月岡芳年『風俗三十二相』より「すずしさう 明治五六年以来 芸妓の風俗」

絽(ろ)は綟り織(もじりおり)で織られる、薄く透き通った絹織物の一種。

江戸時代に夏の衣料に用いる生地として発展した織物で、紗の変形に当たる。

大きく分けて、生糸で作る生絽と半練り糸で作る練絽があり、糸の使い方や織り方などによって数多くの種類がある。

通気性が高いので、夏物の着物、帯、袋物などに使われる。

基本的な織り方は羅や紗と共通するが、絽は7・5・3本おきに横糸に2本の縦糸を交差させて織っていくもので、織り上がったものはそれぞれ七本絽・五本絽・三本絽と呼ぶ。

産地としては大聖寺・桐生・八王子などが有名。

関連項目

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