小杉沙織

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小杉 沙織(こすぎ さおり、1973年2月12日 - )は、日本の福祉活動家、講演家、作家。思春期の若者心理を専門とする思春期子育てアドバイザー。

NPO法人若者メンタルサポート協会理事長[1][2]。出生姓は城戸、旧姓は岡田。

こすぎ さおり

小杉 沙織
生誕 1973年2月12日
日本の旗 日本・神奈川県
国籍 日本の旗 日本
職業 社会活動家、講演家、カウンセラー、若者心理アドバイザー
団体 NPO法人若者メンタルサポート協会
肩書き 理事長
配偶者 小杉 茂(ハウリング・ブル・エンターテイメント代表取締役)
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来歴

神奈川県生まれ、東京都大田区育ち。4歳のある夜、目の前で母親が父親から殴られ倒れているのを発見、倒れた母親の周りには割れたガラスの破片が大量に散らばっていたのを記憶していると語っており、両親はそのまま離婚、幼稚園を強制的に中退。

この時の父親とは大人になって連絡を取り再会し、父親の勧めで父親の後妻や腹違いの弟たちと家族ぐるみで交流が始まったが、父親から2年後に「母さん(後妻)が本当はお前のこと嫌いで憎んでいるから、もう家族とは関わらないで欲しい」と突然告白され、その直後父親からも縁を切られ見捨てられたことで更に人間不信になったとのちに語っている[3]。尚、腹違いの弟は格闘家の城戸康裕である。

4歳で両親が突然離婚した夜からすぐに大田区に暮らす祖父に預けられたが、4畳半一間のボロアパートで体罰を受けながら育ち、孤独で過酷な幼少期を送る[4]。小学3年生で母親から「あんたなんか産まなきゃよかった」と言われたことから自殺を考える子どもになり、この頃は学校でもいじめや仲間外れに遭い、深夜までいつもひとりでとにかく孤独な幼少期だったと語っている[5]。

高校に入学するも、母親から金食い虫と言われたことで高校を半年で中退、非行に走り、15歳で水商売をはじめ自殺未遂・薬物依存・家出・暴走族・チーマーなどその他にも数々の壮絶な10代を過ごし[6]大人になっても波乱な人生を送る[7]。

壮絶な人生から30代で心理学や精神論を学び自分と向き合い人生を変えたことで「昔の自分のようにひとりで泣いてる若者を笑顔にしたい」と2012年からブログを立ち上げ、心が楽になるメッセージと赤裸々な生い立ちを公開し、連絡先とともに「死にたいとひとりで泣いてる子がいたらいつでも連絡して」とLINEで24時間相談活動を開始[8]。徐々に若者たちからの相談が増えていき、2015年にNPO法人若者メンタルサポート協会を設立[9]。

2020年からはコロナ禍で居場所のない若者が一番つらくなる夜間帯にZoomを活用したオンライン居場所を開設[10]。2020年12月は相談通数が4万通を超え、過去最高の相談件数となる[11]。コロナ禍以降は薬物過剰摂取に関する相談が増加し、全体の2から3割[12]を占める。マスコミから取材時に「今OD(オーバードーズ)といえば小杉沙織さんと言われてますよ」と言われる[13][14]。

日本で初めてLINEを利用した24時間SNS相談を行なった第一人者である[15][16]。

「自己重要感」「自己肯定感」「自己受容」についてと、若者をタイプ別に分類した独自の沙織メソッドを主宰するカウンセラー養成講座でしばしば語る[17]。少年院を出た非行少女を養子に迎え更生させた[18]。

40代の時にアスペルガー症候群の診断を受け、長年の生きづらさの要因のひとつに発達障害があったことも告白している[19]。自身がアスペルガー症候群で苦しんだ経験から、発達障害の勉強会や就職支援などの発達障害アドバイザーとしても積極的に活動している[20]。

自身は役員報酬を受けていないと2023年に明かすと、団体支援制度について意見を述べた西村博之が引用した[21]。

人物

・「小杉沙織」という名前は、2021年に再婚してからの本名である。

・居場所がなく孤独だった10代から音楽に支えられ、特にX JAPANのhideの音楽に救われた。足首には鬱病から脱却する際に入れたhideの「ピンクスパイダー」の刺青が入っている[22]。

受賞歴

・2020年 チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞[23]

・2023年 公益財団法人社会貢献支援財団[24]

著書

  • 『あなたは何も悪くない』サンマーク出版、2018年10月9日。ISBN 978-4763137166。 [25]

出演

参考文献

  1. ↑ “夏休み明け子どもの不安 SNSや電話の相談先 “つらい気持ちぶつけて””. 日本放送協会 (2022年8月31日). 2023年1月7日閲覧。
  2. ↑ “コロナ禍の2020年度、子どもの自殺が過去最多 いじめは減少したが…「家庭や学校の環境変化が心身に悪影響」”. 中日新聞 (2021年10月14日). 2023年1月7日閲覧。
  3. ↑ “小杉沙織(岡田)『波瀾だった過去・48(父の家族)』”. 小杉沙織(旧岡田沙織)オフィシャルブログ Powered by Ameba. 2025年2月28日閲覧。
  4. ↑ “「死にたい」は「生きたい!」の叫びだから。波乱万丈な人生を経て、自分で自分を愛せるようになるまで。”. keypage(キーページ). 2025年2月20日閲覧。
  5. ↑ “『道』208号 インタビュー 若者メンタルサポート 岡田沙織さん | どう出版”. 2025年2月21日閲覧。
  6. ↑ “「死にたい」は「生きたい!」の叫びだから。波乱万丈な人生を経て、自分で自分を愛せるようになるまで。”. keypage(キーページ). 2025年2月21日閲覧。
  7. ↑ “波瀾な私の人生|小杉沙織(旧岡田沙織)オフィシャルブログ Powered by Ameba”. ameblo.jp. 2025年2月20日閲覧。
  8. ↑ “若者襲う市販薬依存 せき止め100錠乱用も”. 産経新聞 (2021年9月11日). 2023年1月7日閲覧。
  9. ↑ “特別インタビュー #あなたと⽣きるを考える 「生きづらさ」を抱える若者をサポートするTikTokの取り組み”. 朝日新聞デジタル. 2023年1月7日閲覧。
  10. ↑ “コロナ禍で孤立深める子どもたちの居場所 休眠預金が救う”. 朝日新聞 (2022年3月4日). 2023年5月13日閲覧。
  11. ↑ “こどもギフトメンバーとの特別対談【前編】 / 年45万通のSOSを送る子どもたちに「オンライン居場所」を残したい - クラウドファンディング READYFOR”. readyfor.jp. 2025年2月21日閲覧。
  12. ↑ “薬を過剰摂取する「オーバードーズ」とは? 女子高校生誘拐事件で「めざまし8」が深掘り”. ジェイ・キャスト (2021年12月16日). 2023年1月7日閲覧。
  13. ↑ ““オーバードーズ”の実態「誰か私を見て」SNSに投稿「いまはねへしねなたたあ」濫用で支離滅裂な相談”. ガールズちゃんねる - Girls Channel -. 2025年2月21日閲覧。
  14. ↑ “市販薬の過剰摂取、若者で深刻 「規制より相談体制を」”. 日本経済新聞 (2022年7月3日). 2025年2月21日閲覧。
  15. ↑ 江成道子. “NPO法人若者メンタルサポート協会の小杉沙織さんと”. 一般社団法人 日本シングルマザー支援協会. 2025年2月20日閲覧。
  16. ↑ “若者5千人以上を救う「許しの心」──孤独に寄り添うプロフェッショナル | ザ・リバティWeb/The Liberty Web”. The Liberty Web. 2025年2月21日閲覧。
  17. ↑ “池袋「パパ活」殺人は氷山の一角。実質“売春”に走る少女たちの心の内”. まぐまぐ (2022年2月3日). 2023年1月7日閲覧。
  18. ↑ “虐待をした母の死…売春、違法薬物におぼれた少女を救った「母」との出会い(下)”. 弁護士ドットコムニュース. 弁護士ドットコム株式会社 (2017年6月4日). 2025年2月21日閲覧。
  19. ↑ “小杉沙織(岡田)『ASD アスペルガー(発達障害)と分かって泣いた3日間』”. 小杉沙織(旧岡田沙織)オフィシャルブログ Powered by Ameba. 2025年2月21日閲覧。
  20. ↑ “岡田沙織さん/理事 | あすぷろ実行委員会”. assystarsproject.net. 2025年2月21日閲覧。
  21. ↑ “ひろゆきさん「東京都は、Colaboに税金を数千万円払うよりまともな人達に払った方が良くないですか?」 NPO法人理事長のツイートに反応”. ガジェット通信 (2023年1月6日). 2023年1月7日閲覧。
  22. ↑ 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜 (2020-08-14), 貧困を金にする悪徳すぎる生活保護ビジネスの闇/18歳少年院上がりの少女を救った方法 2025年2月21日閲覧。
  23. ↑ “2020年度「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞 」コロナ禍で社会変革に奮闘する女性リーダー5名が入賞、 12月7日(月)に開催されたオンライン表彰式にて大賞を発表”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2020年12月8日). 2025年2月21日閲覧。
  24. ↑ “NPO法人 若者メンタルサポート協会 : 第59回 社会貢献者表彰受賞者”. www.fesco.or.jp. 2025年2月21日閲覧。
  25. ↑ “新刊 『あなたは何も悪くない』=岡田沙織・著”. 毎日新聞 (2019年1月9日). 2023年1月7日閲覧。
  26. ↑ “#55「10代で死のうと思ったことがあります」”. Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜 | AbemaTV (2018年10月7日). 2025年2月21日閲覧。
  27. ↑ “「『死にたい気持ち』に正論投げかけない」 川嶋あいもうなずいた“肯定することで寄り添う”NPOの信念”. ラジオ関西 (2022年9月7日). 2023年1月7日閲覧。
  28. ↑ “「『死にたい気持ち』に正論投げかけない」 川嶋あいもうなずいた“肯定することで寄り添う”NPOの信念 | ラジトピ ラジオ関西トピックス”. ラジトピ (2022年9月7日). 2025年2月21日閲覧。
  29. ↑ 日本放送協会『午後6時 - Nらじ』。2025年2月21日閲覧。
  30. ↑ “「死にたい」若者をLINEで救う女性 | J-WAVE NEWS”. J-WAVE NEWS | 音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」 | J-WAVE 81.3 FM (2017年1月13日). 2025年2月21日閲覧。
  31. ↑ “TBSラジオ 篠田麻里子のGOOD LIFE LAB! | 日本リアライズ | ライフプランコンサルで老後を豊かに|日本リアライズ株式会社”. n-realize.co.jp. 2025年2月21日閲覧。

外部リンク