| AIFV | |
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ヨルダン軍のYPR-765A1 PRI, 2014年。 | |
| 種類 | 歩兵戦闘車、他 |
| 原開発国 |
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| 運用史 | |
| 配備先 | オランダ、ベルギー、他 |
| 諸元 | |
| 重量 | 13.6 t |
| 全長 | 5.26 m |
| 全幅 | 2.82 m |
| 全高 | 2.62 m |
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| 装甲 | アルミ合金製車体+複合装甲プレート |
| 主兵装 | エリコンKBA-B02 25mm機関砲 |
AIFV (Armored Infantry Fighting Vehicle) は、1960年代にM113装甲兵員輸送車をベースに開発された装軌式歩兵戦闘車である。
AIFVの開発はアメリカ合衆国のFMCコーポレーションで行われたが、アメリカ陸軍はより大型で強力なM2ブラッドレー歩兵戦闘車を採用し、本車は採用されなかった。しかしながらM113との部品の互換性やコストの安さを理由に、いくつかの輸出先で現在も運用されている。
1967年、FMCコーポレーションはアメリカ陸軍の出資を元に、XM765歩兵戦闘車の2両の試作車を完成させた。XM765はFMCがアメリカ陸軍の歩兵戦闘車開発プログラムであるMICV-65計画に参入するためM113をベースに開発したXM734歩兵戦闘車の設計を更に発展させたもので、密閉式の銃塔を装備し、車体側面上部の傾斜部には銃眼を備える事で乗車戦闘の可能な歩兵戦闘車として設計されていた。ただ、アメリカ陸軍はXM765の性能には満足せず、車体を大型化したXM723歩兵戦闘車を経て、最終的にM2ブラッドレー歩兵戦闘車を採用する事となった[1]。
FMCコーポレーションは自社のプライベートベンチャーとしてXM765の発展型の開発を続け、1970年にPI M113A1を発表した。この車両は車体前方に運転手とエンジン区画があり、その後ろの車体中央部に兵装部(銃塔あるいは砲塔部)があり、車長(指揮官)はその更に後方に位置する、というレイアウトであったが、このレイアウトには指揮官の前方視界が著しく悪いという問題があった。
FMC社はさらに再設計を行い、車体前方左舷に運転手、右舷にエンジン区画があり、運転手の後方に指揮官が位置し、指揮官の右側(つまり車体中央のやや右寄り)に砲塔部が位置する、というレイアウトの車両を開発し、これがAIFVの原型となった。
アメリカ軍は依然としてこの車両に興味を示さなかったが、AIFVがシンプルな構造でありブラッドレーに比べ軽量で安価である事を主な理由として、幾つかの国の軍や政府はこの車両に興味を持っていた。
何度かのデモンストレーションや試験用車両の提供などを経て、1975年にオランダ政府は880両のAIFVの導入を決定した。AIFVはオランダ軍ではYPR-765の形式が与えられた。オランダは最終的に2,079両を発注し、この内815両はオランダ国内でライセンス生産を行う契約となった。この後、オランダ軍のYPR-765にはYPR-2000と呼ばれる近代化改修プログラムが実施され、改修を受けた車両はYPR-765A1と呼ばれるようになった。YPR-765A1は増加装甲を装着した状態でアフガニスタンにも派遣されている。
フィリピン軍は1979年に45両のAIFVを取得した。フィリピン軍は本車の基本型である25mm機関砲装備型をAIFV-25と呼称した。
ベルギーは1979年に514両の導入契約(途中よりライセンス生産)を行い、1982年から受領を開始した。ベルギー向けのAIFVはAIFV-Bと呼ばれている。
トルコ軍は英国製ウォーリア装甲戦闘車等との比較試験の結果、1989年にAIFVの導入を決めた。計1,698両の導入契約が結ばれ、最初の285両はベルギーで生産され、残りの車両はトルコ国内で生産される事となった。最初の200両が納品された後、トルコ向けAIFVの納入仕様が変更され、エンジン出力強化や変速機の換装などが実施された。トルコで性能向上してライセンス生産されたAIFVはACV-15あるいはACV-300の名称でトルコ軍以外にも輸出されている。
初期のオランダ仕様YPR-765相当の車両と、トルコで改修されたACV-15/ACV-300相当の車種の両方を運用している
アラブ首長国連邦の運用車種は全てトルコ製ACV-300ないしACV-350相当の車種である。

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