フーラブライド

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フーラブライド
2013年愛知杯
欧字表記 Hula Bride
品種 サラブレッド
性別 牝
毛色 鹿毛
生誕 2009年5月9日(15歳)
抹消日 2015年11月18日[1]
父 ゴールドアリュール
母 ヒカルカリーナ
母の父 メジロマックイーン
生国 日本の旗 日本(北海道登別市)
生産者 青藍牧場
馬主 吉田和子
調教師 木原一良(栗東)
競走成績
生涯成績 39戦6勝
獲得賞金 1億9554万2000円
勝ち鞍 GIII:愛知杯(2013年)
GIII:中山牝馬ステークス(2014年)
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フーラブライド(Hula Bride)は日本の競走馬。主な勝ち鞍は愛知杯(2013年)、中山牝馬ステークス(2014年)。

経歴

馬名の意味は「フラダンスをする新婦」[2]である。

デビューまで

2009年5月9日、北海道登別市の青藍牧場で誕生した。牧場時代はあまり目立たない存在で華奢な印象が強かったという[3][4]。

2歳 - 3歳

2011年8月21日、札幌競馬場で行われた芝1500mのメイクデビュー戦でデビューしたが13着と大敗した。2戦挟んで初のダート戦に出走し3着と好走した。ダート転向後は常に上位争いを演じたが勝ちきれないレースが続き、デビューから1年近く経った2012年8月18日、デビュー戦の地である札幌競馬場で行われたダート1700mの未勝利戦に出走し13戦目にして初勝利を果たした。その後は4ヶ月近い休養を挟んで年末に復帰したが2走して5着、2着に敗れた。

4歳

年が明けて2走した後、2013年2月16日の条件戦に出走し2勝目をあげた。3ヶ月の休養後、5走したが最高着順が3着だった。

9月28日、2年ぶりに芝のレースに出走した。管理する木原一良によると、ダート巧者のゴールドアリュール産駒のためなかなか芝に切り替えられなかったが、同厩舎で半弟のエーティータラントがダートから芝に転向して500万条件戦を突破したことから姉のフーラブライドも芝で走らせたという[5]。レースは後方17番手からのまくりが決まり差し切って[6]3勝目、芝のレース初勝利を果たした。続く10月27日の芝のレースでも勝利し、12月14日の愛知杯に格上挑戦した。12番人気と低評価だったが、中団からレースを運び最後の直線で力強く抜け出し勝利、3連勝で重賞初制覇を果たした[7]。生産した青藍牧場にとっては1970年の創業以来、43年目で初となる中央競馬平地重賞馬の誕生となった[3][4][注 1]。

5歳

年明け初戦となった2014年1月19日の日経新春杯は、先行したが[8]3着に惜敗した。続く3月16日の中山牝馬ステークスでは重賞初制覇をあげた愛知杯と同じように中団からレースを運び、直線で抜け出し1番人気に応え重賞2勝目を果たした[9][10]。5月18日には初のGI挑戦となるヴィクトリアマイルに出走した。管理する木原一良が「ここは試金石」と語っていたが[11]13着に敗れた。続く6月15日のマーメイドステークスは3着に敗れた。騎乗した酒井学はトップハンデとなった56キロの斤量を敗因にあげた[12]。その後、秋シーズンは3戦するがいずれも着外に終わった。

6歳

年明け初戦となった2015年1月18日の日経新春杯はアドマイヤデウスの2着と好走する。しかしその後は惨敗が続き、11月15日のエリザベス女王杯6着を最後に現役を引退した。引退後は北海道白老町の白老ファームで繁殖牝馬となる[13]。

競走成績

競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭
数
オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)
2011.8.21 札幌 2歳新馬 芝1500m(良) 14 53.5(12人) 13着 1:33.0(37.2) 1.7 小林徹弥 54 ラシンティランテ
9.4 札幌 2歳未勝利 芝1500m(稍) 14 54.2(10人) 4着 1:32.2(37.7) 0.3 小林徹弥 54 サルバドールピアス
9.25 札幌 2歳未勝利 芝1500m(良) 11 24.4(7人) 9着 1:31.9(36.1) 1.2 小林徹弥 54 メイブリーズ
10.23 京都 2歳未勝利 ダ1800m(重) 13 17.5(6人) 3着 1:54.5(37.2) 0.2 北村友一 54 コウエイチャンス
2012.2.19 京都 3歳未勝利 ダ1800m(稍) 16 4.7(2人) 4着 1:56.0(38.2) 0.6 北村友一 54 ショウナンマオ
3.10 阪神 3歳未勝利 ダ1800m(重) 12 3.8(2人) 2着 1:55.5(36.9) 0.6 武豊 54 マーチャンテイマー
4.8 阪神 3歳未勝利 ダ1800m(良) 16 3.8(2人) 2着 1:54.7(37.1) 0.1 武豊 54 ラルシュドール
4.14 阪神 3歳未勝利 ダ1800m(重) 16 1.6(1人) 4着 1:54.9(38.2) 0.7 武豊 54 トーブプリンセス
6.17 函館 3歳未勝利 ダ1700m(良) 13 2.7(1人) 2着 1:47.8(39.1) 0.4 藤田伸二 54 ケリーダノビア
7.1 函館 3歳未勝利 ダ1700m(良) 13 2.4(1人) 2着 1:48.2(38.6) 0.6 荻野琢真 54 プリームス
7.21 札幌 3歳未勝利 ダ1700m(良) 13 2.3(1人) 2着 1:48.0(37.9) 0.5 藤田伸二 54 ケンブリッジアリス
8.4 札幌 3歳未勝利 ダ1700m(良) 13 3.0(1人) 3着 1:48.4(38.7) 0.2 藤田伸二 54 ケイツークロート
8.18 札幌 3歳未勝利 ダ1700m(稍) 13 2.3(1人) 01着 1:46.8(38.0) -0.3 藤田伸二 54 (オフショア)
12.2 阪神 3歳上500万下 ダ1800m(良) 15 33.8(8人) 5着 1:53.9(36.5) 0.4 藤田伸二 54 ハルカフジ
12.15 中京 3歳上500万下 ダ1800m(重) 16 5.1(2人) 2着 1:53.7(36.2) 0.2 藤田伸二 54 コスモシャンハイ
2013.1.12 京都 4歳上500万下 ダ1800m(良) 15 3.4(2人) 7着 1:53.7(37.3) 0.5 藤田伸二 54 ウインアルエット
1.27 中京 4歳上500万下 ダ1800m(良) 13 2.4(1人) 4着 1:55.2(38.2) 0.5 古川吉洋 54 デルマイザナミ
2.16 小倉 4歳上500万下 ダ1700m(重) 16 5.4(2人) 01着 1:45.0(36.9) -0.3 古川吉洋 54 (デコレイト)
5.19 新潟 白馬岳特別 1000万下 ダ1800m(良) 15 25.0(7人) 5着 1:54.9(37.2) 0.7 古川吉洋 55 マルブツビアン
6.15 函館 木古内特別 500万下 ダ1700m(稍) 13 10.6(7人) 6着 1:45.2(36.2) 1.2 古川吉洋 55 ヒルノマドリード
6.29 函館 3歳上500万下 ダ1700m(良) 13 4.6(2人) 3着 1:45.7(38.1) 0.4 古川吉洋 55 デルマイザナミ
8.10 函館 3歳上500万下 ダ1700m(重) 9 2.1(1人) 5着 1:45.6(38.5) 0.4 古川吉洋 55 ピュアダイヤモンド
8.31 小倉 3歳上500万下 ダ1700m(不) 16 9.6(6人) 4着 1:43.9(37.2) 0.2 酒井学 55 ナンヨーカノン
9.28 阪神 3歳上500万下 芝2400m(良) 18 31.7(9人) 01着 2:27.0(34.0) -0.3 古川吉洋 55 (ハッピーモーメント)
10.27 京都 3歳上1000万下 芝2400m(良) 11 4.5(2人) 01着 2:27.3(34.1) -0.0 酒井学 55 (サカジロオー)
12.14 中京 愛知杯 GIII 芝2000m(良) 18 43.7(12人) 01着 2:02.1(34.0) -0.1 酒井学 50 (キャトルフィーユ)
2014.1.19 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 16 9.1(4人) 3着 2:24.6(34.6) 0.2 酒井学 52 (サトノノブレス)
3.16 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 4.5(1人) 01着 1:48.5(35.1) -0.2 酒井学 53 (ケイアイエレガント)
(キャトルフィーユ)
5.18 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(良) 18 28.0(10人) 13着 1:33.1(33.8) 0.8 酒井学 55 ヴィルシーナ
6.15 阪神 マーメイドS GIII 芝2000m(良) 14 4.4(2人) 3着 1:59.7(34.0) 0.3 酒井学 56 ディアデラマドレ
10.14 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 12 13.7(7人) 7着 2:25.0(34.3) 0.8 酒井学 54 ラストインパクト
11.16 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 18 30.7(10人) 4着 2:12.6(33.4) 0.2 酒井学 56 ラキシス
12.20 中京 愛知杯 GIII 芝2000m(重) 18 6.3(3人) 6着 2:04.8(35.5) 0.4 酒井学 56 ディアデラマドレ
2015.1.18 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 18 17.4(10人) 2着 2:24.9(34.1) 0.1 酒井学 55 アドマイヤデウス
3.22 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 10 48.8(8人) 5着 3:07.1(36.5) 1.2 酒井学 54 ゴールドシップ
5.3 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 109.2(14人) 11着 3:15.6(35.2) 0.9 酒井学 56 ゴールドシップ
8.2 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 10 5.3(2人) 8着 1:47.6(34.8) 0.5 酒井学 56 メイショウスザンナ
10.12 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 10 27.5(7人) 5着 2:24.0(33.1) 0.4 酒井学 54 ラブリーデイ
11.15 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(稍) 18 21.9(7人) 6着 2:15.0(35.1) 0.1 酒井学 56 マリアライト

繁殖成績

生年 馬名 性 毛色 父 馬主 厩舎 戦績 出典
初仔 2017年 ブライドグルーム 騸 鹿毛 ロードカナロア (有)社台レースホース 美浦・堀宣行
→園田・新子雅司
→美浦・和田勇介
27戦3勝(引退) [14]
2番仔 2018年 ブライドピーク 牝 栗毛 キングカメハメハ (株)G1レーシング 栗東・池江泰寿 4戦0勝(引退・繁殖) [15]
3番仔 2019年 ブライドエール 牝 鹿毛 モーリス (有)サンデーレーシング 美浦・堀宣行 1戦0勝(引退・繁殖) [16]
4番仔 2020年 ハンブルブライド 牝 黒鹿毛 ハービンジャー 吉田勝己 北海道・千葉津代士 未出走(引退) [17]
4番仔 2021年 ジャンドル 牡 黒鹿毛 エピファネイア (有)サンデーレーシング 美浦・高木登
→小林・福永敏
2戦0勝(現役) [18]
5番仔 2022年 ダンスデュヴァン 牡 鹿毛 ルヴァンスレーヴ (株)G1レーシング 栗東・武英智 (デビュー前) [19]
6番仔 2024年 フーラブライドの2024 牡 鹿毛 ニューイヤーズデイ [20]
  • 2024年10月1日現在

血統表

フーラブライドの血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ヘイロー系(サンデーサイレンス系)
[§ 2]
父

ゴールドアリュール
1999 栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛
Nureyev Northern Dancer
Special
Reluctant Guest Hostage
Vaguely Royal
母

ヒカルカリーナ
1999 芦毛
メジロマックイーン
1987 芦毛
メジロティターン メジロアサマ
*シエリル
メジロオーロラ *リマンド
メジロアイリス
母の母
ヒカルパッション
1993 鹿毛
マルゼンスキー Nijinsky
*シル
ゴールデンローズ *サーペンフロ
サンマロ
母系(F-No.) 22号族(FN:22) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 9.38% 4x5、Nijinsky 9.38% 5x4 [§ 4]
出典
  1. ↑ JBISサーチ フーラブライド 5代血統表2017年9月13日閲覧。
  2. ↑ netkeiba.com フーラブライド 5代血統表2017年9月13日閲覧。
  3. ↑ JBISサーチ フーラブライド 5代血統表2017年9月13日閲覧。
  4. ↑ netkeiba.com フーラブライド 5代血統表2017年9月13日閲覧。

脚注

参考文献

注釈

  1. ↑ 中央競馬の全重賞勝ちとしては、2001年に障害重賞の新潟ジャンプステークス(JG3)に勝ったヒカルボシがいる(競走馬のふるさと案内所 重賞ウイナーレポート 2014年03月16日 中山牝馬S G3)。また、中央競馬に限定しない全重賞競走では、2006年にチヨノドラゴンが石川県競馬の平地重賞サラブレッド大賞典を勝っている。(『優駿』平成26年5月号,中央競馬ピーアール・センター,p102-103「第32回中山牝馬ステークス」)

出典

  1. ↑ “フーラブライドが引退、繁殖へ”. ラジオNIKKEI. 2022年7月10日閲覧。
  2. ↑ JRAデータファイル 2009年産馬の馬名の由来2014年6月2日閲覧。
  3. 1 2 “愛知杯 G3|重賞ウイナーレポート”. 競走馬のふるさと案内所. 2014年6月2日閲覧。
  4. 1 2 “中山牝馬S G3|重賞ウイナーレポート”. 競走馬のふるさと案内所. 2014年6月2日閲覧。
  5. ↑ “【中山牝馬S】フーラブライド快勝!芝転向で昨秋から5戦4勝”. スポニチ Sponichi Annex (2014年3月17日). 2014年6月2日閲覧。
  6. ↑ “【中山牝馬S】フーラブライド芝で快進撃のウラ”. 東スポWeb (2014年3月18日). 2014年6月2日閲覧。
  7. ↑ “フーラブライドが優勝 競馬の愛知杯”. 日本経済新聞 (2013年12月14日). 2014年5月29日閲覧。
  8. ↑ “【日経新春杯】牝馬フーラ、先行策で3着”. SANSPO.COM (2014年1月20日). 2014年6月2日閲覧。
  9. ↑ “フーラブライドが重賞2勝目 競馬の中山牝馬ステークス”. 日本経済新聞 (2014年3月16日). 2014年5月29日閲覧。
  10. 1 2 3 『優駿』平成26年5月号,中央競馬ピーアール・センター,p102-103「第32回中山牝馬ステークス」
  11. ↑ “【ヴィクトリアマイル】栗東レポート~フーラブライド”. ラジオNIKKEI (2014年5月14日). 2014年6月2日閲覧。
  12. ↑ “【マーメイドS】フーラブライド、ハンデ響き3着”. SANSPO.COM (2014年6月16日). 2014年6月16日閲覧。
  13. ↑ フーラブライド号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2015年11月18日閲覧
  14. ↑ “ブライドグルーム”. JBISサーチ. 2021年5月28日閲覧。
  15. ↑ “ブライドピーク”. JBISサーチ. 2021年5月28日閲覧。
  16. ↑ “ブライドエール”. JBISサーチ. 2021年5月28日閲覧。
  17. ↑ “ハンブルブライド|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年5月26日閲覧。
  18. ↑ “ジャンドル|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2023年7月28日閲覧。
  19. ↑ “_________|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年9月19日閲覧。
  20. ↑ “__________________|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年10月3日閲覧。

外部リンク