豊京
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豊京
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豊京(ほうけい)は、豊邑(ほうゆう)ともいい、中国の陝西省西安市長安区にある先周の都城遺跡。西周の墓なども含まれている。
概要
[編集]豊京は灃河の西岸に位置する。周の文王が豊京を造営して周原から遷都した。武王が灃河東岸の鎬京に遷都した[1]。
客省荘に14基以上の版築基壇が確認され、この付近に宮殿区が想定されている[2]。
また張家坡で1000基にのぼる西周時代の墓が発掘されている。なかでも周王の重臣の葬られた井叔一族の墓が注目される[1]。井叔一族の墓で最大の157号墓は、墓室と南北の墓道からなり、全体の長さは35.4mに達した。墓室中央の槨室には内外二重の棺が置かれていた。外棺には黒漆が、内棺には赤漆が塗られていた。被葬者は四十数歳の男性とみられる[3]。163号墓からは「井叔鐘」が、170号墓からは「井叔方彝」が、152号墓からは「井叔鼎」が出土している[4]。井叔鐘には「井叔采、朕の文祖穆公の大鐘を作る」からはじまる7行39字の銘文があった。井叔方彝には「井叔、旅彝を作る」の銘文があった[5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 黄石林、朱乃誠『中国文化史ライブラリー 中国考古の重要発見』高木智見訳、日本エディタースクール出版部、2003年。ISBN 4-88888-330-0。
- 飯島武次『中国考古学のてびき』同成社、2015年。ISBN 978-4-88621-706-6。