鎌倉観光文化検定

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鎌倉観光文化検定
略称 鎌検・鎌倉検定
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 ご当地検定[1]
試験形式 マークシート・1級は筆記あり[2]
認定団体 鎌倉商工会議所
後援 鎌倉市・鎌倉市教育委員会・(公社)鎌倉市観光協会・鎌倉市商店街連合会[2]
認定開始年月日 2007年6月17日[3][4]
等級・称号 1級 - 3級[2]・ものしり博士[5][6]
公式サイト https://www.kamakura-cci.or.jp/kamaken/
特記事項 検定の実施・運営は、鎌倉商工会議所が担当。
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鎌倉観光文化検定(かまくらかんこうぶんかけんてい、通称 鎌倉検定)は、鎌倉商工会議所が主催する、いわゆるご当地検定の一種である[6][1]。鎌倉の文化、歴史、史跡、神社、寺院、まつりと行事、暮らし、文学・文士、自然、観光等に関する内容計100問が出題される[7][4][2]。1級、2級、3級があり[2]、1級に5年連続で合格すると「鎌倉ものしり博士」に認定される[6][8]。

沿革

2004年に始まった京都検定が一万人近い受験者を集めると、各地でご当地検定の開催がブームとなり[9]、鎌倉でも市民が「鎌倉検定の実現を目指す会」を結成した[10]。2006年6月に横浜商工会議所が横浜市対象と神奈川県対象の2本立てで2007年から試験を始めると発表すると[11]、鎌倉商工会議所も設立60周年を記念し[12]、鎌倉を対象とした試験を2007年から始めると発表した[13]。2007年3月には『鎌倉観光文化検定公式テキストブック』も発売された[4][注 1]。

第一回は2007年6月17日に行われることになり[3][4]、1248人が受験、873人が合格した[12]。このころには各地でご当地検定が実施されるようになっており、100種類ほどの試験が乱立するなか[15][注 2]、鎌倉検定はシニア向けインターネットコミュニティサイト(シニアコミュニケーション社)による「受けてみたいご当地検定」の調査において、候補10項目の中に挙げられ、2位となっている[16]。

2014年には1級5回連続合格者にはじめての「鎌倉ものしり博士」が認定された[5][6]。2018年・第12回の受験者は685人で、全国「ご当地検定」受験者数ランキングでは7位になった[1]。2020年と2021年は新型コロナウィルス感染症の被害状況を踏まえ、試験の開催中止が発表されている[17][18]。

検定級

初回の3級合格者には合格通知書と合格証書、ロゴマーク入り合格章、カード型認定証が贈られた[12]。3級は公式テキストから9割以上出題され[7][2]、1級と2級は公式テキストを含む関連書籍2冊から9割以上が出題される[2][19]。

3級

  • 出題程度 - 鎌倉に関する基本知識レベル[2]
  • 試験方式 - マークシート方式による選択問題(4択)[2]
  • 受験資格 - 受験申込者全員[2]

2級

  • 出題程度 - 鎌倉に関するやや高度な知識レベル[2]
  • 試験方式 - マークシート方式による選択問題(4択)[2]
  • 受験資格 - 「鎌倉検定」3級合格者[2]

1級

  • 出題程度 - 鎌倉に関する広範な分野にわたる、正確な知識レベル[2]
  • 試験方式 - マークシート方式による選択問題(4択)、穴埋め・書き取りなどの記述方式の問題[2]
  • 受験資格 - 「鎌倉検定」2級合格者[2]
  • 備考 - 1級に5年連続で合格すると「鎌倉ものしり博士」に認定される[6][8]。

受験料

受験料は

  • 1級 - 7000円
  • 2級 - 6000円
  • 3級 - 5000円 

であるが、2025年度現在は3級のみ学生割引料金制度があり、高校生以下は2500円、大学生・短大生・専門学校生は3000円となる[2]。試験が開始された2007年の試験情報に学生割引は見当たらない[7][4]。

試験会場

鎌倉女子大学大船キャンパス[20][2]

歴代試験

データは公式ホームページに基づく[21]。

3級2級1級
試験日受験者数合格者数合格率受験者数合格者数合格率受験者数合格者数合格率総受験者数総合格者数
第1回 2007年6月17日1,248人873人70.0%1,248人873人
第2回 2008年6月22日737人456人61.9%501人253人50.5%1,238人709人
第3回 2009年7月5日511人347人67.9%346人267人77.2%192人20人10.4%1,049人634人
第4回 2010年7月25日503人260人51.7%253人103人40.7%272人36人13.2%1,028人399人
第5回 2011年7月24日421人385人91.4%229人170人74.2%214人30人14.0%864人585人
第6回 2012年11月25日433人355人82.0%213人118人55.4%217人33人15.2%863人506人
第7回 2013年11月24日387人292人75.5%234人131人56.0%187人20人10.7%808人443人
第8回 2014年11月23日343人264人77.0%212人103人48.6%188人11人5.9%743人378人
第9回 2015年11月29日325人289人88.9%201人145人72.1%182人34人18.7%708人468人
第10回 2016年11月27日336人255人75.9%213人121人56.8%189人23人12.2%738人399人
第11回 2017年11月26日352人291人82.7%206人136人66.0%182人16人8.8%740人443人
第12回 2018年11月25日312人280人89.7%186人130人69.9%187人45人24.1%685人455人
第13回 2019年11月24日241人142人58.9%181人100人55.2%181人21人11.6%603人263人
第16回 2022年11月27日525人426人81.1%139人81人58.3%156人24人15.4%820人531人
第17回 2023年11月26日350人231人66.0%258人203人78.7%124人38人30.6%732人472人
第18回 2024年11月24日358人258人72.1%182人117人64.3%179人16人8.9%719人391人
第19回 2025年11月30日311人227人73.0%178人105人59.0%185人7人[注 3]3.8%674人339人
第20回 2026年11月29日

関連文献

  • 『鎌倉観光文化検定公式テキストブック』[23][19]
    • 鎌倉商工会議所 監修、かまくら春秋社 編『鎌倉観光文化検定公式テキストブック 鎌倉検定』かまくら春秋社、2007年4月。ISBN 978-4-7740-0357-3。
    • 鎌倉商工会議所 監修、かまくら春秋社 編『鎌倉観光文化検定公式テキストブック 鎌倉検定 改訂版』かまくら春秋社、2008年3月。ISBN 978-4-7740-0386-3。
    • 鎌倉商工会議所 監修、かまくら春秋社 編『鎌倉観光文化検定公式テキストブック 新版』かまくら春秋社、2011年10月。ISBN 978-4-7740-0538-6。
    • 鎌倉商工会議所 監修、かまくら春秋社 編『鎌倉観光文化検定公式テキストブック 新版改訂』かまくら春秋社、2018年4月。ISBN 978-4-7740-0753-3。
  • 樋口州男、錦昭江 監修、かまくら春秋社 編『読んで分かる中世鎌倉年表』かまくら春秋社、2010年3月。ISBN 978-4-7740-0468-6[19]。

脚注

注釈

  1. ↑ 発売は2007年3月28日であるが[4]、発行は2007年4月[14]。
  2. ↑ 出典には「特定非営利活動法人(NPO法人)「地域検定振興協議会」によると、ご当地検定は現在約百種類ほどあり、ことしも「鎌倉検定」などが新たに始まったという。」とある[15]。
  3. ↑ このうち、検定初の1級100点満点が1人。この満点者を含め、5年連続1級合格者3人を「鎌倉ものしり博士」に認定した[22]。

出典

  1. 1 2 3 “京都検定は何番目?2018年度の全国「ご当地検定」受験者数ランキング”. MKメディア. (2019年10月5日) 2026年1月7日(UTC)閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 “検定実施概要”. 鎌倉検定. 鎌倉商工会議所. 2026年1月7日(UTC)閲覧。
  3. 1 2 「「いざ!鎌倉検定!」試験日は6月17日」『読売新聞』2007年3月28日、朝刊、神奈川、33面。
  4. 1 2 3 4 5 6 “もっと鎌倉好きに 6月17日(日) 第1回「鎌倉検定」実施へ”. タウンニュース. (2007年3月30日) 2007年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  5. 1 2 “鎌倉愛した「ものしり博士」 商議所、5月死去の男性に初認定”. 神奈川新聞. 2014年7月5日. 2020年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2020年4月29日閲覧.
  6. 1 2 3 4 5 “「鎌倉ものしり博士」の認定について”. 鎌倉商工会議所 (2014年5月2日). 2015年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
  7. 1 2 3 “受験料/受験資格/試験内容”. 鎌倉検定. 鎌倉商工会議所. 2007年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月7日(UTC)閲覧。
  8. 1 2 “鎌倉商議所 優良従業員らを表彰”. タウンニュース. (2025年12月19日) 2026年1月7日(UTC)閲覧。
  9. ↑ 山下悟「ご当地検定、各地で続々 京都が火付け役」『京都新聞』2005年10月29日、夕刊、1面。
  10. ↑ 大津理津子「団体PR 鎌倉検定市民の会」『鎌倉パートナーズ』第47号、鎌倉市市民活動センター、8頁。
  11. ↑ 「「かながわ検定」横浜と神奈川の2本立てで実施」『読売新聞』2006年6月27日、神奈川、35面。
  12. 1 2 3 吉野正浩「鎌倉検定 1248人が受験 873人が合格 満点は8人」『毎日新聞』2007年8月2日、神奈川、26面。
  13. ↑ 「鎌倉商工会議所 鎌倉ファン増大狙い、検定実施」『毎日新聞』2006年8月1日、神奈川、23面。
  14. ↑ ISBN 978-4-7740-0357-3。
  15. 1 2 「明暗 ご当地検定」『岩手日報』岩手日報社、2007年8月18日、24面
  16. ↑ 「スポニチ@ランキング 受けてみたいご当地検定」『スポーツニッポン』2007年8月1日、21面。
  17. ↑ 鎌倉商工会議所 (2020年5月16日). “【令和2年度鎌倉観光文化検定試験の中止について】”. 2020年5月17日閲覧。
  18. ↑ “【令和3年度鎌倉観光文化検定試験の中止について】”. 2021年5月6日閲覧。
  19. 1 2 3 “テキスト・対策講座”. 鎌倉検定. 鎌倉商工会議所. 2026年1月7日(UTC)閲覧。
  20. ↑ “鎌倉検定とは/試験会場/日程”. 鎌倉検定. 鎌倉商工会議所. 2007年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月7日(UTC)閲覧。
  21. ↑ “試験結果・過去問題”. 鎌倉検定. 鎌倉商工会議所. 2023年8月22日閲覧。
  22. ↑ “鎌倉検定 初の1級満点合格も 「ものしり博士」も3人誕生”. タウンニュース (2026年2月20日). 2026年10月18日閲覧。
  23. ↑ 𠮷川明子、石野明子 (2016年9月15日). “〈49〉鎌倉の端、40年の時を重ねた書店がブックカフェに再生”. book cafe. 朝日新聞社. 2026年1月7日(UTC)閲覧。

外部リンク