『グランクレストRPG』は、矢野俊策/チーム・バレルロールが製作したファンタジー戦記RPG。 2013年12月に富士見書房(KADOKAWA)から出版された。
アトラタン大陸と呼ばれる地で戦争などを行なうファンタジー戦記RPG。
プレイヤーキャラクターを領主(ロード)などに据えることで、戦争や領土争いを物語に選ぶことができるのが特徴である。 それを可能にする国管理ルールやマスコンバットルールが用意されている。 カウントという点数を増やすことで、国も成長する。
アトラタン大陸では混沌(カオス)という自然律をゆがめる力が働いている。
混沌の作用はいつどこに発生するか分からない。
その作用によってあらゆる不自然な出来事が発生しうる。
物が上空へと落ちていくことも、突然に火柱が発生することも、異世界からの投影体が現れて暴れ出すこともある。
あるとき、ファースト・ロードと呼ばれる英雄が聖印(クレスト)という力を見出した。
聖印はそれを持つ人物の頭上や前面に現れて光り輝き、その輝きで混沌を消去することができた。
聖印を持つことのできる人物はロードと呼ばれるようになり、ロードのいる所に都市や国ができるようになった。
混沌を部分的に制御してその力を引き出す方法は、魔法と呼ばれた。
魔法を使うメイジたちは魔法師協会を結成し、ロードの元に実力の見合うメイジを派遣するようになった。
ごく稀に、混沌の力をその体に取り込み、不思議なことに生き残ることができる人間が現れることもあった。
混沌を取り込んだ人間はアーティストと呼ばれることになり、自らの身体に混沌による変化を引き起こすことができた。
『グランクレストRPG』の物語は、ロードとメイジとアーティストの活躍によって作られる物語である。
プレイヤーキャラクターはクラスを4種類からひとつ選択する。 さらにクラスに対応して選択できるスタイルをひとつ選択する。 このスタイルがプレイヤーキャラクターの能力の主要な部分を決めることになる。
スタイルごとに専用のスキルといわれる特殊能力が取得できる。スキルはレベルを上昇させることによって追加取得が可能である。
行為判定は上方判定に属する。使用されるランダマイザーは六面体ダイス(D6)複数個である。
「(技能レベル)D6+能力値」で得た数値が行為判定の目標値以上ならば判定は成功とみなされる。 ダイスに出目6が2個以上あればクリティカルとなる。 ファンブルのルールはない。
天運は一種のヒーローポイントである。
作成直後のプレイヤーキャラクターの天運の初期値は3点となる。
天運の点数は、一部のスキルによって増やすことができる。
プレイヤーキャラクターは天運を消費することで、行為判定のダイスを天運1点につき1D6増加することができる。
天運は一度の行為判定に何点でも使用できる。
天運はプレイ中に誓いを立てることで、さらに3点まで獲得することができる。
ロードが持つ国をデータとして管理することができる。
国は専用のシートによって管理され、国資源や部隊を取得する。
部隊は後述のマスコンで使用されるデータとなる。
省略してマスコンと呼ばれる。
それぞれのキャラクターが部隊を率いて行なう大規模戦闘がマスコンルールで処理される。
部隊を率いていると、データで決められた分だけHP修正や攻撃力修正などを受ける。
部隊はダメージや時間経過で士気を失っていき、すべての士気を失うと部隊崩壊状態となる。
部隊崩壊状態では、「受けるダメージ大幅上昇」「与えるダメージ大幅低下」など、非常に不利となる。
混沌災害が定着してしまった空間は魔境と呼ばれる。
魔境の中ではランダムに変異律とハプニングの効果が働く。
全てKADOKAWAより発売。リプレイは文庫レーベルの富士見ドラゴンブック。
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