鼻瘤
| 鼻瘤 | |
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| ドメニコ・ギルランダイオ作 老人と孫 | |
| 概要 | |
| 診療科 | 皮膚科、耳鼻咽喉外科 |
| 症状 | 球状に肥大した鼻[1][2] |
| 発症時期 | 高齢男性[3] |
| 原因 | 不明[1] |
| 危険因子 | 酒さ[1] |
| 診断法 | 診察[3] |
| 鑑別 | 基底細胞癌、サルコイドーシス、リンパ腫、リーシュマニア症[3] |
| 合併症 | 基底細胞癌、社会的スティグマ[1] |
| 使用する医薬品 | メトロニダゾール、アゼライン酸、テトラサイクリン系抗生物質、イソトレチノイン[1] |
| 治療 | 薬剤、処置[1] |
| 頻度 | 0.1%[4] |
| 分類および外部参照情報 | |
鼻瘤(びりゅう、英: Rhinophyma)は、鼻が肥大して球状になる状態の疾患である[1][2]。症状は、皮膚が赤くなったり、血管が目立ったり、毛穴が目立つなどである[1]。心理的ストレスや鼻呼吸が困難になったりする可能性もある[3]。鼻以外にも、顎、耳、まぶた、額などの部位にも同様の症状がみられる場合がある[1]。
原因は不明である[1]。通常は酒さの合併症として発症するが、ニキビの後に発症することもある[3][1]。誤ってアルコール依存症と関連付けられてきた[2]。根本的な機序は、皮脂腺と結合組織の成長増加が関係している[3]。診断は診察に基づいて行われる[3]。
治療には、メトロニダゾールやアゼライン酸などのクリーム塗布薬、またはテトラサイクリン系抗生物質やイソトレチノインの経口投与薬が用いられる場合がある[1]。凍結療法、皮膚剥削術、レーザー療法など、いくつかの処置が用いられることがある[1]。これらの処置は少なくとも短期的な効果がある[3]。鼻瘤内で基底細胞癌が発症する場合がある[1]。
ある研究では、人口の約0.1%が罹患していることがわかった[4]。鼻瘤は50歳以上の白人男性に最も多くみられる疾患である[3]。アジア人やアフリカ人の罹患者はまれである[3]。この症状は1400年代から記述されている[3]。この症状を表す他の用語には、「whiskey nose」、「gin blossom」、「potato nose」などの呼び方をされることがある[3]。この症状は偏見と関連付けられることが多い[3]。
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 “Rhinophyma”. dermnetnz.org. DermNet NZ. 2021年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月10日閲覧。 Archived 26 May 2021 at the Wayback Machine.
- 1 2 3 “Diagnosis and treatment of rosacea”. J Am Board Fam Pract 15 (3): 214–7. (2002). PMID 12038728. オリジナルの2019-12-15時点におけるアーカイブ。 2021年5月21日閲覧。. Archived 2019-12-15 at the Wayback Machine.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 Dick, Mary K.; Patel, Bhupendra C. (2020), “Rhinophyma”, StatPearls (Treasure Island (FL): StatPearls Publishing), PMID 31335093, オリジナルの2021-05-20時点におけるアーカイブ。 2020年12月24日閲覧。 Archived 2021-05-20 at the Wayback Machine.
- 1 2 Rook's textbook of dermatology (Ninth ed.). Chichester, West Sussex: Wiley. (2016). p. 91-3. ISBN 9781118441176