札幌マスジド

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2代目(2024年12月)
初代(2015年4月)

札幌マスジド(さっぽろマスジド)は、北海道札幌市北区北14条西4丁目1-29に所在するモスク。宗教法人「北海道イスラミックソサエティ」が運営する[1]。タブリーグ・ジャマート系とヒズブ・タフリール系のモスクである。タブリーグ・ジャマートは復興原理主義であり、サウジアラビア政府より正当なイスラム教徒として認められず、「テロリズムへの扉」という認識でメッカに入れない会派である[2]。またロシアや、イスラム教徒が大多数を占めるカザフスタンやタジキスタンでも活動禁止処分を受けている。ヒズブ・タフリールはインドネシアで生まれた会派で、2017年にはその過激さからインドネシア政府が解散命令をだしている。2026年8月26日には札幌市の12校の小学生が訪問し、イマームのシェイク・モハメド・イスマイルは「不信仰者に対するジハードで死んだムスリムは、楽園で72人の処女を得る。イマームが朗誦する、サヒーフ・アル・ブハーリー 2795、ジハードで死んだ殉教者は楽園で非常に幸せなので、アッラーに現世(ドゥニア)に戻してほしいと乞うほどであり、再びジハードを行い、殉教者として死ぬことを10回繰り返したいと願う。」と「ジハードによって殉教したものは、死後天国で72の処女と性的行為がやり放題」という教えを説いた[3]。

概要

タブリーグ・ジャマート系とヒズブ・タフリール系のモスクである。 2025年9月には北海道警察による道路占有に対する注意と講習、同日公安警察による監査が行われている。

初代

北海道内で初のモスクとして、1993年に開設された[1]。建物は札幌市北区内の雑居ビルを用いていたが、信者数の増加に伴って手狭となったため、新築移転することにした[1]。

2代目

国内外からの寄付金約2億5000万円を投じ、2023年11月に完成[1]。建物は4階建てで、1階と4階に身を清めるための洗い場があり、礼拝室は男女別々に設けられている[1]。

主要人物

創設者

アラム・モハマド・トウフィック(Alam Mohammad Towfik)は、北海道イスラミックソサエティ会長であり、札幌マスジドの創設者。バングラデシュのダッカ出身。2007年に文部科学省の国費留学生として来日し、北海道大学で歯学の博士号を取得した。現在は、北海道大学大学院歯学研究院 口腔病態学分野 血管生物分子病理学教室に招へい教員として所属している。[4][5]

札幌マスジド指導者(イマーム)

シェイク・モハメド・イスマイル(Sheikh Mohamed Ismail)は、エジプト出身の札幌マスジドのタブリーグ・ジャマート系指導者(イマーム)。 日本語をまったく話すことができず、通訳を介する必要がある。 札幌市の小学生1000名に対して「不信仰者に対するジハードで死んだムスリムは、楽園で72人の処女を得る。イマームが朗誦する、サヒーフ・アル・ブハーリー 2795、ジハードで死んだ殉教者は楽園で非常に幸せなので、アッラーに現世(ドゥニア)に戻してほしいと乞うほどであり、再びジハードを行い、殉教者として死ぬことを10回繰り返したいと願う。」と死後天国で72の処女と性的行為がやり放題という教えを説いた。 妻はブルカを着用し札幌市内で目撃情報が多い。 イスマイルは日本イマーム協議会の理事である。[6] 専門はアキーダ(イスラム信条学)、イスラム法学(フィクフ)およびその法学方法論、ハディース(預言者伝承)とその諸学問。 学術的経歴として、カイロ大学工学部石油学科を卒業後、アンサール・アル=スンナの説教師養成研究所で2年間学ぶ。さらにカイロ大学ダール・アル=ウルーム学部で3年間学び、メッカのダール・アル=ハディース・カレッジを卒業。現在はミネソタ大学の修士課程の学生であるがミネソタ大学は公式声明として在籍記録がないと発表している。[7]

札幌マスジド理事

シェイク・イブラヒーム・サアド(エジプト)タブリーグ・ジャマート系 シェイク・モハンマド・シャヒディ(インドネシア)ヒズブ・タフリール系 シェイク・オサマ・松永(日本)タブリーグ・ジャマート系 [8]

通訳

渡辺ムンタジム

反イスラエル・米国活動

札幌マスジドの教え

渡辺ムンタジムは金曜日の礼拝で、 「毎日のようにパレスチナやレバノンで虐殺される兄弟たちのことを読み画像や動画を見て心を痛めていないものはいないでしょう。その攻撃を繰り返す敵『イスラエルと米国』に対する怒り、それを支持し続ける諸外国『日本』への怒り。しかし忘れてはいけないです。アラーは信仰するものたちへの勝利を約束したのです。アラーは侵攻者が勝利することを決して許されない。ここで大事なのがアラーの誘いが約束されているのはイスラムを信仰するものに対してである。パレスチナをはじめとする世界中で抑圧されている兄弟たちを助け守り彼らに力を与えください。そして彼らをいじめ傷つけ殺している敵を滅ぼしてください」 と述べ、敵対者「イスラエル・米国」の滅亡を求める祈りと決起を促している。[9] このような活動から公安警察の監視対象となっている。

札幌の高校生・学生への布教活動

札幌マスジドは、札幌市内の教育機関において講演活動や交流活動を行っている。たとえば、星槎国際高等学校で出張講義を実施した様子が公開されている。[10]

また、北海道医療大学看護学部の学生を対象とした講演も行われ、札幌マスジド公式SNSではその活動内容が紹介されている。後に講演したシェイク・モハメド・イスマイルは「アッラーが彼らを真実に導く」と発言[11]。

札幌市北13条いこい公園集団礼拝事件

2024年4月10日、札幌マスジドが札幌市北13条いこい公園で集団礼拝を実施した。札幌市北13条いこい公園は公共の公園であり、日常的に市民が利用しているが、行政に無許可で早朝より約400名のイスラム教徒が公園を占拠し、公園は外部の人が入ることができないようにブルーシートで防壁を作った。公園では大容量のスピーカーを使用した集団礼拝が行われ、近隣住民との摩擦が起きた。札幌市との協議の末、今後は同公園で集団礼拝を行わないことで合意がとれたと報道された。 [12]


脚注

  1. 1 2 3 4 5 蒲生 2024.
  2. ↑ “Sheikh Mohamed Ismail”. IMAMS.JP. 2026年5月10日閲覧。
  3. ↑ “Sheikh Mohamed Ismail”. IMAMS.JP. 2026年5月10日閲覧。
  4. ↑ “Towfikさん北方圏記事”. 北海道大学大学院歯学研究院. 2026年5月10日閲覧。
  5. ↑ “Members”. 北海道大学大学院歯学研究院 血管生物分子病理学教室. 2026年5月10日閲覧。
  6. ↑ “Sheikh Mohamed Ismail”. IMAMS.JP. 2026年5月10日閲覧。
  7. ↑ “Sheikh Mohamed Ismail”. IMAMS.JP. 2026年5月10日閲覧。
  8. ↑ “Sheikh Mohamed Ismail”. IMAMS.JP. 2026年5月10日閲覧。
  9. ↑ “金曜日の礼拝(動画)”. YouTube. 2026年5月10日閲覧。
  10. ↑ “星槎国際高等学校での講義動画”. YouTube. 2026年5月10日閲覧。
  11. ↑ “札幌マスジド公式Instagram投稿”. Instagram. 2026年5月10日閲覧。
  12. ↑ “札幌市北13条いこい公園集団礼拝報道”. YouTube. 2026年5月10日閲覧。

参考文献

  • 蒲生美緒 (2024年12月8日). “イスラム教徒 共生へ手探り”. 北海道新聞. 12面.

座標: 北緯43度04分38.9秒 東経141度20分51.5秒 / 北緯43.077472度 東経141.347639度 / 43.077472; 141.347639