが存在しており、これを倒すのが目的。敵は猫の足跡のようなシンボルで表現されており、これに接触すると戦闘画面になる。戦闘はアクション戦闘になっており、銃による攻撃または超能力で戦う。フィールド上のトゲの上(針の砂場)[1]を歩くとダメージを受け、そこで敵と遭遇すると戦闘画面のフィールドもトゲが発生し、苦戦を強いられる。

パラメータにはHP、EPがある。HP(ヒットポイント)は主人公の生命で、敵の攻撃を受けると減少、0になるとミスとなり、経験値、ゴールドが減少して再開となる。EP(エスパーポイント)は超能力の使用可能な数値。超能力を使うと減少する。

敵を倒すと経験値を得ることができ、ある程度たまるとレベルアップし、HPやEPが成長する。G(ゴールド)はお金。村での買い物に必要。

あらすじ

美しい世界のある平和なレンガ村が、邪悪なナルシス族に急襲された。ナルシス族の長ギーラ・サウザンは、部下の魔女ゲルゾニアに村の実力者、村長の娘アリスを誘拐させ、娘と引きかえに村を譲渡するよう要求する。自分の娘のために村人全員を犠牲にできない村長は村一番の物知りであるスコットおじさんに相談、スコットおじさんは「時間と宇宙を越えた別の世界に、超能力を持つ少年がいる。彼ならアリスを救出できるであろう」と述べた。そしてアリスの妹ロッティが村長の使いの者として、世界に一人だけの超能力少年である主人公のところへ来る[1]。

主人公は巨大な家を攻略した後、光の草原や星空の上にある全てがクリスタルで出来た城を抜け、古代の遺跡を通り、チェスのような世界でギーラ・サウザンと対決する

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 備考
1 エスパードリーム 日本 2007年2月1日[2][3]
703以降/90x
(iアプリ)
KDE KDE ダウンロード
(コナミネットDX)
2 エスパードリーム 日本 200710022007年10月2日
Wii KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
3 エスパードリーム 日本 2008年7月16日[4]
3GC
(S!アプリ)
KDE KDE ダウンロード
(コナミネットDX)
4 エスパードリーム 日本 2008年8月7日[4]
BREW3.1/4.0
(EZアプリ)
KDE KDE ダウンロード
(コナミネットDX)
5 エスパードリーム 日本 2013年7月10日[5][6]
ニンテンドー3DS KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)
6 エスパードリーム 日本 2015年7月22日[7]
Wii U KDE KDE ダウンロード
(バーチャルコンソール)

音楽

作曲者は山下絹代。サウンドトラックCD『エスパードリーム めもりあるべすと』が1992年8月にキングレコードより発売(型番KICA-7603)されており、『エスパードリーム2』と同時収録されている。

スタッフ

  • ゲーム・デザイン:WINDY HITOMI(風仁美)
  • プログラム:GARAKUTA SHINJI(きたもとしんじ)、HAPPY SATOSHI(岸和田聡)
  • キャラクター・デザイン:PRETTY MIYUKI
  • 音楽:CHARMING YAMAKO(山下絹代)
  • アシスタント:RUSHER SHINYA(坂元信也)、MONGOL TOMOKO(炭山智子)、ULTRA NAKAOKA
  • ビジュアル・デザイン:霜出健治、KUTSUSHITA MARI(きのしたまり)

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通30/40点[8]
(シルバー殿堂)
ファミリーコンピュータMagazine18.28/25点[9]
ユーゲー肯定的[10]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計30点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得している[8]。
項目 キャラクタ音楽操作性熱中度お買得度オリジナリティ 総合
得点 3.873.733.533.73-3.42 18.28
  • ゲーム誌『ユーゲー』では、コナミのFC作品で初のレベルアップ制を導入したRPGである事を指摘し、「普通にプレイすると適度に難しく、時間をかけてレベルアップすれば技量を補える救済措置が両立されていて、幅広い層に人気があった」と難易度、ゲームシステムに関して肯定的に評価している[10]。

脚注

  1. 1 2 『ファミコン必勝本 通巻18号』JICC、1987年3月6日、4-8頁。
  2. ↑ “iモード向けに超能力アクションRPG「エスパードリーム」が登場” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2007年1月31日). 2019年6月8日閲覧。
  3. ↑ “超能力で戦え! 『エスパードリーム』がコナミネットDXに仲間入り” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2007年1月31日). 2019年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
  4. 1 2 “エスパードリーム” (日本語). コナミネットDX. コナミデジタルエンタテインメント. 2015年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
  5. ↑ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2013年7月3日). “アクションRPG『エスパードリーム』3DSバーチャルコンソールで配信決定 ― SFとメルヘンの融合、独特の世界観”. iNSIDE. イード. 2019年6月8日閲覧。
  6. ↑ “アクションRPG『エスパードリーム』3DSバーチャルコンソールで配信決定 ― SFとメルヘンの融合、独特の世界観”. エキサイトニュース. エキサイト (2013年7月3日). 2019年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
  7. ↑ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2015年7月15日). “Wii Uバーチャルコンソール7月22日配信タイトル ― 『マリオカートアドバンス』『ダンジョンエクスプローラー』など4本”. iNSIDE. イード. 2019年10月13日閲覧。
  8. 1 2 「新作ゲームクロスレビュー」『ファミコン通信』第2巻第4号、アスキー、1987年2月20日、9頁。
  9. 1 2 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、43頁。
  10. 1 2 「総力特集 フォーエバー DISK SYSTEM」『ユーゲー 2003 Vol.09』第7巻第18号、キルタイムコミュニケーション、2003年10月1日、24頁。

関連項目

外部リンク