ジアリホール

ウィキペディアから、無料の百科事典
ジアリホール
Dialifor
識別情報
CAS登録番号 10311-84-9
PubChem 25146
ChemSpider 23490
日化辞番号 J3.118F
特性
化学式 C14H17ClNO4PS2
モル質量 393.85 g/mol
外観 白色の粉末[1]
融点

67~69 ℃

水への溶解度 難溶
その他の溶剤への溶解度 アセトン、クロロホルム、キシレン、エーテルに易溶。エタノール、ヘキサンに難溶。
危険性
半数致死量 LD50 5mg/kg (ラット、経口)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジアリホール(英: Dialifor)は 有機リン系殺虫剤の一種。ジアリホス(英: Dialifos)とも呼ばれる。

用途

アメリカのハーキュリーズ社が開発した農薬で、商品名は「トーラック」。ミカンのハダニ 、サビダニ、ヤノネカイガラムシなどに有効であった。日本では1972年6月30日に農薬登録を受け、1982年には日本国内で90トンの原体が生産されたが、1984年1月10日に登録が失効している。

安全性

日本の毒物及び劇物取締法上の毒物に該当する。人体に対しては、縮瞳や胸部圧迫感など有機リン化合物特有の中毒症状が生じる[2]。

脚注

  1. ↑ 製品安全データシート(和光純薬工業)
  2. ↑ 『農薬毒性の事典 改訂版』p75

参考文献

  • 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044。 

外部リンク

  • ジアリホス - 神奈川県環境科学センター:安全性・毒性