日本マーケティング学会

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日本マーケティング学会
Japan Marketing Academy
団体種類 任意団体(学術団体)
略称 J-MAC
設立 2012年8月2日
所在地 東京都港区六本木3丁目5番27号
北緯35度39分51.6秒 東経139度44分7.6秒 / 北緯35.664333度 東経139.735444度 / 35.664333; 139.735444座標: 北緯35度39分51.6秒 東経139度44分7.6秒 / 北緯35.664333度 東経139.735444度 / 35.664333; 139.735444
主要人物 会長 西川英彦[1]
活動地域 日本の旗 日本
主眼 マーケティングに関する研究者・実務家の交流および理論・手法の開発
活動内容 査読付き学会誌の刊行、全国大会(カンファレンス)の開催、各種アワードの授与
ウェブサイト https://www.j-mac.or.jp/
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日本マーケティング学会(にほんマーケティングがっかい)は、日本のマーケティングに関する学術団体[2][3][4]。マーケティングの理論研究者と企業実務家との交流を促進し、新たな理論や手法の開発を目指すことが主な目的とされている[5][6][7]。

概要

出典:[8]

日本マーケティング学会は、日本のマーケティング力を培っていくために、理論と実践、そして他分野との深いレベルでの交流を通して「探求と創発」を目指す、2012年に発足した日本学術会議協力学術研究団体。3,000名を超える研究者や実務家の会員が所属し、学術誌マーケティングジャーナルおよびマーケティングレビューの発行をはじめ、マーケティングカンファレンスや、30を超えるテーマが研究されるリサーチプロジェクト、魅力的なゲストを招くマーケティングサロンなど多様な「探究と創発」の場を提供している[9]。

マーケティングカンファレンス
学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う毎年秋に開催される研究大会。テーマに基づいた基調講演やパネルディスカッション、オーラルセッションをはじめ、MBA生をはじめ、社会人や学生の皆さんが多く報告できるようにポスターセッションなどがある。なお、各セッションの優秀報告には賞とトロフィーが与えられる[10]。
マーケティング・リサーチプロジェクト
マーケティングに関する課題をテーマに、各プロジェクトが企画・運営する研究会。各自の興味に応じて参加し、複数の報告者と議論を交わせる場で、2017年より合同研究会 (三都市カンファレンス)も開催されている。
マーケティングサロン
くつろいだ雰囲気の中で、魅力的なゲストを招いて、軽く飲みつつ、じっくり話せる少人数の座談会形式の研究会。原則毎月東京で、年数回大阪や名古屋、札幌などの地方で、平日の夜に開催し、気軽に参加できる場をつくりだしている。
マーケティングジャーナル
1981年創刊のマーケティングに関する特集テーマにもとづく招待査読論文と自由論題の投稿査読論文を中心にした年4回発行される学会査読誌。パソコンやiPadなどのタブレット、スマートフォンでダウンロードできるオンラインジャーナル(J-Stageにも掲載)。
マーケティングレビュー
マーケティングジャーナルの姉妹紙として、より最新あるいは現在のテーマに重点をおき、その研究成果の迅速な公開を行うため、オーラルセッション(カンファレンス2019以降)の受賞オーラルペーパーと連動する、2020年3月に創刊されたショートタイプ(A4版10ページまで)の学会査読誌。
ワーキングペーパー
2015年に開始された、マーケティングに関する論文やケース、コラムなどの会員の研究成果。会員であれば自由にワーキングペーパーを公開できる。なお、最もダウンロード数の多いペーパーに、トップダウンロード賞を授与している。
学会賞
学会員が選ぶ「日本マーケティング本 大賞」をはじめ、マーケティングジャーナルのベストペーパー賞、カンファレンスにおけるベストオーラルペーパー賞やベストポスター賞、ワーキングペーパーのトップダウンロード賞など、多くの学会賞を授与している。

沿革

日本マーケティング協会が公益社団法人へ移行する過程で、学者会員の活動基盤を確保する目的も含めて主導された経緯があり[3][11]、「研究者と実務家が連携」する新たな学会として2012年に設立された[12][注釈 1]。

  • 2012年 - 学会設立。国内外の研究者および企業経営者など57名が発起人に名を連ね、初代会長に流通科学大学 石井淳蔵学長を選出[3][11][13]。
  • 2013年 - 「日本マーケティング学会 学会賞」を創設[14]。
  • 2018年 - 「日本マーケティング本 大賞」を創設[15]。
  • 2020年 - 研究レビュー誌『マーケティングレビュー』を刊行[4][16]。
  • 2024年 - 学会が定めるマーケティングの定義を改訂した[17]。

学術活動

査読付き学会誌の発行と公的評価

査読制度を有する学術誌『マーケティングジャーナル』(英: Quarterly Journal of Marketing、略号: QJM)を定期的に刊行[4][18]。また、研究レビュー誌として『マーケティングレビュー』も刊行[4][16][注釈 2]。

研究発表大会

毎年、研究者と実務家を対象とした全国大会(カンファレンス)を開催し、研究報告と議論が行われている[4][19][20][21][22]。

表彰

日本マーケティング本 大賞

マーケティング理論や実践の普及を目的とした賞で学会員の投票により選ばれる[23][24][25]。前年度に日本で刊行(奥付の日付)された、マーケティング関連のオリジナル書籍(テキスト含む、翻訳を除く)が対象[15][26][27][28][29][30]。

学会賞

  • ベストペーパー賞(マーケティングジャーナル) - 学会誌『マーケティングジャーナル』に掲載された論文の中から選ばれる[14]。
  • ベストレビュアー賞(マーケティングジャーナル) - 学会誌『マーケティングジャーナル』の査読に貢献したレビュアーに贈られる[14][29]。
  • ベストオーラルペーパー賞 - マーケティングカンファレンスなどで発表された論文の中から選定される[14][31][32]。
  • ベストドクトラルペーパー賞 - マーケティングカンファレンスなどで発表された、博士論文に関連する論文の中から選定される[14]。
  • ベストポスター賞/U24ベストポスター賞 - カンファレンスのポスターセッションにおいて、特に優れた発表に対して贈られる[14][33][34][35][注釈 3]。
  • トップダウンロード賞 - 学会が提供するコンテンツのダウンロード数が多かったものに対して贈られる[14][36][37]。

脚注

注釈

  1. ↑ 事務局は日本マーケティング協会内に設置されているが、協会とは独立した組織として運営されている
  2. ↑ 学会自体が、国立国会図書館の典拠データに「公的団体」として登録されている
  3. ↑ U24は24歳以下の学生を対象とした賞

出典

  1. ↑ “日本マーケティング学会”. 会長のあいさつ. 2025年12月13日閲覧。
  2. ↑ “日本マーケティング学会”. 国立国会図書館(Web NDL Authorities). 2025年12月13日閲覧。
  3. 1 2 3 “日本マーケティング学会|日本マーケティング協会”. 日本マーケティング協会. 2025年12月13日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 “日本マーケティング学会の会員数が3,000名を突破!”. 日本マーケティング学会 (2025年5月19日). 2025年12月13日閲覧。
  5. ↑ 日本マーケティング学会 『日本マーケティング学会』の設立を発表 2012年5月30日 2025年12月12日
  6. ↑ “研究者とマーケターが新たなマーケティング理論の開発を目指す「日本マーケティング学会」設立”. MarkeZine (2012年6月4日). 2025年12月13日閲覧。
  7. ↑ “日本マーケティング学会”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  8. ↑ “学会概要・入会案内”. 日本マーケティング学会. 2026年2月21日閲覧。
  9. ↑ “学会概要・入会案内”. 日本マーケティング学会. 2026年2月21日閲覧。
  10. ↑ “マーケティングカンファレンス2025 レポート”. 日本マーケティング学会. 2026年2月21日閲覧。
  11. 1 2 “学者とビジネスパーソンが別世界で考えている時代は終わった、「日本マーケティング学会」設立へ”. MarkeZine (2012年8月24日). 2025年12月12日閲覧。
  12. ↑ “マーケティング学会設立、研究者と実務家が連携”. 日本経済新聞 (2012年5月30日). 2025年12月12日閲覧。
  13. ↑ “日本マーケティング学会設立にあたって マーケティングの精神” (PDF). 日本マーケティング学会 (2013年3月31日). 2025年12月13日閲覧。
  14. 1 2 3 4 5 6 7 “日本マーケティング学会”. 学会賞 受賞一覧. 日本マーケティング学会 (2025年10月12日). 2025年12月13日閲覧。
  15. 1 2 “日本マーケティング学会”. 日本マーケティング本大賞2018ノミネート作品. 日本マーケティング学会 (2018年8月16日). 2025年12月13日閲覧。
  16. 1 2 “マーケティングレビュー - J-STAGE”. J-STAGE (2024年9月22日). 2025年12月12日閲覧。
  17. ↑ “学会によるマーケティング定義改訂の報道”. 宣伝会議 (2024年1月25日). 2025年12月12日閲覧。
  18. ↑ “マーケティングジャーナル - J-STAGE”. J-STAGE (2025年11月30日). 2025年12月12日閲覧。
  19. ↑ “日本マーケティング学会”. カンファレンス2012レポート. 日本マーケティング学会 (2012年11月11日). 2025年12月13日閲覧。
  20. ↑ “カンファレンス2025 - 日本マーケティング学会”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  21. ↑ “三都市カンファレンス2025レポート - 日本マーケティング学会”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  22. ↑ “日本マーケティング学会カンファレンス・プロシーディングス”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  23. ↑ “日本マーケティング学会 - 日本マーケティング本大賞2025”. 日本マーケティング学会 (2025年10月12日). 2025年12月13日閲覧。
  24. ↑ “日本マーケティング学会 - 日本マーケティング本大賞2024”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  25. ↑ “日本マーケティング学会 - 日本マーケティング本大賞2023”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  26. ↑ “栗木契教授の著書が「日本マーケティング本大賞2025」を受賞しました”. 神戸大学大学院経営学研究科 (2025年10月14日). 2025年12月13日閲覧。
  27. ↑ “エフェクチュアル・シフト - 千倉書房”. 千倉書房. 2025年12月13日閲覧。
  28. ↑ “進化するブランド”. 碩学舎. 2025年12月13日閲覧。
  29. 1 2 “〖経営学部〗久保田進彦教授の著書が「日本マーケティング本 大賞2025」で「準大賞」を受賞”. 青山学院大学. 2025年12月13日閲覧。
  30. ↑ “『君は戦略を立てることができるか』 が「日本マーケティング本 大賞2025」準大賞受賞”. AdverTimes(宣伝会議) (2025年10月14日). 2025年12月13日閲覧。
  31. ↑ “阿部誠教授が『日本マーケティング学会』の『ベストオーラルペーパー賞』を受賞”. 中央大学ビジネススクール (2025年11月27日). 2025年12月13日閲覧。
  32. ↑ “商学部学生丸山実花さんと商学部加藤拓巳准教授が日本マーケティング学会カンファレンス2025にてベストオーラルペーパー賞を受賞”. 明治大学 (2025年11月26日). 2025年12月13日閲覧。
  33. ↑ “経営学部の山岡ゼミが日本マーケティング学会U24ベストポスター賞を2年連続複数受賞”. 名城大学 (2024年12月24日). 2025年12月13日閲覧。
  34. ↑ “商・奥瀬ゼミ U24ベストポスター賞受賞 「マーケティングカンファレンス2025」”. 専修大学 (2025年10月29日). 2025年12月13日閲覧。
  35. ↑ “カンファレンス2025 - 日本マーケティング学会”. 日本マーケティング学会. 2025年12月13日閲覧。
  36. ↑ “国際学部 専任講師の⻘⽊洋⾼先⽣が⽇本マーケティング学会トップダウンロード賞を受賞しました/教育・研究 東京あだち|文教大学”. 文教大学 (2025年2月27日). 2025年12月13日閲覧。
  37. ↑ “研究生の山田一人さんが「日本マーケティング学会 トップダウンロード賞」を受賞”. 法政大学 大学院 (2016年10月5日). 2025年12月13日閲覧。

関連項目

外部リンク