川中だいじ

ウィキペディアから、無料の百科事典
かわなか だいじ
川中 だいじ
生誕 (2010-12-11) 2010年12月11日(15歳)
日本の旗 日本・大阪市
国籍 日本の旗 日本
職業 中学生・日本中学生新聞記者
活動期間 2023年3月-現在
団体 日本中学生新聞
影響を受けたもの 尾崎行雄
活動拠点 大阪市
公式サイト note
X
テンプレートを表示

川中 だいじ(かわなか だいじ、2010年12月11日 - )は、日本のジャーナリスト。日本中学生新聞を創刊し、執筆している[1]。

経歴

大阪府大阪市生まれ。2019年、小学校3年生のとき行われた第25回参議院選挙から政治や選挙に興味を持つ[2]。[3]

2020年の大阪市特別区設置住民投票(2回目大阪都構想住民投票)に関する話題について、学校で友人と話していた際に教師から注意を受けたことをきっかけに、学校教育に疑問を持つようになる[2]。

2021年、5年生のとき第49回衆議院選挙が行われ、多くの候補者と接触してチラシなどのコレクションを始めた[2]。

2022年、6年生のとき第26回参議院選挙が行われ、水道橋博士や八幡愛と撮影をしたり、党派関係無く押越清悦などのチラシを集めたりしていた。[3]7月に修学旅行で広島へ行く。その際川中は、被爆者の近藤康子の被爆講話を聞いた。それを聞いたあとの質問で近藤氏に対して、「今の日本政府に対して何を一番求めたいですか」と問い、「核兵器禁止条約に批准してほしい」と答えられたことが後に創刊をする大きなきっかけとなる。[3][4]

2023年、小学校を卒業してすぐに岸田文雄に「なぜ核兵器禁止条約に批准しないのか」と問いたいと思い、日本中学生新聞を創刊。[5]G7広島サミットに申請したが、学生であることや法人でないことを理由に却下された。[5]その後noteやX(旧Twitter)などのサービスを使って情報発信を始めた[2][3]。また、同年春に行われた第20回統一地方選挙では、大阪市議会選挙・吹田市長選挙へ取材に行った。4月に中学校に入学。入学後すぐに行われた生徒会選挙で、圧勝し中学一年生で初の生徒会長となる。生徒会改革を推し進めようとしたが、先輩や教師との対立で頓挫し、10月の選挙で落選する。[3]ドキュメンタリー映画『NO 選挙,NO LIFE』の舞台挨拶などにも登壇した。

2024年には、春には日本万国博覧会協会への電話取材や京都市長選挙で全候補に取材を行った。[3]生徒会選挙では、4月の選挙に現職に敗れるが、次の選挙で1年ぶり2度目の当選を果たす。[3]その後の第50回衆議院議員総選挙では、石破茂や岸田文雄などに直撃取材したほか、多くの候補者を取材した。[6]12月は、泉大津市長選挙に取材に行き立花孝志や南出けんいちを取材した。

2025年4月より、テレビ大阪公式YouTubeで『中学生記者・だいじの対談クラブ』の配信を開始。生徒会選挙では、川中一強と言われるほどの安定地盤を築き上げ、再選。同年7月の第27回参議院議員選挙を取材したほか[7]、日刊ゲンダイデジタルでの記事執筆や[8]、政治家との対談記事の発表を行った。

2026年3月に川中は初の著書となる『こちら日本中学生新聞』(柏書房)を出版した[9]。その後、中学校を卒業。4月に高校に進学した。同年5月、柏書房から【『こちら日本中学生新聞』著者・川中だいじ氏に対する誹謗中傷について】と題して声明を発表[10]。5月には、大阪府知事の吉村洋文と対談し、「都構想にデメリットはない」という言葉を引き出した。[11]8月から9月にかけては、沖縄県知事選挙を取材した。

主張

  • 民主主義について探究しており、主権者教育・人権教育の必要性を説いている[1]。[3]
  • 国民発議という今井一が提唱しているものに賛同しており、川中自身も呼びかけている。
  • ひとり一人が議論する社会を作らなけらばならないと考え、学校制度改革を掲げている[12][1]。
  • 学校内校則の最終決定権を生徒投票にする『がっこう民主化構想』を掲げている[12]。[3]
  • 『がっこう民主化構想』の一環として、生徒会と両立した生徒議会の設営を訴えている[12]。[3]
  • 今現在の学校教育の現状を、「お任せ民主主義の訓練場」と批判している。[3]
  • 生徒のハラスメント被害や宿題の削減などを訴えるため「生徒組合」の必要性を訴えている。
  • 戦争に対して強い関心を持っており、2025年・2026年と広島・長崎・沖縄にいき、戦争体験者や被爆者に取材している。[4]
  • 森友学園問題も精力的に取材しており、第三者による再調査が必要と訴えている。[3]

人物

記事

  • FRIDAYデジタル2023年9月14日「夢洲カジノは止められる」…中学生がたった一人で立ち上げた『日本中学生新聞』その大人顔負けの中身
  • FRIDAYデジタル 2023年11月08日「学校で政治の話はタブーなの?」教育評論家・親野智可等氏に《日本中学生新聞》が聞いてみた
  • 朝日新聞 2023年10月16日「日本中学生新聞」を一人で始めた少年 岸田首相に聞きたかったこと
  • 朝日新聞 2023年10月19日 中1、新聞を創刊 岸田首相に直接聞きたい。それなら――
  • 月刊政経東北 2023年11月号 サミット取材なぜ中学生がダメ?
  • 東洋経済オンライン2024年1月27日 「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは
  • 週刊金曜日 2024年2月1日号【対談】川中だいじ×畠山理仁 『私たち、弟子でも師弟でもなく記者仲間です』
  • 大月書店月刊クレスコ 2024年5月号『生きるための主権者教育ー子どもの権利をないがしろにしないために』
  • 月刊政経東北 2025年1月号 『大阪・関西万博 住民置き去りでいいのか?』
  • 日刊ゲンダイDIGITEL 2025年7月6日 『仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった』

出演

  • 『西谷文和 路上のラジオ』(YouTube、2024年3月1日、2024年6月21日)
  • 『Arc Times』(YouTube、不定期出演)
  • 『デモクラシータイムス』(YouTube、2024年8月11日)[7]
  • 読売テレビ そこまで言って委員会NP『報道の自由を考える ニュースのニュースSP』
  • 中国放送 『取材申請も自ら実施 中学生ジャーナリスト・川中だいじさん 広島「原爆の日」初取材に密着 SNSで「日本中学生新聞」発行 原動力は“被爆者の思い”』
  • 文化放送『長野智子のアップデート』明日をアップデートに出演。(2024年8月&9月)
  • 文化放送『大竹まことのゴールデンラジオ!』大竹まことのメインデッシュに出演。(2026年8月)
  • 関西テレビ newsランナー『「子どもをバカにしないでよ」15歳の記者が問い続ける“民主主義” 維新・吉村代表に「“副首都”と“都構想”セットは謎」と直球質問も 高校生記者・川中だいじさん』
  • テレビ大阪選挙特番『石破総理・岸田前総理・政治とカネの政治家も直撃❗️日本中学生新聞 川中だいじ記者の衆院選2024に密着❗️』(2024年10月27日)
  • テレビ大阪公式YouTube 『中学生記者・だいじの対談クラブ』(2025年4月から土曜日配信)
  • ABEMA的ニュースショー(2025年7月27日、ABEMA)

脚注

  1. 1 2 3 川中だいじ(インタビュー)「「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは」『東洋経済education×ICT』、2024年1月27日。2024年3月28日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 “「期末テストそっちのけ」中学生記者・川中だいじさん(14)が抜いた特ダネスクープの“思わぬ端緒”「斎藤知事ボランティアに“選挙慣れ”した女性が…」《突撃著書サイン時間稼ぎ作戦で玉木氏を直撃取材》”. NEWSポストセブン (2025年8月12日). 2025年8月25日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 『こちら日本中学生新聞』2026年3月10日、310頁。
  4. 1 2 “#487 僕のヒロシマ ~15歳の取材記~”. 公益財団法人 民間放送教育協会. 2026年10月19日閲覧。
  5. 1 2 3 『こちら日本中学生新聞』柏書房、2026年3月10日。
  6. ↑ 大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】 (2024-10-27), 石破総理・岸田前総理・政治とカネの政治家も直撃❗️日本中学生新聞 川中だいじ記者の衆院選2024に密着❗️ 2026年10月18日閲覧。
  7. 1 2 “畠山理仁の選挙男がいく”. デモクラシータイムス. 2024年8月13日閲覧。
  8. ↑ “仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2025年7月6日). 2025年8月25日閲覧。
  9. ↑ 『こちら日本中学生新聞|柏書房株式会社』2026年6月17日。
  10. ↑ “『こちら日本中学生新聞』著者・川中だいじ氏に対する誹謗中傷について|柏書房株式会社” (2026年5月15日). 2026年9月15日閲覧。
  11. ↑ “「子どもをバカにしないでよ」15歳の記者が政治家に切り込む理由 「学校では政治の話をするな」と叱られたことも 維新・吉村代表に「“副首都”と“都構想”セットは謎」と直球質問 問い続ける『民主主義』 | 特集 | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ”. ニュース. 2026年10月18日閲覧。
  12. 1 2 3 4 “「生きてる限り政治的」川中だいじさん 畠山理仁の選挙男がいく” (2024年8月14日). 2024年8月14日閲覧。
  13. ↑ 『ABEMA的ニュースショー辞めろ辞めるな石破総理…自民党は今 | 新しい未来のテレビ | ABEMA』。2026年10月18日閲覧。
  14. ↑ “Instagram”. www.instagram.com. 2026年10月18日閲覧。
  15. ↑ デモクラシータイムス (2026-04-08), 学生記者、祝・初の出版、祝・高校進学!【畠山理仁の選挙男がいく No.42】 2026年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク