バルトロメ島

ウィキペディアから、無料の百科事典
バルトロメ島
Isla Bartolomé
バルトロメ島からの景観(対岸サンチャゴ島)
所在地 エクアドルの旗 エクアドル
所在海域 東太平洋
所属諸島 ガラパゴス諸島
座標 南緯0度17分 西経90度33分 / 南緯0.283度 西経90.550度 / -0.283; -90.550座標: 南緯0度17分 西経90度33分 / 南緯0.283度 西経90.550度 / -0.283; -90.550
面積 1.2 km²
最高標高 114 m
バルトロメ島の位置(ガラパゴス諸島内)
バルトロメ島
バルトロメ島の位置(太平洋内)
バルトロメ島
 プロジェクト 地形
テンプレートを表示
バルトロメ島の海岸
(右にピナクル・ロック)

バルトロメ島(スペイン語: Isla Bartolomé、バーソロミュー島、英語: Bartholomew Island)は、ガラパゴス諸島の火山島の1つであり、この火山の小島はサンチャゴ島の東海岸のすぐ沖に位置する。バルトロメ島およびサンチャゴ島のサリバン湾(スペイン語版)の名は、自然主義者でチャールズ・ダーウィンの生涯の友人であり、英国海軍艦船ビーグルに中尉として乗船したバーソロミュー・ジェームズ・サリバン (Bartholomew James Sulivan) にちなんで名付けられた[1]。

地理

総面積わずか 1.2km2、標高114m のこの島は、群島のうち最もよく知られる美しい景観を見せる[1][2]。約30万年前のマグマの活動により形成されたバルトロメ島は[2]、ガラパゴスの群島のなかでも「若い」島の1つである。島は死火山および赤、オレンジ、緑、輝く黒色のさまざまな火山性地層よりなる。バルトロメ島の山頂には容易に登れ[3]、対岸のサンチャゴ島の壮大な景色を提供する。また、いくつかの火砕丘があり、スパターコーン(英: Spatter cone、溶岩滴丘)[4]、タフコーン(英: Tuff cone、凝灰岩丘)、それに溶岩流(英: Lava flow)が見られる[1]。

バルトロメ島では、この島の際立った特徴となるピナクル・ロック(英: Pinnacle Rock)が知られている[1]。島の西端付近にあるこの尖塔状の岩は[2]、かつて水中の火山よりマグマが噴出した際に形成された[1]。

ガラパゴスペンギン

バルトロメ島にはもう1つ訪問可能な地域があり、そのピナクル・ロックの周辺は、泳ぎかつシュノーケリングができ[1]、水中の世界を観察できる。ガラパゴスペンギン、ウミガメ、ネムリブカその他熱帯魚が見られる。南北一対となる湾は狭い地峡によって分離されている。

生物

ガラパゴスペンギンがよく見られ[5]、ピナクル・ロックの背後にある小洞窟の集団繁殖地に営巣する[1]。季節により、バルトロメ島はアオウミガメの繁殖および営巣地となる。サギ類は、穏やかな浜を利用している。ガラパゴスのヨウガンサボテン(英語版)が、新しい溶岩台地に生えている。

1976年には、チャールズ・ダーウィン研究所と国立公園管理事務所により、野生化したクマネズミが駆除された[6]。

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 “Santiago”. Galápagos Conservancy. 2017年7月21日閲覧。
  2. 1 2 3 水口 (1999)、171頁
  3. ↑ 藤原幸一『ガラパゴス博物学』データハウス、2001年、190-191頁。ISBN 4-88718-616-9。
  4. ↑ 水口 (1999)、31・171頁
  5. ↑ 水口 (1999)、69・171頁
  6. ↑ 伊藤秀三『ガラパゴス諸島』角川書店〈角川選書〉、2002年、29頁。ISBN 4-04-703340-5。

参考文献

  • 水口博也『ガラパゴス大百科』TBSブリタニカ、1999年。ISBN 4-484-99300-7。 

関連項目

外部リンク