プチポワン (Petit Point) (プチポアン)は刺繡の一種。18世紀のウィーンで編み出された技法で、拡大鏡を使用して手刺繡で 1 平方センチあたり 121-225 目のテント・ステッチ(ハーフクロスステッチと似ており、布地の裏に多く糸を渡して刺す技法)を施した物をさす。

20世紀初頭のオーストリアのプチポワンのミニチュアホノルル美術館蔵
1840年頃プチポワン刺されたビーダーマイヤー刺繍。ワルシャワ国立美術館蔵
現代作品

目が細かいことから、通常のクロスステッチと異なり、絵画的な表現を行うことができる。ウィーンの伝統刺繡だが、近年では、安価な韓国製機械刺繡のものが多く出回っている。

マリー・アントワネットをはじめ、ハプスブルク家の女性たちが好んだと言われている。

日本では、手芸作家の久家道子がプチポワンに関する本を出版している[1][2]。

また、小さな宝石や真珠のアクセサリーのことをプチポアンと呼ぶことがある。襟や袖口などにワンポイントとして用いられる。

参考文献

  1. ↑ 久家道子『プチポアン―刺しゅうの宝石』日本ヴォーグ社、2000年ISBN 978-4529034098 。
  2. ↑ 久家道子『プチポアンの花―久家道子のエンブロイダリー』文化出版局、1992年ISBN 978-4579105656

外部リンク

⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア N=1 CRITICAL PQS D30