寺久保エレナ
| 寺久保エレナ | |
|---|---|
| 生誕 | 1992年4月30日(34歳) |
| 出身地 |
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| 学歴 | バークリー音楽大学、マンハッタン音楽院 |
| ジャンル | ジャズ |
| 職業 | ミュージシャン、作曲家、大学教員 |
| 担当楽器 | アルトサクソフォーン、ソプラノサクソフォーン、フルート、クラリネット |
| 活動期間 | 2010年 - |
| レーベル | キングレコード |
| 公式サイト |
www |
寺久保 エレナ(てらくぼ えれな、1992年4月30日 - )は、北海道札幌市出身のジャズ・サクソフォーン奏者、フルート奏者、クラリネット奏者、作曲家。トランペット奏者の寺久保伶矢はいとこにあたる[1]。
略歴
生い立ち
1998年にピアノを習い始めた。9歳のとき、サックスを持った人形をきっかけに興味を持ち、その後ジャズのビッグバンドを見てサックスを始めた[2]。小学5年のときにチャーリー・パーカーの本をもらって練習するようになり、ジャズを始めた[2]。2004年に札幌ジュニアジャズスクールオーケストラに入学し、2006年には北海道グルーブキャンプ(札幌芸術の森)に参加した。2008年に札幌静修高等学校に入学した。バークリー音楽大学のサマープログラムには3年連続で参加し、2009年には優秀者が集められたテリ・リン・キャリントンのクラスに入った[2]。
2010年、高校3年生のときにアルバム『NORTH BIRD』でキングレコードのジャズレーベル「Blue in Green」からデビューした[3]。同年9月には、東京JAZZでロン・カーター、オマー・ハキム、ウィル・ボールウェアと共演した[4]。12月31日には、札幌コンサートホールKitara大ホールで行われたジルベスター・コンサートで、札幌交響楽団と共演した。
2011年3月には、フランスとブルキナファソで初の海外公演を行った。同年6月22日には、ケニー・バロン、ロン・カーターらを迎えた2作目のアルバム『New York Attitude』をリリースした[5]。
バークリー音楽大学時代
2011年9月、日本人として初めてバークリー音楽大学のプレジデンシャル・スカラシップ(Presidential Scholarship)を授与され、同校に入学した[6]。
2012年6月3日、ワシントンDCで開催されたDC Jazz Festival 2012に、自身のバンド「The Erena Terakubo Quartet」で出演した。6月16日にはハリウッドで行われたThe 2012 Playboy Jazz Festivalに、ビル・コスビー率いる「Cos of Good Music」のメンバーとして出演した。6月19日には、アメリカのレコードレーベル「Four Quarters Entertainment」より『New York Attitude』がリリースされ、北米デビューを果たした。9月21日にはモントレー・ジャズ・フェスティバルに「Berklee-Monterey Sextet 2012」として出演し、9月29日にはボストン市内で行われた「Beantown Jazz Festival 2012」に「The Erena Terakubo Quartet」で出演した。
2013年1月14日、自身のバンド「ERENA TERAKUBO QUARTET」でブルーノート東京に初出演した。2月から3月にかけては、テリ・リン・キャリントンのユニット「The Mosaic Project」のメンバーとして、ニューヨークとボストンの公演に参加した。4月15日には、「Berklee's Ralph Peterson Sextet」のメンバーとしてブルーノート・ニューヨークに出演した。2014年12月末にバークリー音楽大学を卒業した[6]。
ニューヨーク時代
2015年に活動拠点をニューヨークに移した[7]。同年4月には、高校生用の英語の教科書『All Aboard Communication English II』(東京書籍)に掲載された。
2016年、カナダのレコード会社「Cellar Live」からリーダー・アルバム『A Time For Love』をリリースした[8]。同年、アメリカのジャズ雑誌『ダウン・ビート』に記事が掲載された。
2018年3月7日、キングレコードから5作目のリーダー・アルバム『リトル・ガール・パワー』をリリースした[9]。同年、北海道テレビ放送の50周年テーマソング「ハイタッチ」を作曲した。2019年4月24日には、キングレコードから6作目のリーダー・アルバムで、自身初のライブ・アルバムとなる『アブソルートリー・ライヴ!』をリリースした[10][11]。
2022年4月30日、国際ジャズ・デーで国連本部にて「All-Star Global Concert」に出演し、マーカス・ミラー、ジョーイ・アレキサンダー、テリ・リン・キャリントン、ペドリート・マルティネス、上原ひろみ、リンダ・メイ・ハン・オー、ジェレミー・ペルト、グレゴリー・ポーター、マーク・ホイットフィールドらと共演した[12]。2023年5月には、マンハッタン音楽院大学院で修士号を取得した[13]。
2024年12月、ニューヨークのディジーズ・クラブにて、自身初となるビッグバンドでの公演を行った。2025年5月には、オフ・ブロードウェイのミュージカル『GODDESS』に参加した。2025年、ミシガン州立大学音楽学部ジャズ研究科の准教授(Assistant Professor of Jazz Saxophone)に就任した[14]。
出演
TV
- 題名のない音楽会 (テレビ朝日、 2010年5月9日)
- ネットワークニュース北海道(NHK札幌放送局、2010年6月28日)
- グッチーの 今日ドキッ!「情熱人」(HBC、2010年8月5日)[15]
- 1億人の大質問!?笑ってコラえて!『日本全国金の卵の旅』(日本テレビ、2010年9月22日)
- HTBノンフィクション 「HOP SWING JUMP~天才サックス女子高生 エレナ」 (2011年3月26日、ナレーター:安田顕)
- J-MELO「Spring Festival PART I」(NHK総合、2011年5月16日 1:00-)
- J-MELO「Spring Festival PART II」(NHK総合、2011年5月23日)
- J-MELO(NHK総合、2011年8月1日)
- 美女動画(HTB、2011年9月12日 - 15日)
- テレメンタリー2012(テレビ朝日系列放送、HTB制作 2012年7月)/ 「エレナ ゴー アメリカ」
- キラキラ(HTB、2018年1月8日 - 11日)
- HTB 開局50周年記念 イチオシ!モーニングスペシャル ハイタッチ~ユメミル、音楽のチカラ~(2018年3月24日)
ラジオ
- つながるラジオ(NHKラジオ第1、2011年3月2日)
- 上柳昌彦 ごごばん!(ニッポン放送、2011年7月13日) - 「ごごばん!トークセッション〜昼のヒトスタジオ〜」ゲスト
- WBGO(2013年4月15日)
作品
配信限定シングル
- ハイタッチ(2017年12月8日配信開始)
アルバム
- NORTH BIRD (2010年6月23日発売 キングレコード)
- New York Attitude (2011年6月22日発売 キングレコード)
- BURKINA (2013年7月24日発売 Eighty Eight's )
- A Time For Love (2016年1月21日発売 Cellar Live/King International )
- LITTLE GIRL POWER (2018年3月7日発売 キングレコード)
- ABSOLUTELY LIVE (2019年4月24日発売 キングレコード)
参加作品
- 佐山雅弘クインテット「Red Zone」(2009年8月25日発売、アルバム)
- The Great Jazz Trio+(ハンク・ジョーンズ)「THE MEMORIAL OF HANK JONES-NPUBLISHED ANTHOLOGY-」on 03 Come Rain or Come Shine. (2010年9月29日発売)
- 「Boys in Rolls」-on 01、05 (2011年2月2日)
- Matt Savage / Piano Voyages(2016年)
- Juana Luna / Ocean Avenue (2019年)
- Ulysses Owens Jr Big Band / Soul Conversations (2021年5月27日)
- ULYSSES OWENS JR. AND GENERATION Y. / A NEW BEAT (2024年1月19日)
- Hiromi Saeki / When The Moon Shines Upon Us (2024年4月17日)
- Wheel of Dharma / Joe Elefante (2024年)
- Tracy Yang Jazz Orchestra/ OR 手術劇院(2024年8月23日)
- Square One / EMPRESS (2025年3月14日)
- Peter Lin / AAPI Jazz Collective:Identity(2025年7月)
- David Sneider / Introducing (2025年9月)
受賞歴
- ボストンバークリー音楽院アワード(2006年3月)
- ボストンバークリー音楽院サマープログラムフルスカラーシップ(2008年7月)
- スウィング・ジャーナル選定ゴールドディスク(アルバム「NORTH BIRD」)(2010年)
- ボストンバークリー音楽院プレジデンシャルスカラーシップ(2011年4月)
- 第24回ミュージック・ペンクラブ 《ポピュラー部門》“ベスト・ニュー・アーティスト”(2012年2月)
脚注
- ↑ “寺久保伶矢 - 国内外で大注目の新世代トランペッター・寺久保伶矢が、学生時代のバイト先で語った、10代の挫折と、今の自分が音楽に対して思うこと”. HIGHFLYERS. 2026年9月4日閲覧。
- 1 2 3 馬場雅之 (2010年6月24日). “寺久保エレナ”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “DISCOGRAPHY / NORTH BIRD”. Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “The Erena Terakubo Quartet” (英語). Kennedy Center. The Kennedy Center. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “DISCOGRAPHY / NEW YORK ATTITUDE” (英語). Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- 1 2 Yoshie Nakayama (2015年1月12日). “祝・ご卒業!寺久保エレナさん インタビュー”. Berklee Blogs. Berklee College of Music. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ Lawrence Cosentino (2025年9月24日). “Same latitude, same attitude” (英語). Lansing City Pulse. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “DISCOGRAPHY / A TIME FOR LOVE” (英語). Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “DISCOGRAPHY / LITTLE GIRL POWER”. Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “DISCOGRAPHY / ABSOLUTELY LIVE!”. Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “寺久保エレナ「アブソルートリー・ライヴ!」”. PHILE WEB. 音元出版 (2020年3月9日). 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “2022 All-Star Global Concert” (英語). International Jazz Day. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “BIOGRAPHY” (英語). Erena Terakubo OFFICIAL SITE. JamRIce. 2026年10月18日閲覧。
- ↑ “Erena Terakubo adds to the experience and passion of MSU Jazz faculty” (英語). Michigan State University College of Music. Michigan State University (2025年8月12日). 2026年10月18日閲覧。
- ↑ グッチーの今日ドキッ!2010年8月5日
外部リンク
- 寺久保エレナ オフィシャルウェブサイト
- Erena Terakubo (@erenaterakubo2) - X(旧Twitter)
- Erena Terakubo (erenaterakubo) - Facebook
- 寺久保エレナ オフィシャルブログ - Ameba Blog