ドンベヤ・ワリキー

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ドンベヤ・ワリキー
ドンベヤ・ワリキーの花
(Wikimedia Commonsより)
分類(APG IV)
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ上群 superrosids
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : アオイ群 Malvidae / rosid II
目 : アオイ目 Malvales
科 : アオイ科 Malvaceae
亜科 : Dombeyoideae
属 : ドンベヤ(ドムベヤ)属 Dombeya
種 : ドンベヤ・ワリキー
D. wallichii
学名
Dombeya wallichii (Lindl.) Benth. ex Baill.
英名
pink ball tree, tropical hydrangea

ドンベヤ・ワリキー(学名:Dombeya wallichii[1])はアオイ科ドンベヤ属の常緑低木〜中木。旧アオギリ科。

特徴

高さ2–6m、原産地では9mに達する。木全体に毛が多い。葉は長さ15–25cmの広卵形、ハート型または浅く3裂する形状で明るい緑色。葉は両面有毛でざらつき、互生する。葉縁には不揃いの角張った鋸歯がある。花はピンク色や白色、径2–3cmほどの5弁花で、多数集まって半球形〜ほぼ球形のアジサイに似た大きな花序を形成する。花に甘い香りがあり、昆虫が集まる。花序は直径10–20cm。花期は冬〜春(9月〜3月)で、枝が曲がるほどに花序が多数ぶら下がり目立つ。果実は褐色の蒴果。同属のドンベヤ・バージェシアエD. burgessiaeとの種間雑種カイオイキシイD. × cayeuxiiも作出されている[2][4][5][6][7][3][9][8]。

分布と生育環境

東アフリカ、マダガスカル原産[1][2][4][5][6][7][3][8]。

利用

公園樹、庭木に用いられる。肥沃で排水の良い土壌を好む。耐風性が弱いため、風当たりの弱い場所に植栽する。生長が早く、徒長枝は開花後に強剪定により切り戻す。コナジラミやハダニの防除に留意する。繁殖は挿し木による[5][6][7][8]。

ギャラリー

脚注

参考文献

  • Brickell, Christopher, ed. (1996), “Dombeya wallichii, D. × cayeuxii”, RHS A-Z encyclopedia of garden plants, United Kingdom: Dorling Kindersley, p. 375–376, ISBN 0751303038 
  • 土橋豊 著「ドムベヤ・ウァリキィ」、岩槻邦男ら監修 編『朝日百科 植物の世界』 7巻、朝日新聞社、東京、1997年、109頁。ISBN 9784023800106。 
  • 海洋博記念公園管理財団「ドンベア」『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。 
  • 平良一男; 新里隆一; 仲村康和; 松田正則「ドンベア」『沖縄 花めぐり』沖縄都市環境研究会、2009年。 
  • 大川智史; 林将之「ドンベヤ」『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄〜八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024。 
  • 日本インドア・グリーン協会「ドンベヤ・ワリキー」『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。ISBN 9784416918852。 
  • 沖田原耕作「ピンクボール」『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832。 
  • 林将之; 名嘉初美「ピンクボール」『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。 

外部リンク