動物の器官形成

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この項では動物の胚発生において内胚葉・中胚葉・外胚葉が内臓に発達する過程としての動物の器官形成(どうぶつのきかんけいせい、英: organogenesis、-器官発生とも訳される)について述べる。(原語の "organogenesis" はギリシャ語で「それによって機能が実現するところのもの」を意味する όργανον[1] と、「起源、創造、発生」を意味する γένεσις[2] の複合語である。) 人間の場合、着床から3-8週のうちに内臓の発達が始まる。器官形成において、胚葉は陥入、分離、凝縮の3段階を経て分化する。[訳語疑問点] 脊索動物の場合、この段階の初期で発達するのは神経管と脊索である。脊椎動物は全て原腸胚から同様に分化する。 脊椎動物は神経堤を発達させ、それが骨、筋肉、末梢神経系といった様々な構造へと分化する。体腔は体節の向きに沿って中胚葉から分離形成される。

形成

3つの胚葉から形成される各器官は以下のとおりである。

胚葉カテゴリ形成器官
内胚葉全般[3]消化器
内胚葉脊椎動物呼吸器
内胚葉全般内分泌器の腺、肝臓、膵臓
中胚葉全般骨格
中胚葉全般循環器の殆ど
中胚葉全般消化管の結合組織、外皮系
中胚葉全般消化器
中胚葉全般間葉
中胚葉全般中皮
中胚葉全般筋肉
中胚葉全般腹膜
中胚葉全般生殖器
中胚葉全般排出系
中胚葉脊椎動物[4]脊索中胚葉(英語版)
中胚葉脊椎動物沿軸中胚葉(英語版)
中胚葉脊椎動物中間中胚葉(英語版)
中胚葉脊椎動物側板中胚葉
外胚葉全般神経系
外胚葉全般外皮系
外胚葉脊椎動物皮膚(腺、毛髪、爪を含む)
外胚葉脊椎動物口腔と鼻腔の上皮細胞
外胚葉脊椎動物眼の水晶体と角膜
外胚葉脊椎動物メラニン細胞
外胚葉脊椎動物末梢神経系
外胚葉脊椎動物顔の軟骨
外胚葉脊椎動物歯の象牙質
外胚葉脊椎動物脳(菱脳、中脳、前脳)
外胚葉脊椎動物脊髄、運動ニューロン
外胚葉脊椎動物網膜
外胚葉脊椎動物脳下垂体後葉

関連項目

脚注

  1. ↑ “Online Etymology Dictionary” (英語). 2010年10月2日閲覧。 - organ の定義
  2. ↑ “Online Etymology Dictionary” (英語). 2010年10月2日閲覧。 - genesis の定義
  3. ↑ 「全般」カテゴリは、その胚葉を持つ動物の全てあるいは殆どが右に記した器官を形成することを示す。
  4. ↑ 「脊椎動物」カテゴリは、その胚葉を持つ脊椎動物の全てあるいは殆どが右に記した器官を形成することを示す。

参考文献

  • Evers, Christine A., Lisa Starr. Biology:Concepts and Applications. 6th ed. United States:Thomson, 2006. ISBN 0-534-46224-3.