ハリソン・ハイタワー三世

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ハリソン・ハイタワー三世
Harrison Hightower III
初登場 タワー・オブ・テラー
詳細情報
種族 人間
性別 男性
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ハリソン・ハイタワー三世(英語: Harrison Hightower III)は、東京ディズニーシーのアトラクション「タワー・オブ・テラー」を中心に、世界各地のディズニーパークのバックグラウンドストーリーに登場する架空の人物である。

ニューヨークの大富豪、実業家、探険家、美術品収集家で、「ホテルハイタワー」のオーナーという設定を持つ[1]。

1899年12月31日、アフリカから持ち帰った呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」とともにホテルのエレベーターへ乗り込んだ後、謎の失踪を遂げた[2]。

また、世界各地のディズニーパークに展開される架空の探険家・冒険家組織「Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)」のメンバーとして設定されている[3]。

容姿は、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのイマジニアであるジョー・ロードをモデルとしている[2]。

人物

ハリソン・ハイタワー三世は、20世紀初頭のニューヨークを舞台とする東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにおいて、大富豪であり探険家、文化的遺産の収集家として知られた人物である[1]。

世界各地を探険し、多数の美術品や骨董品を収集した。一方、その収集方法は強引で、自らの富や権力を誇示する傲慢な人物として描かれている。

自身が所有するホテルハイタワーにも世界各地から持ち帰ったコレクションを大量に展示し、館内には探険旅行の様子や自身の功績を誇示する壁画、ステンドグラスなどを設置していた[4]。

東京ディズニーリゾート公式ブログでは、ホテルの元室内プールに自身が人間から神へ変化していく姿を描いた壁画を設置するなど、その自己顕示欲の強さが表現されている[5]。

来歴

ホテルハイタワー

ハイタワー三世の父親が建てた邸宅を基礎として増築が繰り返され、1892年にホテルハイタワーが開業した[6]。

ハイタワー三世は世界各地で見た建築様式や意匠をホテルに取り入れ、増改築を繰り返した。建物内部には自身の探険を題材とした美術品や、世界中から収集した多数の文化財を展示した[7]。

ニューヨークではU.S.スチームシップ・カンパニーを率いる実業家エンディコット三世とライバル関係にあり、東京ディズニーリゾート公式ブログでは2人を「ニューヨークの富を二分する2人の実業家」として紹介している[1]。

シリキ・ウトゥンドゥ

1899年、ハイタワー三世はアフリカのコンゴ川流域を探険し、現地で崇拝されていた偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」(Shiriki Utundu)を手に入れた。

偶像には呪いが宿るとされていたが、ハイタワー三世はこれを迷信として一笑に付した。

同年12月31日、ホテルハイタワーで開いた記者会見においてシリキ・ウトゥンドゥを公開し、呪いについて問われると否定した[6]。

その後、自室へ向かうため偶像を持ってホテルのエレベーターに乗り込んだ。

失踪

1899年12月31日の深夜、ハイタワー三世が乗ったエレベーターで異常が発生し、彼は謎の失踪を遂げた。

事故後、エレベーターからハイタワー三世は発見されず、シリキ・ウトゥンドゥだけが残されていた。

この事件をきっかけにホテルハイタワーは閉鎖され、ニューヨーク市民から「タワー・オブ・テラー(恐怖のホテル)」と呼ばれるようになった[8]。

1912年にはニューヨーク市保存協会によってホテルの保存と一般公開が行われ、見学ツアーが開始された。

S.E.A.との関係

ハリソン・ハイタワー三世は、世界各地のディズニーパークのバックグラウンドストーリーを結ぶ架空の組織「Society of Explorers and Adventurers(S.E.A.)」のメンバーとして設定されている。

2013年に香港ディズニーランドで開業した「ミスティック・マナー」の待機列には、1899年にヘンリー・ミスティック卿の邸宅で開かれたS.E.A.の会合を描いた肖像画が展示されており、ハイタワー三世もシリキ・ウトゥンドゥを手にした姿で描かれている。

この肖像画を通じて、東京ディズニーシーのハイタワー三世と、香港ディズニーランドのヘンリー・ミスティック卿らが同じ世界観に存在する人物として結び付けられた。

2026年にDisney Parks Blogが公開したS.E.A.の公式解説でも、S.E.A.が保管する歴史的収集品として、ハイタワー三世によって「入手された」石棺が紹介されている[3]。

ヘイゼル・ハイタワー

2026年10月20日、Disney Parks Blogは、ハリソン・ハイタワー三世の娘として「ヘイゼル・ルイーズ・ハイタワー」(Hazel Louise Hightower)を新たに発表した[9]。

ヘイゼルは1881年4月1日にエジプトで生まれた。父ハリソンについて、その行動や判断のすべてには同意できないものの、好奇心を追求することや冒険する人生の価値を教えられたと述べている[9]。

ハリソンの失踪はヘイゼルがロンドンの大学へ進学する直前に起こり、その後も彼女は父の失踪の真相を知らないという設定となっている。

ヘイゼルは卒業後、父と同じS.E.A.への加入を希望したが、ハイタワー家の悪評を理由に拒否された。その後、自ら開発した時間移動装置「Timeskipper」を使用して過去へ移動し、父が1886年にレインボー・リッジから盗んでいた「Ridge Jewel」を返却した。その功績によってS.E.A.のメンバーとして認められた[9]。

この設定によって、ハリソン・ハイタワー三世の物語は東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」だけでなく、2026年以降のS.E.A.の物語にも引き継がれている。

ディズニーパークにおける展開

東京ディズニーシー

2006年9月4日に開業した「タワー・オブ・テラー」で初登場した。

アトラクションではハイタワー三世の失踪事件とシリキ・ウトゥンドゥの呪いが物語の中心となっており、ホテル内には彼の肖像画、壁画、ステンドグラス、収集品などが多数配置されている。

ロストリバーデルタの「レイジングスピリッツ」周辺にも、ハイタワー三世が同地を探険したことを示す設定が存在し、ホテルハイタワー宛ての荷物などが配置されている[4]。

香港ディズニーランド

「ミスティック・マナー」の待機列にあるS.E.A.の会合を描いた肖像画に登場する。

肖像画では、ヘンリー・ミスティック卿をはじめとするS.E.A.のメンバーとともに描かれており、ハイタワー三世はシリキ・ウトゥンドゥを所持している。

ディズニーランド・リゾート

ディズニーランドのアドベンチャーランドにある「The Tropical Hideaway」にはS.E.A.メンバーの探険を示すオールが展示されており、ハイタワー三世に関連するものも存在する。

2026年には、娘ヘイゼル・ハイタワーの物語に関連してフロンティアランドのRidge Jewelなどにもハリソンの過去が組み込まれた[9]。

キャラクター制作

ハリソン・ハイタワー三世は、東京ディズニーシー版「タワー・オブ・テラー」のために制作されたオリジナルキャラクターである。

東京版では他のディズニーパークの「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」で使用されているテレビドラマ『ミステリー・ゾーン』の設定を採用せず、アメリカンウォーターフロントの世界観に合わせた独自の物語が制作された。

ハイタワー三世の容姿は、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのイマジニアであるジョー・ロードに似せてデザインされている[2]。

関連作品

2022年にDisney Publishing Worldwideから刊行されたジュリー・カガワの小説『Shinji Takahashi and the Mark of the Coatl』では、ハイタワー三世の名を受け継ぐ「Hightower Corporation」が登場する[10]。

同社はギデオン・フロストが率いる組織として描かれ、S.E.A.と対立する存在となっている。

これらは同小説シリーズで展開された設定であり、東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」本編のバックグラウンドストーリーとは区別される。

関連項目

脚注

  1. 1 2 3 “ニューヨークの富を二分する2人の実業家”. 東京ディズニーリゾート (2021年8月26日). 2026年10月22日閲覧。
  2. 1 2 3 “Harrison Hightower III” (英語). D23. 2026年10月22日閲覧。
  3. 1 2 “The Society of Explorers and Adventurers at D23 Event 2026” (英語). Disney Parks Blog (2026年8月12日). 2026年10月22日閲覧。
  4. 1 2 “アトラクションキャストが教える!見どころ紹介~恐怖のホテル「タワー・オブ・テラー」編~”. 東京ディズニーリゾート (2019年4月18日). 2026年10月22日閲覧。
  5. ↑ “プールを改装して作られたショップ”. 東京ディズニーリゾート (2020年8月24日). 2026年10月22日閲覧。
  6. 1 2 “恐怖のホテル「タワー・オブ・テラー」は明日で15周年!”. 東京ディズニーリゾート (2021年9月3日). 2026年10月22日閲覧。
  7. ↑ “ニューヨークにそびえ立つ巨大なハンマー”. 東京ディズニーリゾート (2014年2月24日). 2026年10月22日閲覧。
  8. ↑ “タワー・オブ・テラー”. 東京ディズニーリゾート. 2026年10月22日閲覧。
  9. 1 2 3 4 “Introducing S.E.A. Member Hazel Hightower” (英語). Disney Parks Blog (2026年10月20日). 2026年10月22日閲覧。
  10. ↑ Kagawa, Julie (2022) (英語). Shinji Takahashi and the Mark of the Coatl. Disney Electronic Content. ISBN 9781368074537