ペペ・ル・ピュー

ウィキペディアから、無料の百科事典

ペペ・ル・ピュー(Pepé Le Pew)は、ルーニー・テューンズのキャラクター。

特徴・体格

スカンクのキャラクターで、モデルはシマスカンク。「スカンクのぺぺ」として知られる。

ペペは、ペネロッピー・プッシーキャットの関係を持っているが、ペネロッピーは嫌がっている。

このキャラクターは、ワーナー・ブラザース・カートゥーンに所属していた監督のチャック・ジョーンズが作り上げた。

ペペのプロトタイプは、1947年の短編作品「Bugs bunny Rides Again」に登場したが、ポーキーピッグのような声をしていた。ペペらしいキャラクターにするとき、メル・ブランクは、1937年にフランスで公開された映画「Pépé le Moko」のリメイク版として1938年に公開された映画「Algiers」(1938年)を見て、俳優のシャルル・ボワイエが演じていた「ペペ・ル・モコ」の真似をしようと思い、ペペの声を出したという。[1]

ペペはその後、1945年の短編作品「Odor-able Kitty」で本格的デビュー。

体臭は本物のスカンクのように猛烈に臭く、皆の気を落としてしまう[2]。

その後の活躍

1960年代に「バッグス・バニー・ショー」でゲストとして度々登場していたことがあり、司会者のバッグスとダフィーの気を落としたことがある。

1972年、特別番組「Daffy Duck and Porky Pig Meet the Groovie Goolies」に出演。

1990年代にはタイニー・トゥーンズ、シルベスター&トゥイーティー ミステリーに登場。

1995年の短編作品「キャロットブランカ」(カサブランカのオマージュ作品)では、シルベスターに抱きつくペネロッピーに恋をする。

長編映画であるルーニー・テューンズ:バック・イン・アクションではカメオ出演。

ベビー・ルーニー・テューンズでは、赤ん坊の姿で登場している。

ルーニー・テューンズ・ショーでも登場。結婚式のエピソードでは、バッグス・バニーとローラ・バニーの結婚式に参入。バッグスがローラとの結婚に認めるも、ローラはバッグスの結婚を辞めてペペと結婚することになった。

新 ルーニー・テューンズではジェームズ・ボンドのような極秘スパイとして登場。

映画「スペース・プレイヤーズ」でも登場されるはずだったが、その後削除された[3]。ニューヨーク・タイムズのコラムニストであるチャールズ・M・ブロウは、嫌がるペネロッピーを抱きしめながらキスしようとするペペに対して「レイプ・カルチャーを強化する」と非難している[3]。

ペペの短編作品

邦題原題公開日
不明Odor-able Kitty1945年1月6日
だれがいちばん強いんだ?Fair and Worm-er1946年9月28日
不明Scent-imental Over You1947年3月8日
くさい腐れ縁Odor of the Day1948年10月2日
スカンクの恋For Scent-imental Reasons1949年11月12日
におえる森のロミオScent-imental Romeo1951年3月24日
恋しちゃったのよLittle Beau Pepé1952年3月29日
ガールフレンドは野性的?Wild Over You1953年7月11日
ブルドッグにご用心Dog Pounded1954年1月2日
愛と欲情のカスバThe Cats Bah1954年3月20日
スタジオのくせーものPast Perfumance1955年5月21日
天下の二枚目Two Scent's Worth1955年10月15日
天にものぼるいい香りHeaven Scent1956年3月31日
すきすきすきTouché and Go1957年10月12日
風と共に匂いぬReally Scent1959年6月27日
愛のせっぷ~んWho Scent You?1960年4月23日
不明A Scent of the Matterhorn1961年6月24日
ルーブルを救えLouvre Come Back to Me!1962年8月18日

声優

オリジナル版
日本語版
  • 八代駿(「バックス・バニーのゆかいな仲間たち」)
  • 池田勝(バッグス・バニーのぶっちぎりステージ)
  • 谷口節(「スペース・ジャム」)
  • 稲葉実(「ブルドックにご用心」のみ)
  • 中村秀利(現行吹き替え版初代)
  • 仲野裕(現行吹き替え版2代目)

脚注

  1. ↑ Rovin, Jeff (1991). The Illustrated Encyclopedia of Cartoon Animals. Prentice Hall Press. p. 202. ISBN 0-13-275561-0 April 8, 2020閲覧。
  2. ↑ Lenburg, Jeff (1999). The Encyclopedia of Animated Cartoons. Checkmark Books. p. 117. ISBN 0-8160-3831-7 6 June 2020閲覧。
  3. 1 2 “「ルーニー・テューンズ」スカンクのペペ、『スペース・ジャム』続編から削除 ─ 「レイプ・カルチャーを強化する」と問題視の声、テレビ登場予定もなし”. The River (2021年3月9日). 2021年11月8日閲覧。
  4. ↑ “Looney Tunes: Stranger Than Fiction” (英語). Behind The Voice Actors. 2020年4月14日閲覧。
  5. ↑ “Eh, what's up, Doc? TomTom offers Looney Tunes voices for GPS navigators”. Consumer Reports. (September 27, 2010) September 24, 2016閲覧。
  6. ↑ “Looney Tunes World of Mayhem” (英語). Behind The Voice Actors. 2020年4月14日閲覧。
  7. ↑ “'Looney Tunes Cartoons': Release date, plot, cast, trailer and all you need to know about the classic Warner Bros franchise's revival” (英語). meaww.com. 2020年5月29日閲覧。