ブランド・ペリチッチ
| ブランド・ペリチッチ | |
|---|---|
| 本名 |
ブランド・ペリチッチ (Brando Peričić) |
| 生年月日 | 1994年8月3日(32歳) |
| 出身地 |
南オーストラリア州アデレード |
| 通称 |
ザ・バルカン・ベア (The Balkan Bear) |
| 国籍 |
|
| 身長 | 195.6 cm (6 ft 5 in) |
| 体重 | 118.4 kg (261 lb) |
| 階級 | ヘビー級 |
| リーチ | 201.9 cm (79 in) |
| スタイル |
キックボクシング レスリング |
| スタンス | オーソドックス |
| 拠点 |
オークランド |
| チーム | シティ・キックボクシング (2022年 - ) |
| トレーナー | ユージン・ベアマン |
| ランク | ブラジリアン柔術 (青帯) |
| 現役期間 | 2019年 - |
| 総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 8 |
| 勝利 | 7 |
| ノックアウト | 6 |
| タップアウト | 1 |
| 敗戦 | 1 |
| タップアウト | 1 |
| アマチュア総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 2 |
| 勝利 | 2 |
| ノックアウト | 2 |
| 敗戦 | 0 |
| その他 | |
| 総合格闘技記録 - SHERDOG | |
ブランド・ペリチッチ(Brando Peričić、1994年8月3日 - )は、オーストラリアの男性総合格闘家。元キックボクサー。南オーストラリア州アデレード出身。シティ・キックボクシング所属。
来歴
オーストラリアで生まれ、両親はクロアチア人のアドリア海沿岸出身の移民であり、父親が刑務所に収監されていたため、アデレード郊外にあるホビーファーム(小規模農場)で母親と祖父母に育てられた。ペリチッチは「なぜ父親が自分を置いていけるのか」という葛藤から幼少期は激しい怒りを抱え、家出を繰り返していた。また、発達障害を持ちディスレクシア(識字障害)と注意欠如多動症(ADHD)に加えて自閉症の傾向が強く、学校ではこれらの障害が理由でいじめに遭い、家庭環境からの衝動で馴染めず、中学校3年生で14歳の時に退学処分を受けた。学生時代からオーストラリアンフットボールやラグビーに熱中していたが、手の深刻な怪我を負ったことで手術を余儀なくされた。これが原因でプロアスリートの道を絶たれ、精神的うつ病を経験。祖母のガレージで1人トレーニングを続ける中、YouTubeでクロアチアの総合格闘家「ミルコ・クロコップ」の試合映像を見て影響を受け、格闘技への熱意が芽生える。その後、キックボクシングと総合格闘技を同時に学び始めたが、2018年に右手の癌が発見され、医師からは切断を勧められるも拒否。リスクの高い腫瘍除去の手術を選び、18ヶ月に及ぶ過酷なリハビリテーションを経て克服。しかし、治療とリハビリに費やした結果、期間中に家や車など全財産を失うこととなった[1][2]。
UFC
2025年9月27日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Ulberg vs. Reyesでエリシャ・エリソンと対戦。1R序盤に右フックを効かせ、タックルを仕掛けたエリソンに側頭部への肘打ち連打でダウンを奪いパウンドでKO勝ち[3]。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。また、当初は大会1ヶ月前のDana White's Contender Series 79で対戦が予定されていた。
2026年5月2日、UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Pratesでヘビー級ランキング14位のシャミル・ガジエフと対戦。序盤から激しい打ち合いを繰り広げ、互いに被弾し合う展開が続いたが、2Rに右ストレートを効かせた直後に追撃の右フックでKO勝ち[4]。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
人物・エピソード
戦績
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 7 勝 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 1 敗 | 0 | 1 | 0 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| ○ | シャミル・ガジエフ | 2R 3:44 KO(右フック) | UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Prates | 2026年5月2日 |
| ○ | ルイ・サザーランド | 1R 1:48 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Evloev vs. Murphy | 2026年3月21日 |
| ○ | エリシャ・エリソン | 1R 1:55 KO(側頭部への肘打ち連打→パウンド) | UFC Fight Night: Ulberg vs. Reyes | 2025年9月27日 |
| ○ | オリオン・ケニー | 1R 1:08 TKO(パウンド) | Supremacy FC: Rebirth | 2024年11月2日 |
| ○ | トゥマナコ・フィリップス | 1R 0:17 TKO(スタンドパンチ連打) | Stealth Fighters League 1 | 2024年10月25日 |
| × | ランドール・レイメント | 2R 1:36 リアネイキドチョーク | HEX Fight Series 30 【HEXヘビー級タイトルマッチ】 | 2024年5月4日 |
| ○ | ケルビン・フィティアル | 1R 3:26 リアネイキドチョーク | Shuriken Fight Series 17 | 2024年4月20日 |
| ○ | リッキー・ビエチュン | 1R 0:00 TKO(スタンドパンチ&膝蹴り連打) | Diamond back FC 9 | 2019年11月3日 |
アマチュア総合格闘技
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 2 勝 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 0 敗 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| ○ | タウタラ・ペウ | 1R 3:00 TKO(パンチ連打) | Diamond back FC 7 | 2018年11月10日 |
| ○ | ギャリー・スミス | 1R 3:00 KO(パンチ) | Diamond back FC 6 | 2018年8月17日 |
獲得タイトル
表彰
脚注
- ↑ ブランド・ペリチッチ UFC 公式サイト
- ↑ Brando Peričić: The “Balkan Bear’s” Inspiring UFC Journey & Record Fightomic 2026年5月2日
- ↑ Brando Pericic Smashes Elisha Ellison, Reveals He Took 100K Loan to Compete in UFC Cageside Press 2025年9月27日
- ↑ UFC Perth video: Brando Pericic takes out Shamil Gaziev in slugfest MMA Junkie 2026年5月2日