A album

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『A album』
KinKi Kids の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ジャニーズ・エンタテイメント → ELOV-Label[1]
プロデュース 藤島ジュリー景子
山下達郎 (#2)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン)
  • 1997年度年間20位(オリコン)
ゴールドディスク
KinKi Kids アルバム 年表
A album
(1997年)
B album
(1998年)
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『A album』(エー・アルバム)は、KinKi Kidsのデビューアルバム。1997年7月21日発売。発売元はジャニーズ・エンタテイメント。

概要

デビューシングル『硝子の少年』との同時発売であるが[3]、本作に未収録であり次作の『B album』に収録されている。

これまでCDデビューには至っていなかったが、ジャニーズJr.時代にライブなどで披露されたオリジナル、カバー楽曲や、テレビ番組のタイアップがついた楽曲が本作に収録された。本作はCDデビュー前から完成していた楽曲を中心に収録し、シングル曲なしのアルバムになっている。

このアルバムの発売前に発売された映像作品『KinKi Kids'97 LAWSON PRESENTS』には、本アルバムに収録されているいくつかの楽曲が、CDデビュー前にライブで披露された際の映像が収録されている。

まだKinKi Kidsがジャニーズ事務所の自社レーベル『ジャニーズ・エンタテイメント』に所属する前、つまりCDデビューする前の楽曲が多数収録されているため、本作収録曲は楽曲によって版権の持ち会社が異なっている。作品化によって版権は全てジャニーズに渡ったため、他のレコード会社に権利がある楽曲も、ジャニーズ出版(JOHNNY COMPANY)との併記になっている。カバー曲である『たよりにしてまっせ』のみ、原曲の権利がある作詞・曲者の表記のみになっている。

チャート成績

初回プレスは本作とシングルの「硝子の少年」がセットになった仕様で発売された。本作の初回盤は卓上カレンダー付きであり、このセット販売の発案者は小杉理宇造である。初回プレス数は100万枚製作され完売している。

シングルとアルバムが同時発売となったのは、KinKi Kidsをデビューさせるために、ジャニー喜多川の意向を汲んだ上でのもの。山下達郎は後日談として、「ジャニーさんは、かわいいやつはデビューさせたくないんです」とし、「キンキも『Kissからはじまるミステリー』でデビューのはずだったが、ジャニーさんがイヤだと言った。デビューさせたくないと。で、次に『硝子の少年』を書いて、それもイヤだと言って。(ジャニーは)アルバムでデビューさせたいと言うので、しょうがないのでアルバムとシングルを同一パッケージ仕様にし」たとのこと[4]。

シングル、アルバムともにミリオンセラーを達成し、オリコン集計で史上2組目(DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」と『DEEN』以来)となるデビューシングル・アルバムどちらもミリオンセラー達成という記録を打ち立てる。ジャニーズ事務所所属歌手のオリジナルアルバムでは、2010年に嵐が「僕の見ている風景」を発売するまでは最も高く売り上げていた。

収録曲

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「Rocks」相田毅谷本新棚橋信仁 / コーラスアレンジ: 松下誠
2.「Kissからはじまるミステリー」松本隆山下達郎山下達郎
3.「Tell me」相田毅羽場仁志岩田雅之
4.「僕は思う」(歌: 堂本光一)相田毅谷本新船山基紀
5.「せつない恋に気づいて」MIZUE&HIDE寺田一郎岩田雅之
6.「DISTANCE」山本英美MARK DAVISCHOKKAKU / コーラスアレンジ: 岩田雅之
7.「ひとりじゃない」(歌: 堂本剛)森浩美MARK DAVIS船山基紀
8.「あの娘はSo Fine」相田毅谷本新CHOKKAKU / コーラスアレンジ: 西司
9.「FRIENDS」森浩美羽場仁志船山基紀
10.「たよりにしてまっせ」(笠置シヅ子のカバー曲)吉田みなを、村雨まさを服部良一岩田雅之
合計時間:

楽曲解説

  1. Rocks
    本作のために書き下ろされた新曲。デビュー直前に堂本剛がテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、ソロで披露した。
    後に自身の2014年のアルバム『M album』にもセルフカバー・バージョンとして収録されている。
  2. Kissからはじまるミステリー
    堂本剛主演の日本テレビ系土曜グランド劇場『金田一少年の事件簿 第2シーズン』主題歌。
    デビューシングル曲「硝子の少年」と同じく、作詞を松本、作編曲は山下が担当した作品。タイアップドラマ放送時からボーカルテイク・アレンジ含め再録されている。
    元々は『ジェットコースター・ロマンス』と同様に、デビュー曲として制作されたが、ジャニー喜多川に却下されており、その後製作された『硝子の少年』でデビューすることとなった[5]。
    後に自身の2007年のベスト・アルバム『39』にも収録されており、発売時のファン投票で36位にランクインした。
    後に「硝子の少年」と同様に山下達郎によるデモバージョンが公開されているが、商品化されていない。山下の2005年のアルバム『SONORITE』には詩・曲とも新たに制作し直したセルフカバーバージョンが収められている。
  3. Tell me
    本作のために書き下ろされた新曲。
  4. 僕は思う - 堂本光一
    堂本光一主演の日本テレビ系土曜グランド劇場『銀狼怪奇ファイル』エンディングテーマ。
    タイアップドラマの放送から約2年越しでのCD化となった。ボーカルテイクは改めてレコーディングされている。
  5. せつない恋に気づいて
    CDデビュー前からテレビやコンサートで披露されていた曲。披露当初はポップな楽曲であったが、後にピアノ伴奏によるバラードに大幅にアレンジ変更された。
    後に自身の2007年のベスト・アルバム『39』にも収録されており、発売時のファン投票で33位にランクインした。また、2014年のアルバム『M album』にもセルフカバー・バージョンとして収録されている。
  6. DISTANCE
    堂本光一主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『艶姿!ナニワの光三郎七変化』主題歌。
    CDデビュー前からテレビやコンサートで頻繁に披露されていた曲。
  7. ひとりじゃない - 堂本剛
    堂本剛主演の日本テレビ系土曜グランド劇場『金田一少年の事件簿 第1シーズン』主題歌。
    剛ソロ曲として、先にタイアップドラマでのオンエアから約2年越しでのCD化である。ボーカルテイクは改めてレコーディングされているが、DVD(もしくはVHS)『金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件』に1995年当時の音源がSPECIAL PRESENTSとしてフルコーラスで収録されている。
    原作漫画『金田一少年の事件簿』の「人喰い研究所(ラボ)殺人事件」では、主人公の金田一一が同曲をカラオケで歌うシーンが収められている。
  8. あの娘はSo Fine
    本作のために書き下ろされた新曲。
  9. FRIENDS
    堂本剛・堂本光一主演のTBS系ドラマ『若葉のころ』主題歌。
    1996年時点で歌詞がすべて完成しており、テレビやコンサートでは2番のサビも披露された。
    自身の2007年のベスト・アルバム『39』発売時のファン投票で18位にランクインした。
  10. たよりにしてまっせ
    カバー曲。1956年の笠置シヅ子の楽曲を、テンポ良くヒップホップ調にアレンジしたものである。1993年から歌われ続けており、CDデビュー前に出演したテレビ番組やコンサートで最も歌われていた曲だった。当初本人達は「他の曲とアレンジが違い、アルバム全体のバランスが崩れる」という理由で収録するのをためらったが、「今まで応援してくれたファンが、1番思い入れのある曲だし、その感謝の意味もこめて」ということで、収録されることとなった。ボーカルテイクは改めてレコーディングされている。

出版者 1,3,5,6,8:ブライト・ノート・ミュージック、2:日本テレビ音楽株式会社、4,7:日本テレビ音楽出版&ブライト・ノート・ミュージック、9:日音、10:吉田みなを、村雨まさを&服部良一

参加ミュージシャン

不明(クレジット表記無し、シングル曲は、各曲を参照のこと)

映像作品

脚注

  1. ↑ “A album”. タワーレコード. 2024年12月1日閲覧。
  2. ↑ 日本レコード協会 認定作品 1997年10月度認定作品の閲覧。 2018年1月28日閲覧
  3. ↑ KinKi Kids プロフィール オリコン 2016年2月28日閲覧
  4. ↑ 山下達郎「ジャニーさんはかわいいやつはデビューさせたくないんです」硝子の少年秘話語る 日刊スポーツ 2023年2月18日付 2023年2月18日閲覧
  5. ↑ “『関ジャム』山下達郎が語る自戒、多くのミュージシャンたちに突き刺さる“一問百答””. exiteニュース. モデルプレス (2021年6月27日). 2022年7月2日閲覧。

外部リンク