小柳由春

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小柳由春
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道
生年月日 (1948-03-17) 1948年3月17日(76歳)
騎手情報
所属団体 日本中央競馬会
所属厩舎 中山→美浦・矢倉玉男(1966年 - 1983年)
美浦・フリー(1983年 - 1985年)
美浦・矢倉玉男(1985年 - 1987年)
初免許年 1966年3月20日
免許区分 平地・障害
騎手引退日 1987年2月28日
1987年2月22日(最終騎乗)
重賞勝利 2勝
通算勝利 983戦79勝
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小柳 由春(こやなぎ よしはる、1948年3月17日 - )は、北海道出身の元騎手。

来歴

馬事公苑14期生で、小島太・田島良保・安田富男・目野哲也・平井雄二・池上昌弘と同期であり、やんちゃで個性の強い顔触れが揃っていた[1]。1つ下の福永洋一・柴田政人・岡部幸雄・伊藤正徳らが「花の15期生」と呼ばれて脚光を浴びるようになった時、安田などは自分たちを「ずっこけ14期生」と呼んでいた[2]。

1966年3月に中山・矢倉玉男厩舎からデビューし、同20日の中山第4競走障害5歳以上未勝利・エメラルドクイン(9頭中8着)で初騎乗[3]を果たす。

小島・田島・目野と共に1966年にデビューできたが、池上は1年遅れの1967年、安田は入学後は授業を真面目に受けないなど不真面目な面があり、小柄過ぎたために成長を待たされたこともあって、2年遅れの1968年[4]、平井が3年遅れの1969年にデビューを果たした。

10月30日の東京第12競走4歳以上50万下・ライクインで初勝利[5]、12月3日の中山第3競走3歳オープンではリュウズキで2勝目[5]を挙げるが、1年目の同年はこの2勝[6]であった。

2年目の1967年には3月25日の中山第7競走4歳150万下でニットエイトに騎乗し3着に入り[7]、11月26日の中山第3競走障害4歳以上未勝利・ヤマノシンで障害初勝利[8]を挙げる。

3年目の1968年には前年に皐月賞馬となったリュウズキ[9]、菊花賞馬となったニットエイト[7]のオープン戦に騎乗し、リュウズキでは2月の中山オープンで前年の有馬記念馬カブトシローを抑えて勝利[9]。ニットエイトでは7月の函館オープンで後に「華麗なる一族」と呼ばれる血脈の礎を築いた名繁殖牝馬となるミスマルミチを抑えて勝利[7]。

1969年には前年に有馬記念を制したリュウズキで夏の函館オープンを2勝し[9]、11月9日の東京第3競走障害4歳以上未勝利では後にカブラヤオー・ミスカブラヤ兄妹の母となるカブラヤで勝利[10]。

1973年には福島の平地戦で3勝[11]を挙げるなど自己最多の8勝[6]をマークし、中山大障害(秋)では関西馬フジチャイナで2着[12]に入った。  

1975年にはバローネターフを障害初出走初勝利と2勝目に導いたが[13]、8月9日の新潟第10競走鳥海山特別・ゴールドジンを最後に平地の勝利からは遠ざかる[14]。

1977年10月8日の中山第4競走障害4歳以上オープンでは12頭中10番人気の牝馬ゴリョウチェスターで64kgを背負ったバローネターフを下し、枠連万馬券の波乱となった[15]。中山大障害(秋)でもゴリョウチェスターに騎乗したが、バローネターフに1.8秒の大差を付けられたファンドリナイロからも5.3秒遅れた3着に入った[16]。

1978年には中山大障害(秋)でバローネターフに騎乗し大差勝ち[17]で同レース3勝目[13]を挙げたが、小柳は重賞初勝利[14]となった。

1979年には6月3日の東京第5競走4歳未勝利・ツクバルーラで5年ぶりの平地勝利[14]を挙げ、1981年には6月28日に1日2勝を挙げるなど福島戦3勝[18]を含む6勝[6]をマーク。

フリーとなった1983年には東京障害特別(秋)で10頭中8番人気のメジロザニアーに騎乗し3年ぶりの重賞勝利[19]を挙げ、2着には平井が騎乗するハヤテタケルが入って14期生のワンツーとなり、枠連万馬券であった[20]。

1985年には矢倉厩舎に復帰するが、初めて0勝[6]に終わる。

1986年12月13日の中山第6競走障害4歳以上未勝利・シルバーイッキが最後の勝利を挙げ、同馬に騎乗した1987年2月22日の東京第5競走障害4歳以上400万下(13頭中8着)を最後に引退[21]。

騎手成績

通算成績1着2着3着4着以下出走回数勝率連対率
平地 26 19 40 300 385 .068 .117
障害 53 52 71 422 598 .089 .176
計 79 71 111 722 983 .080 .153
主な騎乗馬
  • バローネターフ(1978年中山大障害 (秋))
  • メジロザニアー(1983年東京障害特別 (秋))

脚注

  1. ↑ 江面弘也「昭和の名騎手」三賢社、2020年4月30日、ISBN 4908655162、p170
  2. ↑ 「昭和の名騎手」、p178。
  3. ↑ “小柳由春の近走成績”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  4. ↑ 木村幸治『騎手物語』(洋泉社、1998年)ISBN 978-4896912982、p85
  5. 1 2 “小柳由春の近走成績”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  6. 1 2 3 4 “小柳由春の年度別成績”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  7. 1 2 3 “ニツトエイト (Knit Eight)”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  8. ↑ “抽出[通算 1着レース]|小柳由春の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  9. 1 2 3 “リュウズキ (Ryuzuki)”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  10. ↑ “カブラヤ (Kaburaya)”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  11. ↑ “抽出[1973年度 1着レース]|小柳由春の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  12. ↑ “中山大障害|1973年12月23日”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  13. 1 2 “バローネターフ (Baronnet Turf)”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  14. 1 2 3 “抽出[通算 1着レース]|小柳由春の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  15. ↑ “4歳以上|1977年10月8日”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  16. ↑ “中山大障害|1977年12月25日”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  17. ↑ “中山大障害|1978年12月24日”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  18. ↑ “抽出[1981年度 1着レース]|小柳由春の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  19. ↑ “抽出[通算 1着レース]|小柳由春の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  20. ↑ “東京障害特別|1983年11月13日”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。
  21. ↑ “小柳由春の近走成績”. netkeiba.com. 2024年12月27日閲覧。