ミック・パーキン
| ミック・パーキン | |
|---|---|
| 本名 |
マイケル・パーキン (Michael Parkin) |
| 生年月日 | 1995年10月2日(31歳) |
| 出身地 |
タイン・アンド・ウィア・サンダーランド |
| 国籍 |
|
| 身長 | 193.0 cm (6 ft 4 in) |
| 体重 | 117.9 kg (260 lb) |
| 階級 | ヘビー級 |
| リーチ | 200.7 cm (79 in) |
| スタイル |
ボクシング キックボクシング ブラジリアン柔術 |
| スタンス | オーソドックス |
| 拠点 |
タイン・アンド・ウィア・サンダーランド |
| チーム | チーム・フィッシュ・タンクMMA (2018年 - ) |
| トレーナー | アンドリュー・フィッシャー |
| ランク | ブラジリアン柔術 (茶帯) |
| 現役期間 | 2019年 - |
| 総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 11 |
| 勝利 | 10 |
| ノックアウト | 6 |
| タップアウト | 1 |
| 判定 | 3 |
| 敗戦 | 1 |
| ノックアウト | 1 |
| アマチュア総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 8 |
| 勝利 | 7 |
| ノックアウト | 6 |
| タップアウト | 1 |
| 敗戦 | 0 |
| 引き分け | 1 |
| その他 | |
| 総合格闘技記録 - SHERDOG | |
ミック・パーキン(Mick Parkin、1995年10月2日 - )は、イングランドの男性総合格闘家。タイン・アンド・ウィア・サンダーランド出身。チーム・フィッシュ・タンクMMA所属。
来歴
イングランドで生まれ、サンダーランドに位置するキャッスルタウンという炭鉱街として栄えた歴史のある労働者階級の地域で育つ。環境について、周囲からは荒っぽく見られていた地域であったが、本人曰く「地道で正直に働く人々が助け合う、温かいコミュニティ」だと話している。少年時代は友人たちと地元のサッカークラブ『サンダーランドAFC』の試合を観戦に行くのが日常であり、特別な運動エリートとしての背景はなく、普通の子供として過ごしていた。格闘技を始めたのは14~15歳の頃で、母親から勧められて地元のキックボクシングとブラジリアン柔術の体験クラスに参加し、親しい友人2人と一緒に趣味としてジムに通い始めた。当時はプロになる気は一切なく、単に友人たちと汗を流す「楽しい社交の場」として楽しんでいた[1][2]。
18~19歳の時に継続的なトレーニングの成果を試すためにキックボクシングの試合に出場。戦う楽しさに目覚め、週に4~5回グラップリングの練習を重ねたことで、自然と総合格闘技の道へと進んだ。2016年にアマチュアデビュー。イギリス国内のローカル団体に出場し、7勝0敗1分の戦績を収めた。対戦相手をノックアウトし続けたことに加えて、ヘビー級の競技人口が少なかったこともあり、勝ち進む中で「自分には才能があるかもしれない」と自覚し始め、プロ転向を決意した[2]。
総合格闘技
2019年にプロデビュー。初戦で白星を挙げたが、同年に新型コロナウイルスが世界的に蔓延したことで、国内では厳格なロックダウンが何度も実施された。その影響で地方のMMAイベントが開催が難しい事態となり、約2年間に及ぶ試合の出場が叶わなかった。2021年に復帰しOlympus FCヘビー級王座を獲得。その後、追加2連勝を記録した[3]。
2022年8月23日、Dana White's Contender Series 51でエドゥアルド・ネベスと対戦し、1R序盤に打撃を被弾し続けるも、テイクダウンを奪いリアネイキドチョークで一本勝ち。UFCとの契約権を獲得した[4]。
UFC
2023年7月22日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Aspinall vs. Tyburaでジャマル・ポーグスと対戦し、スタンドの攻防で優位に立ち続け3-0の判定勝ち[5]。
2024年7月27日、UFC 304でルーカシュ・ブジェスキーと対戦し、1R中盤に右ストレートを効かせ、スタンドパンチ連打でダウンを奪い追撃のパウンドでKO勝ち[6]。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、無敗記録を10に伸ばした。
2025年3月22日、UFC Fight Night: Edwards vs. Bradyでヘビー級ランキング8位のマルチン・ティブラと対戦し、全局面で拮抗した展開を繰り広げるも0-3の判定負け[7]。キャリア初の黒星を喫した。
2026年10月3日、約1年6ヶ月振りの復帰戦となったUFC 332でジョニー・ウォーカーと対戦し、1R中盤にクリンチの攻防から2連続2度目の左膝蹴りで失神KO負け[8]。
人物・エピソード
- 地元のサッカークラブである『サンダーランドAFC』のサポーターであり、少年時代から現在に至るまで、頻度は減るもスタジアムに通っている。また、現在でもキャッスルタウン近郊で暮らし、地元の友人たちとパブでビールを飲む時間を何よりも大切にしている[2]。
- 元UFC世界ヘビー級王者トム・アスピナルとの関係性
- イングランド北部のジムでスパーリングを重ねる練習仲間であり、互いに最高の相手だと語っている。アスピナルはパーキンの実力を「世界トップクラスだ」と早くから称賛しており、パーキンはアスピナルのセコンドとして何度も帯同している[9]。
- アスピナルと最初に練習を行った際、パーキンは「自分は凄く上手く戦えていると思っていたのに、呆気なく打ちのめされてしまった。本当に酷い結果だった。『なんてこった』と思ったよ。自分は全くダメだ、まるで最初からやり直しているみたいだ」と当時の心境を吐露した[10]。
- アスピナルとの対戦について「彼とは戦いたくないね。彼は僕の友達だけど、僕がそこに着く頃には彼は完全に引退していて、ジョン・ジョーンズとの試合で大金を稼いで引退してくれることを願っている」と否定の意を示した[10]。
- 総合格闘家としてデビューから当分の間、ファイトマネーだけでは生計を立てることが難しく生活費と遠征費を稼ぐため、地元サンダーランドのバーやナイトクラブで、ドアマンとして毎週末働いていた。190cm・110kgを超える巨体ながら物腰が柔らかいため、トラブルを暴力ではなく話し合いで穏便に解決するのが得意だったと振り返っている[11]。
戦績
プロ総合格闘技
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 10 勝 | 6 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 |
| 2 敗 | 1 | 0 | 1 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| × | ジョニー・ウォーカー | 1R 3:35 KO(左膝蹴り) | UFC 332: Silva vs. Wang | 2026年10月3日 |
| × | マルチン・ティブラ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC Fight Night: Edwards vs. Brady | 2025年3月22日 |
| ○ | ルーカシュ・ブジェスキー | 1R 3:23 KO(スタンドパンチ連打→パウンド) | UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2 | 2024年7月27日 |
| ○ | モハメド・ウスマン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on ESPN 53: Ribas vs. Namajunas | 2024年3月23日 |
| ○ | カイオ・マチャド | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Allen vs. Craig | 2023年11月18日 |
| ○ | ジャマル・ポーグス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Aspinall vs. Tybura | 2023年7月22日 |
| ○ | エドゥアルド・ネベス | 1R 1:57 リアネイキドチョーク | Dana White's Contender Series 51 | 2022年8月23日 |
| ○ | ファティ・アクタス | 2R 1:43 TKO(パウンド) | Rise and Conquer 10 | 2022年5月21日 |
| ○ | アシュリー・ポラード | 2R 3:43 TKO(パウンド) | Rise and Conquer 9 | 2021年11月28日 |
| ○ | シモン・シンケェヴィチ | 1R 3:05 TKO(スタンドパンチ連打) | Olympus FC: Revival 【OFCヘビー級王座決定戦】 | 2021年9月26日 |
| ○ | ヤン・リサク | 1R 2:10 TKO(レフェリーストップ) | Caged Steel 25 | 2021年4月10日 |
| ○ | トマス・ヴァイシカス | 1R 0:18 TKO(ボディへの右膝蹴り→パウンド) | Almighty FC 13 | 2019年7月6日 |
アマチュア総合格闘技
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 7 勝 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 0 敗 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| ○ | ダヴィド・オスカー | 3R 0:52 TKO(パウンド) | Almighty FC 11 【AFCヘビー級王座決定戦】 | 2019年3月23日 |
| △ | クシシュトフ・ヴィシニェフスキ | 3分3R終了 判定1-0 | Fight UK: Night of the Champions 【FUKヘビー級王座決定戦】 | 2018年6月2日 |
| ○ | ライアン・スピレーン | 1R 1:52 TKO(スタンドパンチ連打) | Olympus FC 2 | 2017年12月2日 |
| ○ | ダヴィド・オスカー | 1R 2:19 リアネイキドチョーク | Almighty FC 6 【AFCヘビー級王座決定戦】 | 2017年9月9日 |
| ○ | スコット・ジェンキンソン | 1R 0:36 TKO(パウンド) | Almighty FC 4 【AFCヘビー級王座決定戦】 | 2017年4月1日 |
| ○ | マイケル・ファチニ | 1R 0:00 TKO(パウンド) | Combat Challenge North East 5 | 2016年4月9日 |
| ○ | アッシュ・ローデン | 1R 2:52 TKO(スタンドパンチ連打) | Caged Steel FC 14 【CSヘビー級王座決定戦】 | 2016年3月26日 |
| ○ | ジェイミー・ウォー | 1R 0:44 TKO(スタンドパンチ連打) | ICE FC 12 | 2016年3月5日 |
獲得タイトル
- 初代Olympus FCヘビー級王座(2021年)
表彰
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
- ↑ ミック・パーキン UFC 公式サイト
- 1 2 3 A Way of Life #4 - Mick Parkin Sunderland AFC 2024年8月30日
- ↑ ミック・パーキン TAPOLOGY 公式サイト
- ↑ DWCS Season 6, Week 5 results: Michael Parkin snatches sub after early trouble in 5-contract night MMA Fighting 2022年8月23日
- ↑ Mick Parkin def. Jamal Pogues at UFC Fight Night 224: Best photos MMA Junkie 2023年7月22日
- ↑ UFC 304: First UFC KO Comes for Mick Parkin at Home Against Łukasz Brzeski Cageside Press 2024年7月27日
- ↑ Marcin Tybura def. Mick Parkin at UFC Fight Night 255: Best photos5: Best photos MMA Junkie 2025年3月22日
- ↑ UFC 332 video: Johnny Walker destroys Mick Parkin with knockout in heavyweight debut MMA Fighting 2026年10月4日
- ↑ Tom Aspinall’s sparring partner reveals what it would take for them to fight after Jon Jones unification Bloody Elbow 2025年3月13日
- 1 2 Meet the next great British MMA heavyweight hope BBC 2025年3月16日
- ↑ Meet Mick Parkin, the former doorman signed to the UFC by Dana White looking to rise up the heavyweight ranks The Sun 2023年11月18日