徳川義崇

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とくがわ よしたか

徳川 義崇
生誕 (1961-08-25) 1961年8月25日(63歳)
日本の旗 日本 東京都
出身校 学習院大学経済学部経済学科卒業
職業 徳川黎明会会長
徳川美術館館長
八雲産業社長
親 徳川義宣(父)
徳川三千子(母)
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徳川 義崇(とくがわ よしたか、1961年8月25日[1] - )は、日本の実業家。尾張徳川家第22代当主[2]。公益財団法人徳川黎明会会長[3]。徳川美術館館長[3]。八雲産業社長[3]。

名古屋市博物館協議会委員[注 1]、全国美術館会議副会長[注 1]、日本博物館協会理事[注 1]、名古屋大学参与[注 1]。尾張藩連携事業推進協議会名誉顧問[5]。

東京都出身[4]。学習院幼稚園、学習院初等科、学習院中・高等科、学習院大学経済学部経済学科卒業[4][6]。

IT技術の研究にも携わり[4]、WIDEプロジェクトメンバー[7]。「お殿様はスーパーICTエンジニア」と題して講演[8]。徳川美術館のキャラクター「トクさん」のモデル[9][10][11]。

経歴

  • 1961年8月25日[4]、尾張徳川家第21代当主・徳川義宣の長男[12]として生まれる。
  • 1993年5月5日、徳川黎明会役員(理事)に就任[13]。
  • 2005年11月23日[14]、徳川義宣が死去し、11月29日の葬儀・告別式[15]の後に、12月1日付で館長に就任[13][15]。12月8日のお別れの会の後に理事会による議決の結果で[15]、同月15日付をもって会長に就任することに決定[15](内定)。
  • 2006年5月30日、徳川黎明会会長に就任[13]。
  • 2011年11月、名古屋国際センターでNTTコミュニケーションズとNTTコミュニケーションズ・パートナー連絡協議会(NCOP)の共催で開かれた『ソリューションセミナー「経営戦略へのICT活用」』に徳川美術館長として出席し、「お殿さまはスーパーICTエンジニア」と題してNTTコミュニケーションズ・先端IP アーキテクチャセンタ担当部長で北陸先端科学技術大学院大学客員教授の宮川晋と対談した[8]。同セミナーの案内状では、「実はコンピュータプログラミングおよびインターネットの高い技術をもつエンジニアとしても御高名」と紹介されている[8]。
  • 2014年、simpleshowが制作した徳川美術館のインバウンド対策解説動画(英語)に登場するキャラクター・トクさんのモデルになった[9][11]。同年9月18日[16]、第19回日本バーチャルリアリティ学会大会で「文化を遺す意義と努力 ―尾張徳川家を例にとって― VR技術への期待」と題して特別講演[4]。
  • 2015年

IT技術者、WIDEプロジェクトメンバーとして

IT技術者として黎明期のインターネットの技術開発に関わり、WIDEプロジェクトのメンバー[7]。吉村伸、村井純らと下掲の著作物がある。

  • 1979年、学習院高等科時代に選択科目で初めてコンピューターに触れる。高等科に隣接する大学の大型計算機センタの汎用機・三菱MELCOM、OSはUTS/VSであった。
  • 1980年、学習院大学入学時にNEC PC-8001を購入。プログラムの製作を開始し、アルバイトで事務計算や回帰分析のプログラム製作をおこなった。その後PC-9801でC言語を使い始める。
  • 1984年、アスキーでアルバイトを開始。アスキーネットもこの時に使用を開始。
  • 1986年、ダイデンインテリジェンステクノロジー(現在のディアイティ)でアルバイトを開始、その後就職。慶応大学の村井純と出会う。UniPress EMACSの日本語化に携わる。
  • 1988年、WIDE Projectの活動が具体化し、JUS(Japan Unix Society)の幹事となる。
  • 1989年、ディアイティがWIDE Projectに参加。この頃よりネットワーク研究を仕事として本格的に関わる。1990年9月、ディアイティのインターネット接続に成功。
  • 1992年、JUNET協会を発足し、副会長に就任。初代会長は吉村伸。BSD/OS用のAPM/PCMCIAドライバ「Wildboar」の開発を開始。
  • 1997年、家業が忙しくなりディアイティを退職。その後もWIDE Projectの研究活動は継続。

系譜

徳川義崇 父:
徳川義宣
祖父:
堀田正恒
曾祖父:
鍋島直柔
曾祖母:
鍋島輝子
祖母:
堀田秀子
曾祖父:
伊達邦宗
曾祖母:
留守巨梅
母:
徳川三千子
祖父:
徳川義知
曾祖父:
徳川義親
曾祖母:
徳川米子
祖母:
徳川正子
曾祖父:
松平恆雄
曾祖母:
松平信子

著作物など

共著
  • 吉村伸; 徳川義崇; 村井純「学術ネットワーク間接続利用の変遷」(PDF)『情報処理学会研究報告 マルチメディア通信と分散処理』第53号、情報処理学会、1-8頁、1991年7月5日。http://id.nii.ac.jp/1001/00036025/。2016年12月15日閲覧。 
  • 徳川義崇 著「『開発プラットフォームとしてのPC-UNIX』PC-UNIX」、WIDEプロジェクト 編『日本でインターネットはどのように創られたのか? WIDEプロジェクト20年の挑戦の記録』村井純(監修)、インプレスR&D、2009年3月25日、61-66頁。ISBN 978-4844326779。 
監修
  • 徳川義崇 (監修); 徳川林政史研究所 編『写真集 尾張徳川家の幕末維新: 徳川林政史研究所所蔵写真』吉川弘文館、2014年2月28日。ISBN 978-4642038270。 
金鯱叢書
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第33輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2006年10月。ISBN 978-4784213269。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第34輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2008年6月。ISBN 978-4784213955。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第35輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2009年6月。ISBN 978-4784214686。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第36輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2010年3月24日。ISBN 978-4784215119。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第37輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2011年4月。ISBN 978-4784215737。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第38輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2012年5月1日。ISBN 978-4784216307。 
  • 竹内誠; 徳川義崇 編『史学美術史論文集』 第39輯、徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2013年4月1日。ISBN 978-4784216864。 
寄稿
  • 「前会長徳川義宣を偲んで」徳川黎明会徳川美術館 編, 『尾陽 : 徳川美術館論集』(金鯱叢書) 2006年3号, pp.3-9
  • 「徳川美術館の運営から考察する私立美術館の運営」日本博物館協会 編, 『博物館研究』vol.43(482), 特集 ガバナンスとマネージメント 設置者責任, 2008年8号, pp.16-19
  • 「美術館案内(vol.4)徳川美術館 : 大名文化の継承」季刊美術誌『聚美』, 2012年4号, 聚美社, pp.98-101
  • 「文化を守る」『共済医報』vol.64 第63回共済医学会特集 ; 特別講演, 2015年2号, pp.90-101
対談
出演

脚注

注釈

  1. 1 2 3 4 2014年9月17日から19日に開かれていた第19回日本バーチャルリアリティ学会大会の時点の肩書きによる[4]。
  2. ↑ 「近年の徳川美術館は「刀剣女子」効果もあって人気を集めており」[10][18]、来館者は前年(2014年)度比で約2割増だったという。開館80周年に館のPRキャラクーとして元SKEの女優・松井玲奈を起用して話題を呼んだ[10]。
  3. ↑ simpleshowによると「トクさん」人気は「2014年海外で着火し」[9]「逆輸入され2015年日本へ飛び火」[9]したのだという。

出典

  1. ↑ 『平成新修旧華族家系大成』下巻(霞会館、1996年)p.161
  2. 1 2 “家康没後400年 子孫ら集い御例祭”. 静岡新聞. (2015年4月17日). オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。 2016年12月16日閲覧。
  3. 1 2 3 徳川黎明会 (2016年4月1日). “公益財団法人 徳川黎明会 役員及評議員名簿(役員等名簿)” (PDF). 徳川黎明会. 2016年12月15日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 “特別講演情報”. 第19回日本バーチャルリアリティ学会大会. プログラム. 日本バーチャルリアリティ学会. 2021年7月28日閲覧。
  5. ↑ “徳川家22代当主が「ご意見番」に 名古屋市〔地域〕”. 時事通信. (2020年2月10日). オリジナルの2020年3月2日時点におけるアーカイブ。 2020年2月11日閲覧。
  6. ↑ “私の経歴”. www.tokugawa.org. 2023年2月23日閲覧。
  7. 1 2 “メンバーリスト”. about WIDE. WIDE Project. 2021年7月28日閲覧。
  8. 1 2 3 “~平成23年度ICTソリューションセミナー~「経営戦略へのICT活用法」”. セミナー. NTTコミュニケーションズパートナー連絡協議会 (2011年11月28日). 2021年7月29日閲覧。
  9. 1 2 3 4 “徳川美術館キャラクター「トクさん」のLINEスタンプ販売開始!”. simpleshow Japan (2015年10月11日). 2021年7月28日閲覧。
  10. 1 2 3 4 5 “徳川美術館「トクさん」、ミュージアムキャラ日本一で表彰 ── 名古屋”. インターネットミュージアム. (2015年10月29日) 2021年7月28日閲覧。
  11. 1 2 3 『徳川美術館キャラクター「トクさん」のミュージアムキャラクターアワード2015受賞式と記念グッズ「トクさんマグネット」プレゼントキャンペーンのお知らせ』(プレスリリース)株式会社simpleshow Japan、2015年10月28日。2021年7月28日閲覧。
  12. ↑ 徳川義宣『新修徳川家康文書の研究』徳川黎明会、1983年、[要ページ番号]頁。
  13. 1 2 3 徳川黎明会総務部; 徳川美術館; 徳川林政史研究所 (March 2007). 平成18年度 事業報告書 (PDF) (Report). 徳川黎明会総務部・徳川美術館・徳川林政史研究所. 2016年12月15日閲覧。
  14. ↑ “徳川義宣前会長のエッセイ集が発刊されました”. お知らせ. 公益財団法人徳川黎明会 (2006年3月29日). 2021年7月28日閲覧。
  15. 1 2 3 4 徳川黎明会 (2005年12月21日). “2005年12月21日 故徳川義宣会長の葬礼行事ならびに財団新会長・新美術館長就任に関するごあいさつ(ごあいさつ)”. 徳川黎明会. 2016年12月15日閲覧。
  16. ↑ “プログラム”. 第19回日本バーチャルリアリティ学会大会. 日本バーチャルリアリティ学会. 2021年7月28日閲覧。
  17. ↑ “投票結果発表”. インターネットミュージアム. ミュージアムキャラクターアワード2015. 2021年7月29日閲覧。
  18. ↑ 神谷, 祐美 (2015年4月11日). “「刀剣乱舞」ブームで徳川美術館に女性客殺到!地元・名古屋の反応は...”. Jタウンネット 2021年7月29日閲覧。
  19. ↑ “「尾張徳川家 珠玉の家宝&生き残りの秘策」”. 探検バクモン. 日本放送協会 (2018年9月19日). 2018年9月19日閲覧。

外部リンク