犬の十戒(いぬのじゅっかい、The Ten Commandments of Dog Ownership)は、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩で、日本では「犬の十戒」として知られているが、実際には原典があり、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元である。 ペットとして飼われることとなった犬と人間との望ましい関係を、犬が人間に語りかけるという形式で訴える内容である。
日本語に翻訳された文章には確定したものはなく、さまざまに翻訳された文章が書籍(ISBN 453725226X)やサイトに掲載されている。自分のペットの犬を紹介するサイトや、ペット商品を扱うショップのサイトでは、この詩を掲載したり、詩を紹介したサイトへのリンクを掲載したりするものが多い。
2005年、バンド「three tight b」が、この詩をモチーフにしたシングル「犬のお願い」をリリースしている。また、2008年3月に映画化もされた川口晴の著書『犬と私の10の約束』(文藝春秋、2007年7月)もまたこの詩を題材とした作品である。
なお、『文藝春秋』2007年12月号では「犬と私たちの10の約束」と題した特集が組まれ、田辺聖子、小池百合子、野村克也ら著名人10名がそれぞれの愛犬と交わした"約束"を紹介している。 これは『-十戒』と異なり、10組の犬と人間が交わしたそれぞれの約束の紹介である。
Jane Hallanderによる『鳥の十戒』(10 Commandments of Parrot Ownership)が原文であり、それが犬の十戒として翻案され、作者不明とされたまま流布してしまったとの説もあるが、犬の十戒とは10番目の詩が異なるなど、両者の関係は定かではない。
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