別府ブルーバード劇場

ウィキペディアから、無料の百科事典
別府ブルーバード劇場
Beppu Blue Bird
別府ブルーバード劇場(2024年3月)
情報
正式名称 別府ブルーバード劇場
開館 1949年
客席数 80席
設備 5.1chデジタル、DLP[1]
用途 映画上映
運営 有限会社おかむら
所在地 〒874-0920
大分県別府市北浜1丁目2-12 ブルーバード会館2F
最寄駅 別府駅東口より徒歩5分
最寄バス停 大分交通・亀の井バス・九州横断バス「駅前本町」停留所
外部リンク 公式サイト
テンプレートを表示

別府ブルーバード劇場(べっぷブルーバードげきじょう)は、大分県別府市にある老舗映画館。

歴史

1949年(昭和24年)、現館長の岡村照の父親である中村伝助が大分県別府市で映画館を創業[2]。創業時の館名は「青い鳥」。後に「ブルーバード」に変更する。創業当時は平屋の木造建築で、200席を有していたが[3]、数回の改築を経て現在の5階建てビルとなる。当時は欧州映画やニュース映画を上映していた[4][5]。

1970年(昭和45年)に当時館長であった療養中の父親が、翌年には館長を引き継いだ夫が心不全で他界。岡村照が館長となる。昭和30年代、日活映画を専門に上映していた時期に館名を「日活ブルーバード」に、昭和40年代に洋画再映館「テアトルブルーバード」に、1975年(昭和50年)には松竹映画を専門に上映し「松竹ブルーバード」に変更。別府市を舞台にした『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(1982年)の上映時には、主演の渥美清が来館する程の盛り上がりを見せた[6]。

1999年(平成11年)、松竹のブロック・ブッキング制廃止に伴い、松竹映画専門館から邦画・洋画を上映する再映館となり、館名も「別府ブルーバード劇場」となる[4]。現在は岡村館長と家族、映画ライターの森田真帆とスタッフで運営されている[5][7]。2017年(平成29年)からは「Beppuブルーバード映画祭」を開催[8]。2020年(令和2年)3月18日には、岡村照が日本映画ペンクラブ功労賞を受賞[6]。2023年(令和5年)7月20日から23日まで、別府市で第1回「別府短編映画祭」が開催され、ブルーバード劇場もイベント会場となった[9]。

エピソード

脚注

  1. ↑ “別府ブルーバード劇場”. 映画.com. 2023年5月2日閲覧。
  2. ↑ “別府ブルーバード劇場の創業”. 別府ブルーバード劇場 (2021年8月31日). 2023年5月2日閲覧。
  3. 1 2 『全国映画館総覧 1955年版』時事通信社、1955年、186-187頁。「大分県別府市(11館)」
  4. 1 2 “別府ブルーバード劇場”. 港町キネマ通り (2011年9月). 2023年5月2日閲覧。
  5. 1 2 “[道あり]別府唯一の映画館長 岡村照さん<1>映画の灯 守り続ける”. 読売新聞. (2021年8月24日) 2023年5月2日閲覧。
  6. 1 2 映画.com『別府ブルーバード劇場の88歳・名物館長が明かす映画への思い 恋人は阪本順治監督?』(インタビュアー:平辻哲也)、株式会社エイガ・ドット・コム、2019年12月5日。2024年5月14日閲覧。
  7. ↑ “[道あり]別府唯一の映画館長 岡村照さん<4>新たな仲間が催し発案”. 読売新聞. (2021年8月31日) 2023年5月2日閲覧。
  8. 1 2 “Beppuブルーバード映画祭に行って来た!こんなにも映画人から愛される理由”. 映画.com. (2019年12月5日) 2023年5月2日閲覧。
  9. 1 2 “斎藤工監督ら登場、別府市で第1回「短編映画祭」 18本上映、トークも”. 大分合同新聞 (2023年7月25日). 2023年7月30日閲覧。
  10. ↑ “別府市のブルーバード劇場で映画祭 加藤雅也さん、真木よう子さんら登壇”. 大分経済新聞 (2018年11月19日). 2023年5月4日閲覧。
  11. ↑ “齊藤工監督、オール別府ロケの短編「縁石 ふちいし」に英語字幕を付ける熱い意図”. 映画.com (2023年4月25日). 2023年5月2日閲覧。
  12. ↑ “別府南映劇場”. 港町キネマ通り (2024年2月). 2024年5月14日閲覧。

関連項目

外部リンク