タマオヤモリ属

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タマオヤモリ属
スベスベタマオヤモリ Nephrurus laevissimus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 爬虫綱 Reptilia
目 : 有鱗目 Squamata
科 : カワリオヤモリ科 Carphodactylidae
属 : タマオヤモリ属 Nephrurus
学名
Nephrurus
Günther, 1876
英名
knob-tailed gecko

タマオヤモリ属(玉尾守宮属、Nephrurus)はカワリオヤモリ科に属する属の1つ。模式種はNephrurus asper。別名ノブテールゲッコー。

分布

オーストラリア固有属

形態

最大種はオニタマオヤモリで最大全長16cm。またオーストラリアに分布するヤモリでも最重量種。

頭部は大型で、名前の通り尾は短く先端が球状に膨らむ。尾の用途は現在のところ不明。

生態

砂漠や乾燥した岩場に主に生息する。地表性もしくは半地中性で、多くの種は地面に深い穴を掘る。夜行性で、昼間は岩の隙間や巣穴で暑さをしのいで休む。外敵に襲われると噴気音を出して威嚇する。

食性は肉食性で昆虫類や節足動物、小型爬虫類等を食べる。

繁殖形態は卵生で、1回に2個の卵を数回に分けて産む。

分類

9種が属する[1]。和名は中井(2020)を参考[2]。

系統

次のような系統樹が得られている[1]。

 
 

オビタマオヤモリ

 
 
 
 

Nephrurus asper

 
 
 

Nephrurus sheai

 
 

オニタマオヤモリ

 
 
 
 
 
 

Nephrurus vertebralis

 
 
 

Nephrurus deleani

 
 

スベスベタマオヤモリ

 
 
 
 
 

Nephrurus stellatus

 
 

ナメハダタマオヤモリ

 
 
 
 
 

人間との関係

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。しかし現在では野生動物の輸出を禁止しているオーストラリアに分布するため、流通するのは以前に欧米に流出した個体からの繁殖個体のみとなっており高価。主にナメハダタマオヤモリの基亜種とオニタマオヤモリが流通する。

穴を掘るため穴を掘ることのできる砂をある程度の厚さに敷き、湿度のある穴の中の環境を再現するため乾燥させたシェルターとある程度湿度を持ったシェルターを入れたケージで飼育されることが多い。オニタマオヤモリは産卵以外では深い穴を掘らないため底砂は薄くても飼育には問題はない。

脚注

  1. 1 2 Oliver, Paul M., and Aaron M. Bauer. (2011). “Systematics and evolution of the Australian knob-tail geckos ( Nephrurus, Carphodactylidae, Gekkota): Plesiomorphic grades and biome shifts through the Miocene”. Molecular phylogenetics and evolution 59 (3): 664-674. doi:10.1016/j.ympev.2011.03.018.
  2. ↑ 中井穂瑞領『ヤモリ大図鑑 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説』誠文堂新光社、2020年、269頁。ISBN 978-4-416-62048-9。

関連項目