加藤幸男
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加藤 幸男(かとう ゆきお、1982年1月29日 - )は、アマチュア将棋棋士、将棋指導者、教育者、著作家。岐阜県多治見市出身。
全国高等学校将棋選手権大会、全国高等学校将棋竜王戦、学生名人戦、学生王将戦、全国オール学生将棋選手権戦、アマチュア竜王戦、学生王座戦などで優勝。朝日アマ名人を2期務めた。
経歴
岐阜県多治見市出身。学校の休み時間に将棋を指すのが流行ったことがきっかけで、中学2年生の夏から本格的に将棋に取り組む。
加藤は自身の著書『才能に頼らない こども将棋上達法』で、高校時代に約1年半にわたり、小池重明に真剣師としての生き方を授けた人物から将棋の指導を受けたと述べている。[1]
岐阜県立多治見北高等学校在学中の1998年8月、「第34回全国高等学校将棋選手権大会」の男子個人戦で優勝した。[2]
翌1999年8月、「第12回全国高等学校将棋竜王戦」で優勝した。[3]
高校卒業後は立命館大学に進学し、将棋研究会に所属した。
個人では、2000年5月「第56回学生名人戦」で初優勝した。2003年5月の「第59回学生名人戦」で3年ぶり2度目の優勝を果たした。学生名人戦が年1回制となった1970年以降、同一人物による2度の優勝は当時初めてであった。[4]
2003年12月には「第32回学生将棋十傑戦(学生王将戦)」で優勝した。[5]
「全国オール学生将棋選手権戦(個人戦)」では、2001年1月の第15回、2004年1月の第18回大会で2回優勝している。[6]
団体では、立命館大学将棋研究会の主将を務め、2000年、2002年、2003年の「全日本学生将棋団体対抗戦(学生王座戦)」で優勝した。
2004年6月「第17回アマチュア竜王戦」で優勝し、アマ竜王となった。[7]
2006年には第29期朝日アマチュア将棋名人となり、翌2007年に防衛。朝日アマ名人を2期連続で務めた。[8]
コンピュータ将棋との対局
2000年代にはコンピュータ将棋ソフト(AI)と対局した。
2006年から2008年に「世界コンピュータ将棋選手権」の成績優秀なコンピュータ将棋ソフトとのエキシビジョン対局に3年連続で参加した。
2006年5月には「Bonanza」、2007年5月には「激指」と対局し勝利した。
2008年5月には「棚瀬将棋」と対局した。当時、ITmediaは加藤をアマチュア棋士の中でもトップクラスの実力者として紹介している。[9]この対局では棚瀬将棋が勝利した。
人物
小説家の白鳥士郎とは高校時代の同級生。白鳥は、小説『りゅうおうのおしごと!』で将棋を題材にした理由について、高校時代の同級生である加藤の影響があったと語っている。[10]
白鳥は『りゅうおうのおしごと!』第1巻のあとがきでも、高校時代の加藤との交流について記している。
将棋指導
2018年、小中高生を対象とした将棋教室「かむがふ」を開設し、将棋指導を行っている。
2026年にはマイナビ出版の将棋情報局で同教室の活動が紹介された。[11]
著書
- 『才能に頼らない こども将棋上達法』(マイナビ出版、2026年、ISBN 978-4-8399-8898-2)[12]
脚注
- ↑ 才能に頼らない こども将棋上達法|将棋情報局
- ↑ 全国高等学校将棋選手権大会歴代優勝者一覧日本将棋連盟。
- ↑ 全国高等学校将棋竜王戦歴代優勝者一覧日本将棋連盟。
- ↑ 立命館ニュース 将棋研究会加藤幸男さん、2度目の学生名人に!立命館大学。
- ↑ 2003年度大学将棋【学生十傑戦(学生王将戦)】日本将棋連盟。
- ↑ 全国オール学生将棋選手権戦歴代優勝者一覧日本将棋連盟。
- ↑ 「アマチュア竜王戦歴代優勝者一覧」」日本将棋連盟。
- ↑ 校友加藤幸男さん(H15理工)が朝日アマ将棋名人に!! | 立命館大学校友会、2006年3月24日。
- ↑ 「人工知能は必ずプロを超える」――将棋ソフト「激指」が名人に勝てる日:ロサンゼルスMBA留学日記・特別編(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンラインITmedia、2008年6月16日。
- ↑ 「そうだ アニメ,見よう」第46回は将棋アニメ「りゅうおうのおしごと!」。少年棋士とその弟子の師弟コメディ 2026年9月25日閲覧
- ↑ 【将棋教室紹介】自分のあたまで考えて強くなる「かむがふ こども将棋教室」|将棋情報局マイナビ出版、2026年7月7日。
- ↑ タイトル: 才能に頼らない こども将棋上達法 サイト名: 国立国会図書館サーチ URL: 才能に頼らないこども将棋上達法 | NDLサーチ | 国立国会図書館 閲覧日: 2026年9月25日