岩堀行宏

ウィキペディアから、無料の百科事典

岩堀 行宏(いわほり ゆきひろ、1932年(昭和7年) - 2000年(平成12年)9月2日[1])は、日本の英学史・辞書史研究者であるとともに実業家。後楽園スタヂアム常務取締役、東京ドーム常務理事を務めた。元西日本後楽園会長。

人物・略歴

1932年(昭和7年)、静岡市出身[2]。1951年(昭和26年)、静岡県立静岡城内高等学校卒業[3]。明治学院大学経済学部卒業。学生時代より『和英語林集成』をきっかけに辞書に魅かれ、幕末・明治の英語辞書、草創期の辞書を収集。ジョアン・ロドリゲスの「日本大文典」に始まり、ヘボンの「和英語林集成」に至る、揺籃期の英和・和英辞典の歩みを実物に即して解明した『英和・和英辞典の誕生 : 日欧言語文化交流史』を著した。三百年に及ぶ日欧文化交流史、当時の人々のことばと文化への情熱を伝える労作として知られる。

コレクションは明治学院大学に寄贈され(岩堀行宏文庫)[4]、所蔵辞書とともに「幕末・明治英学辞書コレクション」に発展した[5]。実業家としても成功し、後楽園スタヂアム常務取締役を経て、西日本後楽園取締役会長。東京ドーム常務理事を務めた。

2000年9月2日、肺炎のため死去[1]。

著書

  • 『英和・和英辞典の誕生―日欧言語文化交流史』図書出版社、1995.4

脚注

  1. 1 2 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.87
  2. ↑ “岩堀 行宏”の紙の本一覧
  3. ↑ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 104頁。
  4. ↑ 明治学院大学図書館 個人文庫 5.岩堀行宏文庫
  5. ↑ 明治学院大学 図書ハンドブック 幕末・明治英学辞書 コレクション

関連項目

外部リンク