ムスクキシレン
| 物質名 | |
|---|---|
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.001.210 |
| EC番号 |
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| KEGG | |
| MeSH | musk+xylene |
PubChem CID |
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| 国連/北米番号 | 2956 |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| C12H15N3O6 | |
| モル質量 | 297.2640 g mol−1 |
| 精密質量 | 297.096085227 g mol−1 |
| 外観 | 黄色の結晶 |
| 匂い | ムスク香 |
| 融点 | 110 °C (230 °F; 383 K) |
| 150 ng dm−1 | |
| 溶解度 | アルコールに微溶、プロピレングリコール・グリセリンに難溶、調合香料に可溶[3] |
| log POW | 4.369 |
| 蒸気圧 | 9.7 mPa (at 40 °C) |
| 危険性 | |
| GHS表示: | |
| Danger | |
| H201, H351, H410 | |
| P201, P202, P210, P230, P240, P250, P273, P280, P281, P308+P313, P370+P380, P372, P373, P391, P401, P405, P501 | |
| 引火点 | 2 °C (36 °F; 275 K) |
| 305 - 341 °C (581 - 646 °F; 578 - 614 K) | |
| 関連する物質 | |
| 関連するニトロムスク | ムスクアンブレット ムスクケトン |
| 関連物質 | トリニトロトルエン |
用途
光により変色する性質があるものの安価で香りが強く、石鹸用など多くの調合香料に使われたが、生分解性の低さによる生物蓄積の懸念から1980年代を境に消費量が減少し、欧州連合ではREACHの規制を受け、日本でも使用が不可となっている[3]。
製法
メタキシレンから塩化アルミニウムを触媒としたフリーデル・クラフツ反応により2-クロロ-2-メチルプロパンまたはイソブテンで5位にtert-ブチル基を導入し、硝酸と硫酸の混酸でニトロ化し、粗生成物を95%のエタノールで再結晶化して得られる[4]。
安全性
ニトロ化合物であり、日本の消防法では危険物第5類(自己反応性物質)に分類される[5]。国際がん研究機関は本物質の発癌性をグループ3(ヒトに対する発癌性が分類できない化学物質)としている。
脚注
参考文献
- 湖上国雄『香料の物質工学 -製造・分析技術とその利用』地人書館、1995年、130頁。ISBN 4-8052-0491-5。
- 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、2005年、408頁。ISBN 4-87326-460-X。
