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| IUPAC命名法による物質名 | |
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| 臨床データ | |
| 販売名 | Xalatan |
| Drugs.com | monograph |
| MedlinePlus | a697003 |
| 胎児危険度分類 |
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| 法的規制 |
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| 投与経路 | Topical (eye drops) |
| 薬物動態データ | |
| 半減期 | 17 minutes |
| 識別 | |
| CAS番号 |
130209-82-4 |
| ATCコード | S01EE01 (WHO) |
| PubChem | CID: 5311221 |
| IUPHAR/BPS | 1961 |
| DrugBank |
DB00654 |
| ChemSpider |
4470740 |
| UNII |
6Z5B6HVF6O |
| KEGG |
D00356 |
| ChEBI |
CHEBI:6384 |
| ChEMBL |
CHEMBL1051 |
| 化学的データ | |
| 化学式 | C26H40O5 |
| 分子量 | 432.593 g/mol |
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ラタノプロスト(Latanoprost)は緑内障、高眼圧症の治療に用いられる医薬品で、プロスタグランジンF2α誘導体[1]である。商品名キサラタン。眼球のぶどう膜強膜流出経路からの房水の排出を促し眼内圧(IOP)を下げる事によって効果を発揮する[2]。ラタノプロストはイソプロピルアルコールでカルボン酸をマスクしたプロドラッグであり、角膜に存在するエステラーゼで加水分解されるまでは不活性である[3]。WHOのWHO必須医薬品モデル・リストに収載されている[4]。
開放隅角緑内障または高眼圧症(IOP≥21mmHg)患者に対する質の高い臨床試験の結果、ラタノプロストの単剤投与1-12ヶ月でIOPは22-39%低下した。ラタノプロストは4つの無作為化二重盲検臨床試験の内3つでチモロールより有意にIOPを低減した。ラタノプロストは1-2年の臨床試験期間中、安定した効果を見せ、効果の減弱は観察されなかった[5]。
メタアナリシスの結果、チモロールよりもIOP低下効果が高い事が示された。虹彩色素沈着が発現した例があったが、悪性のものではないとされ、2001年時点では長期経過観察中とされた[6]。使用方法は、1日1回の点眼とされ、過量に使用すると効果が減弱することが知られている[2]。
虹彩切開術・虹彩切除術実施後もIOPが高い患者(アジア系も含む)に対して実施された二重盲検試験では、ラタノプロスト単剤治療群はチモロール治療群よりも大きなIOP低下効果(2週と12週でそれぞれ、8.8mmHg(ラ群)vs 5.7mmHg(チ群)と8.2mmHg(ラ群)vs 5.2mmHg(チ群))を示した[7]。日本の添付文書では、『本剤を閉塞隅角緑内障患者に投与する場合は、使用経験が少ないことから慎重に投与することが望ましい。』とされている[8]。
プロスタグランジンF2αは睫毛(まつ毛)の毛包に作用して、睫毛の長さを延長し直径も太くする効果があり、睫毛貧毛症の治療に塗布薬として使用される。この場合は刷毛状の専用アプリケータ等で上眼瞼の睫毛の根布のみに1日1回塗布する用法となる[9]。まずアメリカでラティース(Latisse)という商品名でFDAが認可し、日本でも2014年3月に厚生労働省が睫毛貧毛症治療目的でグラッシュビスタという商品名で認可した。製剤の薬物濃度と組成は、眼圧効果を目的に使用される製剤と完全に同一で、抗がん剤使用後の睫毛貧毛症に使用される。また美容外科領域でも「まつ毛エクステンション」の美容目的で使用されている。これらの睫毛に対する薬効は、毛周期における成長期を延長することにより、睫毛の成長が促進されることに起因している[10]。
重大な副作用として、虹彩色素沈着(2.37%),睫毛の延長、眼周囲の皮膚色素沈着という副作用もある[8]。眼周囲の色素沈着はメラニンの沈着によるもので可逆性であるが、この副作用を予防するために点眼後は洗顔することが推奨されている。
その他の副作用は、
ラタノプロスト、ベンザルコニウム塩化物、その他の成分に過敏症の既往歴のある患者には禁忌である。
動物実験により流産の増加が報告されている[12]。
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