クロアナバチ

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クロアナバチ
クサキリを捕獲するクロアナバチ(蒜山高原にて)
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : ハチ目 Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目 Apocrita
上科 : ミツバチ上科 Apoidea
科 : アナバチ科 Sphecidae
属 : Sphex
種 : S. argentatus
亜種 : クロアナバチ S. argentatus fumosus
学名
Sphex argentatus fumosus Kohl, 1890

クロアナバチ(黒穴蜂)は、膜翅目アナバチ科のハチ。狩バチとして知られる。ハチャの方言を持つ。

特徴・生態

飛翔の40倍高速度撮影

体長25~30mm。黒く光沢がある。翅は半透明の暗褐色。頭部には白色の毛がある。日本、南西諸島周辺(北琉球以北)から台湾、フィリピンに分布。奄美以南には別亜種が分布する。発生時期は8月~10月。

アナバチは、地中に坑道を掘り泥で作った巣を作るためそう呼ばれるが、本種は体全体が黒色であることからクロアナバチと命名されている。日当たりと水はけのよい砂地の地面に営巣することが多い。直翅目キリギリス科の昆虫に毒針で麻酔をかけ捕獲し、巣に引き込み、これに産卵するという珍しい生態を持つ。孵化後は獲物が幼虫の食料となる。

穴を3本掘るが、中央の穴が本物の巣の入口。働きに出る際にはこの穴を塞いでおく習性がある(沖縄昆虫野外観察図鑑)という。