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JIS漢字コード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2000JISから転送)

JIS漢字コード(ジスかんじコード)は、日本産業規格(JIS)に収録されている、漢字などの文字コードである。「漢字コード」という名称ではあるが、漢字に限定した文脈でなければ、非漢字、すなわち漢字以外のマルチバイト文字(いわゆる全角文字)をも含むことが多い。

通常はベンダー(発売元)制定の漢字コードや中国・台湾で制定された漢字コードに対してJISとして制定された漢字コードを指すときに用いられる。文脈によっては広義のJIS漢字コードには含まれるが、JIS X 0208:1997において初めて正式に規格に取り入れられた「Shift_JISコード」に対する「JISコード」を指すこともある。

規格

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日本産業規格において定められた漢字コードとしては、

  • JIS X 0208 - 非漢字、第1・第2水準漢字
  • JIS X 0212 - 非漢字 (0208と重ならず)、補助漢字(0208と重ならず)
  • JIS X 0213 - 非漢字(0208を包含)、第1・第2水準漢字(0208と同じ)、第3・第4水準漢字
  • JIS X 0221 - 国際符号化文字集合(Unicode、0208・0212・0213の文字を全て含む)

がある。ただしこのうちJIS X 0221は、国際規格であるISO/IEC 10646 (Unicode) の翻訳にすぎないため、JIS漢字からは除外される。

それ以外は、制定(または改正)された年によって次のような通称で呼ばれることもある。

  • 78JISまたはJIS78:1978年に制定されたJIS C 6226:1978
  • 83JISまたはJIS83:1983年に制定されたJIS C 6226:1983(1987年3月1日にJISに分類記号「X」の情報部門が新設されたため、それ以後はJIS X 0208:1983)
  • 90JISまたはJIS90:1990年に制定されたJIS X 0208:1990(同時に制定された補助漢字の規格であるJIS X 0212:1990を含める場合もある)
  • 97JISまたはJIS97:1997年に制定されたJIS X 0208:1997
  • 2000JISまたはJIS2000:2000年に制定されたJIS X 0213:2000
  • 2004JISまたはJIS2004:2004年に制定されたJIS X 0213:2004

JIS X 0208及びJIS X 0213の各年版ごとの収録文字数はそれぞれ以下の通りである。

制定年第1水準漢字第2水準漢字第3水準漢字第4水準漢字非漢字合計
1978年2,965字3,384字--453字6,802字
1983年3,388字524字6,877字
1990年3,390字6,879字
1997年
2000年1,249字2,436字1,183字11,223字
2004年1,259字11,233字

異同について

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制定年の違いにより同じ形状の文字が他のコード番号に割り振られるケースがあったが、検証によると158例の異同はJIS漢字案でのミスを訂正した結果の異同が22例、異体字を再配列したための異同が65例、印刷におけるフォントの差が51例、誤植など新たなミスを犯してしまったと思われる異同が18例、その他の異同が6例となっている[1]。

関連項目

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出典

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  1. ↑ 安岡孝一. “JIS漢字案(1976)とJIS C 6226-1978の異同”. 2021年2月15日閲覧。

外部リンク

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  • 『改定常用漢字表に対するJIS漢字コード規格の対応状況について(PDF形式:41KB)』(PDF)(プレスリリース)経済産業省、2010年11月30日。オリジナルの2014年5月13日時点におけるアーカイブ。https://warp.ndl.go.jp/web/20140513201913/http://www.meti.go.jp/press/20101130001/20101130001-1.pdf。2026年3月25日閲覧。 
  • 小林龍生「情報交換用符号化文字集合と人名用漢字使用の実情」『情報管理』第55巻第3号、科学技術振興機構、東京、2012年6月1日、147-156頁、CRID 1390282680484759040、doi:10.1241/johokanri.55.147、ISSN 1347-1597、2026年3月25日閲覧。 
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