足車

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足車
足車のイラスト
分類 投技
下位分類 足技
連続技 十字固
返し技 足払い
講道館 有
技名
英語 Leg wheel

足車(あしぐるま)は、柔道の投技の足技の一つ。講道館や国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号AGU。

概要

基本形は自分の右足首後ろを相手の右膝あたりにあてて支点にし、体を捻る様に(自分の体を開く様に)相手を回転させて投げる技。 上半身は払腰や内股のようにしっかり自分の方へ相手を引きつけ、下半身の刈り足は相手の脛か足首にあてる。

払腰との違いは、払腰は、相手を右または、左後腰に乗せて、相手の脚に足をあてて後ろに足を払う。

太腿から、腰の高さに足をあてると、大車になる。

地味な技が多い足技の中では、ダイナミックで派手な内股と同じく、豪快かつ派手な技である。

小川直也の得意技としてよく知られていて、全日本柔道選手権大会決勝戦では、1990年(平成2年)に古賀稔彦、1993年(平成5年)に金野潤に対してこの技で一本を決めている。

変化

自分の右足甲を相手の右膝頭あたりにあてて支点にし、両手で相手を浮かして崩し、左に体を捻って相手を回転させて投げる足車、膝車に類似の技もある[1][2]。醍醐敏郎によると1994年現在、この技は膝車か足車か見解が統一されていない。醍醐は講道館技研究部は早い段階で結論を出さなければならないだろう、としている。清水正一は1959年に、工藤一三は1965年の自著で足車の応用技としている。柔道家の高木喜代市の得意技[2]。高木は相手の右大外刈に対し、軽く左足を一歩下がり、前傾の相手に掛けるのが得意だった。清水も腿車なのか、足車なのか、話題になっていたとしている[3]。工藤は、右足の外側を当て、永岡秀一の工夫技だとしている[4]。

出典

  1. ↑ 醍醐敏郎「講道館柔道・投技~分類と名称~(第24回)1、膝車<足技>」『柔道』第63巻第10号、講道館、1992年10月1日、52頁。
  2. 1 2 醍醐敏郎「講道館柔道・投技~分類と名称~(第39回)16、足車<足技>」『柔道』第65巻第7号、講道館、1994年7月1日、50-51頁。
  3. ↑ 清水正一「技の解説 20 足車」『柔道』第30巻第6号、講道館、1959年6月1日、46頁。
  4. ↑ 工藤一三「ひざ車」『柔道読本』(第1刷)読売新聞社、1965年1月10日、76頁。

外部リンク