ジョグジャカルタ市
目次
ジョグジャカルタ市
| ジョグジャカルタ市 Kota Yogyakarta | |||||
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フレデブルク要塞博物館 | |||||
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| 位置 | |||||
州内のジョグジャカルタ市の位置 | |||||
| 位置 | |||||
ジョグジャカルタ州の位置 | |||||
| 座標 : 南緯7度48分5秒 東経110度21分52秒 / 南緯7.80139度 東経110.36444度 | |||||
| 行政 | |||||
| 国 | |||||
| 州 | ジョグジャカルタ特別州 | ||||
| 市 | ジョグジャカルタ市 | ||||
| 市長 | Herry Zudianto | ||||
| 地理 | |||||
| 面積 | |||||
| 市域 | 32.8 km2 | ||||
| 人口 | |||||
| 人口 | (2018年現在) | ||||
| 市域 | 427,801人 | ||||
| その他 | |||||
| 等時帯 | インドネシア時間 (UTC+7) | ||||
| 夏時間 | なし | ||||
| 市外局番 | 0274 | ||||
| 公式ウェブサイト : http://www.jogjakota.go.id/ | |||||
ジョグジャカルタ(インドネシア語: Kota Yogyakarta、Jogja、Yogya、Jogjakarta)は、インドネシアのジョグジャカルタ特別州の州都である。伝統的なジャワ文化の中心地の一つで、バティック、ラーマヤナバレエ、演劇、音楽、詩、ワヤン・クリ(人形を用いた影絵芝居)などの文化で知られる。また、インドネシア独立戦争中の1945年から1949年まで、インドネシア共和国の臨時首都が置かれた。
「ジョグジャカルタ」の名称は、ラーマーヤナに登場するラーマ王子の国、アヨーディヤーに由来するとされる。「ジョグジャ・カルタ」は「平和の町」などと説明されることがある[1][2]。
概要
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ジョグジャカルタ市は面積32.5 km2の都市で、クラトン(王宮)を中心として市街地が形成されている。現在の主要な商業・観光地区はクラトン周辺から北側に広がっており、オランダ領東インド期の建築物が残る地区や商業地区がみられる。
マリオボロ通りは市中心部を南北に通る主要な通りの一つで、露店、商店、市場、商業施設などが集まり、観光客も多く訪れる。マリオボロ通りの南端付近には、ベリンハルジョ市場(Beringharjo)と呼ばれる大規模な市場がある。また、スディルマン通り(ソロ通り)も主要な商業地区の一つである。
市中心部に位置するクラトンは、現在もジョグジャカルタ王国の王宮として機能している。クラトンの周辺には、王宮の敷地やその周辺に形成された歴史的な居住地区が広がっている。地区内には、1758年に造られた城壁やタマン・サリ(水の宮殿)など、王宮に関連する歴史的建造物が残されている。
これらの地区には王宮に仕えた人々の子孫が居住しているとされ、歴史的景観の保存・復元も進められている。2004年以降、こうした歴史地区の復元が進められ、観光地としても整備されている。


行政区画
[編集]14の地域(郷)に分かれている。
- ゴンドクスマン
- ジェティス
- テガルレジョ
- Umbulharjo
- Kotagede
- Mergangsan
- Ngampilan
- Danurejan
- クラトン
- Wirobrajan
- パクアラマン
- Mantrijeron
- Gedongtengen
- Gondomananasa
歴史
[編集]インドネシア独立戦争の時に臨時首都となった。
文化
[編集]アート
[編集]ジョクジャカルタは銀細工、影絵劇(ワヤン・クリ)で使われる操り人形、バティックの製作で知られている。また、スルタンの宮廷に展開したガムラン音楽でも知られている。
美術館
[編集]オランダからの独立戦争の間のジョクジャカルタの重要性のため、多くの記念物と美術館がある。Yogya Kembali、およびFort Vredeburgの二つの有名な美術館を含め、約11箇所の美術館がある。
サトリアマンダラ博物館(国軍博物館)は、戦闘機や戦車、兵器などを展示しており、街の東部にある。インドネシアがソビエト連邦寄りだった期間があったため、アメリカおよび英国の航空機とともにミグ15トレーナー(NATO designation Mongol)、ミグ17(フレスコ)、ミグ19(ファーマー)、ミグ21(フィッシュベット)、およびTu-16(バットギァー)などがある。また、インドネシアの独立戦争に活躍した日本製の練習機が2機屋外展示されている。
世界遺産
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| 英名 | The Cosmological Axis of Yogyakarta and its Historic Landmarks | ||
| 仏名 | L’axe cosmologique de Yogyakarta et ses monuments historiques emblématiques | ||
| 面積 |
42.22 ha (緩衝地帯 291.17 ha) | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | (2), (3) | ||
| 登録年 |
2023年 (第45回世界遺産委員会) | ||
| 公式サイト | 世界遺産センター | ||
| 地図 | |||
| 使用方法・表示 | |||
市はクラトンを中心とした延長6kmの南北方向の中軸線を基に築かれる。この中軸線は1755年にスルタンのハメンクブウォノ1世(マンクブミ)が指定したもので、両端はそれぞれ守護霊の棲む霊峰・ムラピ山と南海の女王(ニャイ・ロロ・キドゥル)がいるインド洋に向かっている。軸線およびそれに沿って配置されるランドマークはアニミズム、祖先崇拝および仏教、ヒンドゥー教、イスラム教など様々な宗教の影響を受けたジャワ文化の宇宙観、特に人の一生のサイクルを体現している。2023年にユネスコの世界遺産に登録された[3]。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
交通
[編集]アジスチプト国際空港があり、インドネシア各地と結ばれている。2019年にはジョグジャカルタ国際空港が開港した。
鉄道は、ジャカルタ/バンドンとスラバヤ間のジャワを横切る2本の主要な鉄道路線のうちの1本が通っている。主要駅はジョグジャカルタ駅で、ほかにルンプヤンガン駅がある。
市内を広く網羅する公営バスや、BRTのトランス・ジョグジャ他、ジャワ島の各都市やバリ島へのフェリーに連絡するバスなどある。また、タクシーの他、アンドン、ベチャなどの乗り物、そして多くの市民はオートバイや自転車を使う。
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ↑ アヨーディヤーの原義は「難攻不落」の意。中村了昭(2012)『新訳 ラーマーヤナ1(全7巻)』70頁。
- ↑ 同旨、岩本裕(1992)『ラーマーヤナ 1』第9刷、309頁。
- ↑ “The Cosmological Axis of Yogyakarta and its Historic Landmarks” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年12月19日閲覧。
参考文献
[編集]- 岩本裕 (1992)『ラーマーヤナ 1』第9刷 平凡社 東京
- 中村了昭 (2012)『新訳 ラーマーヤナ1(全7巻)』平凡社 東京