三角錐形分子構造

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三角錐形分子構造
例 NH3、PCl3、XeO3
点群 C3v(英語版)
立体数 4
配位数 3
結合角 107°

化学において、三角錐形(さんかくすいがた、英: Trigonal pyramid)は、三角錐の底面の角に3つの原子と頂上点に1つの原子を持つ分子の幾何配置である。四面体(四面体形幾何配置と混同してはならない)と似ている。角にある3つの原子全てが同一である時点分子は点群C3vに属する。三角錐形幾何配置をもつ分子およびイオンには、水素化プニクトゲン(英語版)(XH3)、三酸化キセノン(XeO3)、塩素酸イオン(ClO−
3
)、亜硫酸イオン(SO2−
3
)、亜リン酸イオン(PO3−
3
)がある。有機化学では、三角錐形幾何配置を持つ分子はsp3混成していると説明されることがある。VSEPR理論のAXE法は、この幾何配置の分類はAX3E1とされる。

ホスフィン、三角錐形幾何配置を持つ分子の例。

アンモニアにおける三角錐形幾何配置

アンモニア中の窒素原子は5個の価電子と3つの水素原子との結合を持ち、オクテット則を満たしている。この結果、それぞれの結合角が cos−1(−1/3) ≈ 109.5° と等しい正四面体の幾何配置がもたらされるだろう。しかしながら、3つの水素原子は孤立電子対による反発を受け、幾何配置は結合角107° の三角錐(正三角錐)へとゆがむ。対照的に、三フッ化ホウ素は、ホウ素が孤立電子対を持たないため平面三角形幾何配置をとり、平らである。アンモニアでは、三角錐形構造は素早い窒素反転(英語版)を経験する[1]。

脚注

  1. ↑ Cleeton, C. E.; Williams, N. H. (1934). “Electromagnetic Waves of 1.1 cm Wave-Length and the Absorption Spectrum of Ammonia”. Phys. Rev. 45: 234. doi:10.1103/PhysRev.45.234.

関連項目

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