重複障害学級

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重複障害学級(ちょうふくしょうがいがっきゅう)は、日本の特別支援学校における学級の形態の一つである。

定義

特別支援学校において、障害を2つ以上併せ有する児童生徒で構成される学級[注 1]。“盲学校(視覚障害特別支援学校)に在籍していて知的障害がある児童生徒”、“知的障害養護学校(知的障害特別支援学校)に在籍していて運動機能に障害がある児童生徒”などが対象となる。

一学級当たりの児童生徒数は3人以下[1]。2以上の学年の児童生徒数の合計が3人以下の場合、例外的に複式編制を行うことが認められている。逆に、1学年4名以上いる場合も、下学年ないしは上学年の一部の児童生徒との複式学級編成を行い、学年分割して学級編成を行う(そのあおりで、3人ちょうどの人員であるはずの学年・学級も分断されることもある)。

<例>

  1. 1年:3名 3年:1名 5年:2名→重複1組(1年生)・重複2組(3・5年複式)
  2. 1年:2名 3年:2名 5年:2名→重複1組(1年生)・重複2組(3年生)・重複3組(5年生)
  3. 1年:3名 2年:3名 3年:4名 4年:4名 5年:2名 6年:4名→重複7組(1年生3名)・重複6組(2年生3名)・重複5組(3年生2名)・重複4組(3年生2名、4年生1名)・重複3組(4年生3名)・重複2組(5年生2名、6年生1名)・重複1組(6年生3名)
  4. 1年:4名 2年:3名 3年:3名 4年:4名 5年:4名 6年:2名→重複7組(1年生3名)・重複6組(1年生1名、2年生2名)・重複5組(2年生1名、3年生2名)・重複4組(3年生1名、4年生2名)・重複3組(4年生2名)・重複2組(5年生3名)・重複1組(5年生1名、6年生2名)

統計

学級数(2005年5月1日現在)[2]

学校種別幼稚部小学部中学部高等部合計
盲学校311458490350
聾学校4218110481408
知的障害養護学校32736175520456539
肢体不自由養護学校32146124413464739
病弱養護学校-259221218698
小計651413220360911976
計7954673408378012734

在籍者数(2005年5月1日現在)[2]

学校種別幼稚部小学部中学部高等部合計
盲学校79357183184803
聾学校94434222185935
知的障害養護学校1273784515552817433
肢体不自由養護学校759363271374212956
病弱養護学校-6165105611687
小計19139308296983132076
計1921472187011020033814

重複障害学級在籍率の推移(小・中学部)[2]

学校種別1980年度1985年度1990年度1995年度2000年度2001年度2002年度2003年度2004年度2005年度
盲学校26.630.935.441.943.343.842.344.546.4
聾学校12.712.715.717.917.417.917.918.419.4
知的養護学校34.134.037.237.636.734.934.934.334.3
肢体不自由養護学校53.959.971.475.074.974.474.875.375.4
病弱養護学校33.333.031.432.534.135.937.938.539.5
総計31.036.638.343.845.144.643.443.543.343.1

脚注

注釈

  1. ↑ 単一の障害を有する児童生徒で構成される学級は「一般学級」と呼ばれる。

出典

  1. ↑ 公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律 第3条3項
  2. 1 2 3 特別支援教育の現状等について 厚生労働省 2006.7 「第1回 福祉、教育等との連携による障害者の就労支援の推進に関する研究会」参考資料6

外部リンク