ソフィア・サモデルキナ

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ソフィア・サモデルキナ
Sofia SAMODELKINA
生年月日 (2007-02-18) 2007年2月18日(19歳)
出生地 ロシア・モスクワ
居住地 カザフスタン・アスタナ
身長 170センチメートル[1]
出身校 カザフスポーツ観光大学
選手情報
代表国
カテゴリー 女子シングル
コーチ ラファエル・アルトゥニアン
所属クラブ Kazakhstan Figure Skating Union
練習拠点 ロサンゼルス
アスタナ
開始 2011年
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
+5/-5 GOEシステム
総合207.462026 ミラノ・コルティナ五輪
SP71.842026 スケートカナダ
FS141.632021 JGPクラスノヤルスク
大会成績
国内大会 1位 2位 3位
カザフスタン選手権 1 0 0
ロシアジュニア選手権 0 1 0
■テンプレート ■ポータル ■プロジェクト

ソフィア・ウラジーミロヴナ・サモデルキナ(Софья Владимировна Самоделкина、2007年2月18日 - )は、モスクワ出身のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2026年ミラノ・コルティナ五輪カザフスタン代表。

2023年までロシア代表、2024年からカザフスタン代表として競技に参加している。

主な戦績は、2025年NHK杯2位、2025年冬季ワールドユニバーシティゲームズ3位など。

2025年NHK杯での銀メダル獲得は、カザフスタン女子として史上初のISUグランプリシリーズでのメダル獲得となった。

経歴

ジュニア時代まで

2007年2月18日、モスクワでロシア人の父親とカザフスタン人の母親の間に生まれる[2]。兄と妹がいる[3]。父親と一緒にフィギュアスケートの放送を見るのが好きだったサモデルキナは、5歳でスケートを始めた[3]。最初の6年間はCSKAのリリア・ビクタギロワのグループで練習を積み、2016年に同じCSKAのセルゲイ・ダヴィドフのグループに移籍した[4]。2020年と2021年のロシアジュニア選手権では4位に入った。

2021年のサモデルキナ

2021–22シーズンからジュニアグランプリシリ-ズに参戦し、クラスノヤルスクで3位、リュブリャナ杯で2位となった。どちらの大会でも4回転サルコウを成功させた[5][6]。2021年デニステンメモリアルチャレンジではジュニア部門で3回転アクセルを成功させ優勝した[1]。シニアのロシア選手権では4位[注釈 1]、ロシアジュニア選手権では2位に入った[9]。2022年2月のロシアのウクライナ侵攻の影響でロシアの選手は国際大会への出場を禁じられたため、世界ジュニア選手権への出場はかなわなかった。

2022–23シーズンからダヴィドフの元を離れ、スヴェトラーナ・ソコロフスカヤに師事した[2]。このシーズンも国際大会には出場できず、ロシアグランプリシリーズに出場した。第2戦で2位、第5戦では北京オリンピック銀メダリストのアレクサンドラ・トゥルソワを破り優勝した。2023年ロシア選手権では11位[9]、ロシアグランプリファイナルでも11位となった。

2023年夏、サモデルキナは母親の故郷であるカザフスタンの国籍を取得し、アスタナへ移住した。10月からは再びコーチを変え、エフゲニー・プルシェンコのアカデミーでトレーニングを開始した。サモデルキナはロシア代表チームの一員だったため、ロシアスケート連盟はサモデルキナを手放すことに消極的だったが、2024年5月に正式に許可が下り、カザフスタンの代表として競技することが認められた[2]。

カザフスタン代表として

2024–25シーズンからはプルシェンコの元を離れ、カザフスタンで練習を開始した[2]。3年ぶりにジュニアグランプリシリーズに出場し、アンカラ大会で4位となる[9]。シニアの国際デビュー戦となったチャレンジャーシリーズ・デニステンメモリアルでは2位、タリントロフィーでも2位に入り[9]、2025年カザフスタン選手権では優勝を果たした。その後はアジア冬季競技大会、冬季ユニバーシティーゲームズ、四大陸選手権などに出場し、ユニバーシティーゲームズでは3位となった[10]。自身初出場の世界選手権では14位。

2025–26シーズン、自身初となるISUグランプリシリーズに出場。NHK杯で2位となり、カザフスタン女子としては史上初のグランプリシリーズでのメダル獲得を果たした[11]。

技術・演技

ルッツ、サルコウ、トウループの3種類の4回転ジャンプを試合で成功させており、競技直前の6分間練習などでは4回転ループも成功させている。全てのジャンプにおいて両手を上げて跳ぶ(リッポンジャンプ)ことが特徴。

ロシア代表時代は、4回転ジャンプや3回転アクセルを武器としていた。

カザフスタン代表転向後は4回転ジャンプや3回転アクセルをプログラムに組み込んでいないものの、安定感のあるジャンプを跳んでいる。スピンやステップは転向前に比べレベルの取りこぼしが見られるものの、演技構成点では転向前よりも高い評価を得ている。

競技成績

ISUパーソナルベストスコア

+5/-5 GOEシステムにおける自己最高得点 [12]
種目 種類 得点 大会
総合 TSS207.462026年ミラノ・コルティナオリンピック
SP TSS71.842026年スケートカナダ
TES40.632026年スケートカナダ
PCS32.392026年デニステンメモリアル
FS TSS141.632021年JGPクラスノヤルスク
TES80.952021年JGPリュブリャナ杯
PCS66.352026年デニステンメモリアル

主な戦績

カザフスタン代表

シニアクラスの戦績
大会名 2024–25 2025–26 2026–27
オリンピック 10位
世界選手権 14位 12位
四大陸選手権 7位 9位
GP スケートアメリカ TBD
GP スケートカナダ TBD
GP NHK杯 2位
CS ゴールデンスピン 3位
CS クランベリー杯 2位
CS ワルシャワ杯 WD
CS タリン杯 2位
CS デニステンメモリアル 2位 WD 3位
アジア冬季競技大会 4位
冬季ユニバーシティーゲームズ 3位
カザフスタン選手権 1位
ジュニアクラスの戦績
大会名 2024–25
JGP アンカラ 4位

ロシア代表

シニアクラスの戦績
大会名 2021–22 2022–23
ロシア選手権 4位 11位
ジュニアクラスの戦績
大会名 2019–20 2020–21 2021–22
JGP リュブリャナ 2位
JGP クラスノヤルスク 3位
デニステンメモリアル 1位 J
ロシアジュニア選手権 4位 4位 2位

詳細

  • マークが付いている大会はISU公認の国際大会
  • パーソナルベストは太字で表示
2026-2027 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2026年10月29日 - 11月1日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) 5
71.84
-
2026年10月7日 - 11日 ISUチャレンジャーシリーズ デニステンメモリアル(アルマトイ) 3
69.45
2
134.91
3
204.36
2025-2026 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2026年3月24日 - 29日 2026年世界フィギュアスケート選手権(プラハ) 12
66.95
12
120.58
12
187.53
2026年2月9日 - 19日 2026年ミラノ・コルティナオリンピック(ミラノ) 12
68.47
10
138.99
10
207.46
2026年1月21日 - 25日 2026年四大陸フィギュアスケート選手権(北京) 9
62.29
7
120.22
9
182.51
2025年12月3日 - 6日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン(ザグレブ) 7
56.28
3
126.35
3
182.63
2025年11月6日 - 9日 ISUグランプリシリーズ NHK杯(門真) 2
67.75
3
132.25
2
200.00
2025年8月7日 - 10日 ISUチャレンジャーシリーズ クランベリー杯(ノーウッド) 2
65.80
1
137.35
2
203.15
2024-2025 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2025年3月25日 - 30日 2025年世界フィギュアスケート選手権(ボストン) 13
63.58
13
117.78
14
181.36
2025年2月18日 - 23日 2025年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) 8
63.98
6
129.39
7
193.37
2025年2月7日 - 14日 2025年アジア冬季競技大会(ハルビン) 4
63.31
4
125.12
4
188.43
2025年1月13日 - 23日 FISU 冬季ワールドユニバーシティゲームズ(トリノ) 2
66.43
4
124.53
3
190.96
2024年12月14日 - 15日 2025年カザフスタンフィギュアスケート選手権(カラガンダ) 1
57.60
1
118.10
1
175.70
2024年11月12日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズ タリン杯(タリン) 3
53.98
2
119.27
2
173.25
2024年10月3日 - 6日 ISUチャレンジャーシリーズ デニステンメモリアル(アスタナ) 3
63.84
3
125.83
2
189.67
2024年9月18日 - 21日 ISUジュニアグランプリ アンカラ(アンカラ) 8
57.14
4
117.44
4
174.58

受賞

脚注

注釈

  1. ↑ 5位に入ったが[7]、1位のカミラ・ワリエワがドーピング違反でメダルを剥奪されたため[8]、4位に繰り上がった。

出典

  1. 1 2 田村明子「国籍変えるロシアの選手たち 26年五輪へ、フィギュア界の影響は」朝日新聞、2024年7月24日。2025年2月23日閲覧。
  2. 1 2 3 4 "Новая звезда фигурного катания появилась в Казахстане. Она «кинула» Плющенко, разозлила Тарасову и теперь раздражает многих в России" [カザフスタンにフィギュアスケートの新星が現れた。彼女はプルシェンコを 「捨て」、タラソワを怒らせ、今ではロシアの多くの人々を悩ませている。] (September 26, 2024). Sports KZ. 2025年2月23日閲覧。
  3. 1 2 "Сменившая гражданство фигуристка выступила с обращением после отъезда из Казахстана" [カザフスタンを離れ、国籍を変更したフィギュアスケート選手がアピール] (October 21, 2024). Sports KZ. 2025年2月23日閲覧。
  4. ↑ Тупиков, Андрей (September 8, 2024). "Самоделкина ушла от Плющенко. 17-летняя фигуристка будет тренироваться в США" [サモデルキナはプルシェンコを去った。 17歳のフィギュアスケート選手が米国でトレーニング。]. Sov Sport. 2025年2月23日閲覧。
  5. ↑ "Russia dominates ISU Junior Grand Prix on home ice" [ロシア、ホームアイスでISUジュニアグランプリを制す] (September 20, 2021). 国際スケート連盟. 2021年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月23日閲覧。
  6. ↑ "Russia sweeps gold medals at ISU Junior Grand Prix in Ljubljana (SLO)" [リュブリャナで開催されたISUジュニアグランプリでロシアが金メダルを独占(スロバキア)] (September 27, 2021). 国際スケート連盟. 2021年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月23日閲覧。
  7. ↑ Flade, Tatjana (December 25, 2021). "Incredible Valieva cruises to gold at Russian Nationals" [ワリエワがロシア選手権で金メダルを獲得]. Golden Skate. 2025年2月23日閲覧。
  8. ↑ 「ワリエワ、21年12月から4年間の資格停止 出場した大会の結果は全てはく奪…北京五輪のドーピング問題がついに決着」スポーツ報知、2024年1月29日。2025年2月23日閲覧。
  9. 1 2 3 4 "Competition Results - Sofia SAMODELKINA (KAZ)" [競技結果 - ソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)]. 国際スケート連盟. 2025年2月23日閲覧。
  10. ↑ 「住吉りをんが逆転V、2位に千葉百音|FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ2025フィギュアスケート女子シングル」国際オリンピック委員会、2025年1月19日。2025年2月23日閲覧。
  11. ↑ Slater, Paula (2025年11月8日). “Japan's Kaori Sakamoto dominates women's event at NHK Trophy”. Golden Skate. 2025年11月9日閲覧.
  12. ↑ “Personal Bests – Sofia SAMODELKINA (KAZ)”. 国際スケート連盟 (2025年2月9日). 2025年2月15日閲覧。

外部リンク